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蘭と藺の話が始まる学園!
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始まりは些細な事だった。
『世界征服って面白そうね。』
藺が突然蘭にそう呟いた。
「あんた相変わらずぶっ飛んでる。そんなの出来っこないでしょ。」
「出来るのよ。実は施設からお誘いが来ていてね。そこなら叶っちゃうのよね。まあ夢では無かったのだけれど、面白そうじゃない?」
蘭なりに軽く止めていたのだが藺が聞くはずもなくそこから姉妹喧嘩が始まっていった。
「そんなことしても得なんて無いじゃない。それどころか失敗したら私にだって被害が来るのよ?面倒事はごめんよ。」
「あら。私が失敗するとでも?」
「思ってるから言ってるの。第一この歳で世界征服とか言ってるとか馬鹿らしい。」
「それは弱い人間の気持ちでしょ?私には解らないわ。歳を考えるのはただの人間。私は普通の人間とは違うのよ。」
「だったら、私が力ずくであんたを止めてあげる。そしてあんたより私の方が強いと証明してあげる。」
「あら、妹のくせに、姉に勝てるとでも思っているのかしら?本当、身の程知らずね。良いわ、相手してあげる。かかってきなさい?」
『世界征服って面白そうね。』
藺が突然蘭にそう呟いた。
「あんた相変わらずぶっ飛んでる。そんなの出来っこないでしょ。」
「出来るのよ。実は施設からお誘いが来ていてね。そこなら叶っちゃうのよね。まあ夢では無かったのだけれど、面白そうじゃない?」
蘭なりに軽く止めていたのだが藺が聞くはずもなくそこから姉妹喧嘩が始まっていった。
「そんなことしても得なんて無いじゃない。それどころか失敗したら私にだって被害が来るのよ?面倒事はごめんよ。」
「あら。私が失敗するとでも?」
「思ってるから言ってるの。第一この歳で世界征服とか言ってるとか馬鹿らしい。」
「それは弱い人間の気持ちでしょ?私には解らないわ。歳を考えるのはただの人間。私は普通の人間とは違うのよ。」
「だったら、私が力ずくであんたを止めてあげる。そしてあんたより私の方が強いと証明してあげる。」
「あら、妹のくせに、姉に勝てるとでも思っているのかしら?本当、身の程知らずね。良いわ、相手してあげる。かかってきなさい?」
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