65 / 164
第62話 アインソフセイバー
しおりを挟む
『ただいまー。お待たせ、おっさん君』
五分ほどして、アルカディアは戻ってきた。
一体何処で何をしてきたんだろう、こいつは。
『はぁ、似たようなのがたくさんあるから迷っちゃったわよ。まあ雑然としてたお陰で、これを持ってきたことには気付かれずに済みそうだけど』
『……おまっ、それ……』
ソルレオンが絶句する。
彼は彼にしては珍しく慌てた様子で、声を張り上げて、言った。
『お前、本殿の神器保管庫から持ち出したのか!? それは神界の宝だぞ! 大主神様に知られたら……』
『大丈夫よ、ちょっと借りるだけだもの。あれだけ中がごちゃごちゃしてたら少しの間持ち出したことくらいバレやしないわよ』
何やらアルカディアがとんでもないことをやらかしたらしいことはソルレオンの様子から何となく分かるが、何なのだろう。
アルカディアはソルレオンの言葉をさらりと受け流すと、俺に言った。
『それじゃあ、おっさん君。今から、貴方にいいものを貸してあげるわ。有難く受け取りなさい』
彼女の言葉が終わると同時に、俺の膝の上に白い光が現れて収束していく。
それは瞬く間に形を形成していき、剣の柄のようなものになった。
色は、ちょっとメタリックっぽい輝きを持った淡い水色。鍔はなく、手で持つ部分には細かい文字のような彫刻がびっしりと施されている。先端部分は平たく、そこだけが透明な水晶のような石でできている。そういうものだ。
世界的に有名な超大作SF映画に登場する、精神力を光の刃に変える剣。見た目はあれに似ている感じがする。鍔が付いていない形とか、メタリックな色合いとかはまさにそのまんまって感じだ。
持ち上げてみると、結構軽かった。ひょっとしてこれは金属じゃないのかな。
『それは、アインソフセイバー。柄に込めた魔法の力を刃として具現化する剣よ』
アインソフ……ファルティノン王国のアインソフ魔道目録殿にも同じアインソフの名前が付いていたが、何か関係はあるのだろうか。
まあ、名前のことはいいか。肝心なのは性能の方である。
魔法の力を刃にする剣、と言っていたが、要は魔法剣技と同じようなものなのか?
神界の宝、って割には案外普通の品のように思えるが……
『馬鹿ね、魔法剣技なんかとは比べ物にならないわよ。魔法剣技っていうのは剣術の形をしてはいるけど魔法と同じでね、一度何かに命中したらそこで効果が消えるのよ。それにあれは基本的に精霊魔法に属する一部の魔法しか武器に乗せることができないって欠点がある。人間が発動させるには普通の魔法と同じように相応の対価が必要になるし、御世辞にも使い勝手がいいとは言えない力よね』
確かに、バルムンクは魔法剣技を発動させる時に自分の手を切って血を剣に塗っていたな。
あれをいちいちやらなければ発動できないというのは、確かにちょっと手間がかかると思う。
『その点、アインソフセイバーは一度魔法の力を柄に込めたら効果がずっと持続するわ。何かを斬っても刃が消えることはないし、刃の具現化には基本的に大気中の魔素を利用しているから、使い手に魔力がなくても威力に差が出ない。更に込められる魔法の種類にも制限がないから、込める魔法次第で色々な使い方ができる。例えばちょっと強力な浄化魔法を込めてあげれば、死霊に対して無敵の効果を持った最強武器が作れちゃうってわけ。どう、ここまで説明すれば、それが如何に凄いものかってことが分かるでしょ?』
成程……こいつに強力な浄化魔法を込めてやれば、対アンデッド用の特攻武器が出来上がるというわけか。
それをリュウガに持たせれば、アンデッドとまともに戦える戦力が一人増えることになる。
これは、かなり有難い。あのアンデッドたちに浄化魔法が効果あるかどうかはまだ分からないが、対抗できる手段はひとつでも多く用意しておくに越したことはないからな。
でも……これ、神界の宝なんだろ? そんなものを人間の俺が受け取ったりしたら、俺が天罰を食らうんじゃ……
『……お前は多分大丈夫だ。お前は単にアルカディアからそいつを渡されたってだけだからな。アルカディアはバレたらどうなるかは分からんが』
もう、怒る気力も慌てる元気もないのだろう。微妙に脱力した様子で呟くソルレオン。
『……いいか、オレは何も見てない。聞いてない。お前が神器保管庫に無断で入ってあれを持ち出したのはお前が独断でやったことだからな。もしも大主神様に事がバレてもオレはそう言うぞ。分かったな、アルカディア』
『大丈夫よ、あげたわけじゃないんだから。ちょっと借りただけなんだから。……いいこと、おっさん君。それは貸しただけであげたわけじゃないからそこは勘違いしないでね。召喚士の子をちゃんと助けたら、それはきちんと返すのよ? 分かったわね』
神が盗みとか……本当に何をやらかしてるんだ、この女神は。
まあ、今回は俺もそれに一枚噛ませてもらってるわけだから、これ以上は突っ込まないでおこう。
アルカディアも、こうして俺にフォルテ救出のための力を貸してくれているんだから。
『後、それと。此処からが大事よ、おっさん君』
何だよ、まだ何かあるのか?
