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風魔法が使える2人が闘う学園!

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「直接言ってくれれば!私だって直せる所は直すのに!」
「だからさ、そう言うんじゃないの。ムカつからやっただけ。もっと言えば暇潰しなの。」
「酷いよ!」
そう叫びながら小澄を壁に吹っ飛ばした。
「がっ!?…っにすんだよ!」
内蔵を少し傷付けたのか、口からは血が出てた。だからと言って小澄が何もしない訳もなく、足と腕に風をまとわせ一瞬で唯軌の間合いに入り腹を殴った。
「うっ……。」
鳩尾を狙ったものの咄嗟に体を動かして鳩尾は回避した。しかし防御体勢は整っていなかったゆえダメージは大きかった。
回りは1位と2位の喧嘩を止められるはずもなく、急いで逃げる事だけを最優先に動いていた。
「暇潰しの為だけに私達の店を潰そうとしたなんて許せない!殺るんだったら正々堂々とくれば良いじゃん!」
「何度もいってんだろ!?これと言って恨みはねえんだよ!しつこいんだよ!」
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