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第2章 決戦“目無しの魔獣”
第24話 すごいモフモフなオオカミ①
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〈ナマコ神様、この魔獣の大群の解析はできてるか?〉
『もうできてるよ~。えっとね、大半はEからDランクの魔物だね。強さ自体は目の周りの黒煙で変わったりしないみたいだからはっきり言えば君達の敵じゃないね』
〈”大半は“って事は、Cより上のランクの魔獣もいるって事だよな?〉
『そうだね。私の感知に引っかかっただけで10体はいるよ』
よし、これで俺が倒すべき標的は決まった。あとの問題はどこにいるかも分からないソイツを探すのに周りの雑魚を殺し続けなければいけないという事だな。
「やってやるぜウォォォォォ!!!!!!!!」
先ずちょこっと力を入れて横に薙ぎ払ってみた。大体10体吹き飛んだ。
体力温存の為にもまだ剣技は使えない......地道にやっていくか。
俺は片っ端から刀を振り回して切り刻む作戦で無限と思える程湧いてくる魔獣を蹴散らすのだった。
――――
大体一時間が経過した頃、ギルドマスターから通信が入った。
―マツル君、君の今いる位置から右側に進んでくれ。高い魔力反応がある......近くにホノラ君もいるから、二人で対応に当たるように―
ようやく見つけたぞ強い魔獣! やったるでホンマァ!
「――ホノラ! いるなら返事してくれ!」
「アハハハハッ!! どうしたのどうしたのォ!? 雑魚が徒党組んだ位で私に勝てると思ってるなら大間違いよ!!!!」
あ、ダメだ、全然聞こえてない。
だってもうアレだもん。目が完全にイッちゃってるもん。猟奇殺人鬼みたいな笑い方しながら魔獣を一気に吹き飛ばしてるもん。
どうやったら俺の声が届くんだ......? 恐らく俺が体を張って制止したら俺ごと殺し始めかねない......
戦闘狂のホノラが喜ぶような事......あ、そうだ。丁度良いのがあるじゃん!
「ホノラー!! あっちにめっちゃ強い魔物がいるってよ! 行こうぜ!」
「ホント!? 早く行きましょ!」
よし! 成功だ!
俺はホノラと共にギルドマスターの言う位置へと向かう。
そこには、他の魔獣より何倍もでかい化け物がいた。
『もうできてるよ~。えっとね、大半はEからDランクの魔物だね。強さ自体は目の周りの黒煙で変わったりしないみたいだからはっきり言えば君達の敵じゃないね』
〈”大半は“って事は、Cより上のランクの魔獣もいるって事だよな?〉
『そうだね。私の感知に引っかかっただけで10体はいるよ』
よし、これで俺が倒すべき標的は決まった。あとの問題はどこにいるかも分からないソイツを探すのに周りの雑魚を殺し続けなければいけないという事だな。
「やってやるぜウォォォォォ!!!!!!!!」
先ずちょこっと力を入れて横に薙ぎ払ってみた。大体10体吹き飛んだ。
体力温存の為にもまだ剣技は使えない......地道にやっていくか。
俺は片っ端から刀を振り回して切り刻む作戦で無限と思える程湧いてくる魔獣を蹴散らすのだった。
――――
大体一時間が経過した頃、ギルドマスターから通信が入った。
―マツル君、君の今いる位置から右側に進んでくれ。高い魔力反応がある......近くにホノラ君もいるから、二人で対応に当たるように―
ようやく見つけたぞ強い魔獣! やったるでホンマァ!
「――ホノラ! いるなら返事してくれ!」
「アハハハハッ!! どうしたのどうしたのォ!? 雑魚が徒党組んだ位で私に勝てると思ってるなら大間違いよ!!!!」
あ、ダメだ、全然聞こえてない。
だってもうアレだもん。目が完全にイッちゃってるもん。猟奇殺人鬼みたいな笑い方しながら魔獣を一気に吹き飛ばしてるもん。
どうやったら俺の声が届くんだ......? 恐らく俺が体を張って制止したら俺ごと殺し始めかねない......
戦闘狂のホノラが喜ぶような事......あ、そうだ。丁度良いのがあるじゃん!
「ホノラー!! あっちにめっちゃ強い魔物がいるってよ! 行こうぜ!」
「ホント!? 早く行きましょ!」
よし! 成功だ!
俺はホノラと共にギルドマスターの言う位置へと向かう。
そこには、他の魔獣より何倍もでかい化け物がいた。
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