『わざわざ大主神様に罰せられるかもしれないリスクを冒してまで貴方に神の秘宝とも言えるそれを貸してあげたんだから、その見返りとして次のビール献上の時には倍の量のビールを要求するわ。神の協力がタダで得られると思ったらそれは大きな間違いなのよ。いいわね?』
………………
……俺のために上司に罰せられる危険を背負ってまで力を貸してくれるなんていい奴だなとちらっとでも思った俺が馬鹿だったかもしれない。
この女神は通常運転だ。こいつはビールのためなら本当に何でもやるんだ、間違いない。
まあ……仕方ない。これもフォルテを助けるためだ。そのためだったら、多少のことは目を瞑ってやる。
俺はアルカディアの要求を呑んで、次回のビール献上の時にはビールを二箱献上してやることを約束した。ソルレオンにも一応相談に乗ってくれた礼ということで、同じように倍の量のビールを渡してやると宣言した。
神たちとの会話を終えて、手元に残ったアインソフセイバーを握り締めながら、俺は外に目を向けた。
雨が、先程までと比較すると大分勢いが弱まってきている。この分ならじきにやむだろう。
あいつらに対抗できるだけの戦力は揃った。待ってろよ……フォルテに手を出したことを骨の髄まで思い知らせてやるからな。
五分ほどして、アルカディアは戻ってきた。
一体何処で何をしてきたんだろう、こいつは。
『はぁ、似たようなのがたくさんあるから迷っちゃったわよ。まあ雑然としてたお陰で、これを持ってきたことには気付かれずに済みそうだけど』
『……おまっ、それ……』
ソルレオンが絶句する。
彼は彼にしては珍しく慌てた様子で、声を張り上げて、言った。
『お前、本殿の神器保管庫から持ち出したのか!? それは神界の宝だぞ! 大主神様に知られたら……』
『大丈夫よ、ちょっと借りるだけだもの。あれだけ中がごちゃごちゃしてたら少しの間持ち出したことくらいバレやしないわよ』
何やらアルカディアがとんでもないことをやらかしたらしいことはソルレオンの様子から何となく分かるが、何なのだろう。
アルカディアはソルレオンの言葉をさらりと受け流すと、俺に言った。
『それじゃあ、おっさん君。今から、貴方にいいものを貸してあげるわ。有難く受け取りなさい』
彼女の言葉が終わると同時に、俺の膝の上に白い光が現れて収束していく。
それは瞬く間に形を形成していき、剣の柄のようなものになった。
色は、ちょっとメタリックっぽい輝きを持った淡い水色。鍔はなく、手で持つ部分には細かい文字のような彫刻がびっしりと施されている。先端部分は平たく、そこだけが透明な水晶のような石でできている。そういうものだ。
世界的に有名な超大作SF映画に登場する、精神力を光の刃に変える剣。見た目はあれに似ている感じがする。鍔が付いていない形とか、メタリックな色合いとかはまさにそのまんまって感じだ。
持ち上げてみると、結構軽かった。ひょっとしてこれは金属じゃないのかな。
『それは、アインソフセイバー。柄に込めた魔法の力を刃として具現化する剣よ』
アインソフ……ファルティノン王国のアインソフ魔道目録殿にも同じアインソフの名前が付いていたが、何か関係はあるのだろうか。
まあ、名前のことはいいか。肝心なのは性能の方である。
魔法の力を刃にする剣、と言っていたが、要は魔法剣技と同じようなものなのか?
神界の宝、って割には案外普通の品のように思えるが……
『馬鹿ね、魔法剣技なんかとは比べ物にならないわよ。魔法剣技っていうのは剣術の形をしてはいるけど魔法と同じでね、一度何かに命中したらそこで効果が消えるのよ。それにあれは基本的に精霊魔法に属する一部の魔法しか武器に乗せることができないって欠点がある。人間が発動させるには普通の魔法と同じように相応の対価が必要になるし、御世辞にも使い勝手がいいとは言えない力よね』
確かに、バルムンクは魔法剣技を発動させる時に自分の手を切って血を剣に塗っていたな。
あれをいちいちやらなければ発動できないというのは、確かにちょっと手間がかかると思う。
『その点、アインソフセイバーは一度魔法の力を柄に込めたら効果がずっと持続するわ。何かを斬っても刃が消えることはないし、刃の具現化には基本的に大気中の魔素を利用しているから、使い手に魔力がなくても威力に差が出ない。更に込められる魔法の種類にも制限がないから、込める魔法次第で色々な使い方ができる。例えばちょっと強力な浄化魔法を込めてあげれば、死霊に対して無敵の効果を持った最強武器が作れちゃうってわけ。どう、ここまで説明すれば、それが如何に凄いものかってことが分かるでしょ?』
成程……こいつに強力な浄化魔法を込めてやれば、対アンデッド用の特攻武器が出来上がるというわけか。
それをリュウガに持たせれば、アンデッドとまともに戦える戦力が一人増えることになる。
これは、かなり有難い。あのアンデッドたちに浄化魔法が効果あるかどうかはまだ分からないが、対抗できる手段はひとつでも多く用意しておくに越したことはないからな。
でも……これ、神界の宝なんだろ? そんなものを人間の俺が受け取ったりしたら、俺が天罰を食らうんじゃ……
『……お前は多分大丈夫だ。お前は単にアルカディアからそいつを渡されたってだけだからな。アルカディアはバレたらどうなるかは分からんが』
もう、怒る気力も慌てる元気もないのだろう。微妙に脱力した様子で呟くソルレオン。
『……いいか、オレは何も見てない。聞いてない。お前が神器保管庫に無断で入ってあれを持ち出したのはお前が独断でやったことだからな。もしも大主神様に事がバレてもオレはそう言うぞ。分かったな、アルカディア』
『大丈夫よ、あげたわけじゃないんだから。ちょっと借りただけなんだから。……いいこと、おっさん君。それは貸しただけであげたわけじゃないからそこは勘違いしないでね。召喚士の子をちゃんと助けたら、それはきちんと返すのよ? 分かったわね』
神が盗みとか……本当に何をやらかしてるんだ、この女神は。
まあ、今回は俺もそれに一枚噛ませてもらってるわけだから、これ以上は突っ込まないでおこう。
アルカディアも、こうして俺にフォルテ救出のための力を貸してくれているんだから。
『後、それと。此処からが大事よ、おっさん君』
何だよ、まだ何かあるのか?
『わざわざ大主神様に罰せられるかもしれないリスクを冒してまで貴方に神の秘宝とも言えるそれを貸してあげたんだから、その見返りとして次のビール献上の時には倍の量のビールを要求するわ。神の協力がタダで得られると思ったらそれは大きな間違いなのよ。いいわね?』
………………
……俺のために上司に罰せられる危険を背負ってまで力を貸してくれるなんていい奴だなとちらっとでも思った俺が馬鹿だったかもしれない。
この女神は通常運転だ。こいつはビールのためなら本当に何でもやるんだ、間違いない。
まあ……仕方ない。これもフォルテを助けるためだ。そのためだったら、多少のことは目を瞑ってやる。
俺はアルカディアの要求を呑んで、次回のビール献上の時にはビールを二箱献上してやることを約束した。ソルレオンにも一応相談に乗ってくれた礼ということで、同じように倍の量のビールを渡してやると宣言した。
神たちとの会話を終えて、手元に残ったアインソフセイバーを握り締めながら、俺は外に目を向けた。
雨が、先程までと比較すると大分勢いが弱まってきている。この分ならじきにやむだろう。
あいつらに対抗できるだけの戦力は揃った。待ってろよ……フォルテに手を出したことを骨の髄まで思い知らせてやるからな。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下
akechi
ファンタジー
ルル8歳
赤子の時にはもう孤児院にいた。
孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。
それに貴方…国王陛下ですよね?
*コメディ寄りです。
不定期更新です!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる