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閑話 暗躍する下僕たち
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来客が去って、静かになった洞穴の研究所。今や風魔法で何もかも吹き飛ばされて家具の残骸しか残っていない空間の中で、彼は溜め息をついていた。
灰色のローブを纏い、大きな何かの動物の頭蓋骨を被って顔を隠した痩せぎすの男だ。僅かに見えている首や手の肌の張り具合から、それほど若くはないことが伺える。
彼は、人里から離れたこの場所に作った研究所の中で、とある魔法の研究を行っていた。
それは、死霊生成術という自分の命令通りに動く死霊を作る魔法技術だった。特別な魔力を封じた『核』と呼ばれるものを死体の心臓に埋め込むことによって、その死体を動かすことができるようになるというものだ。
彼はこの技術を使って最強の死霊兵団を作り上げ、魔帝やその配下である虚無たちと戦うつもりであった。
しかし、たまたま攫ってきた女魔道士の仲間と思わしき男たちに見つかって研究は駄目にされ、研究所もこの通り完膚なきまでに破壊されてしまった。
この有様では、もう此処で研究を続けることはできまい。此処は潔く捨てて、新天地でまた一から研究をし直した方が良いだろう。
此処は研究をするのに良い環境だったのだが……仕方ない。
彼は長年暮らしてきたこの場所に別れを告げて、新たな土地を目指して一歩を踏み出そうとした。
それを、背後から呼び止めた者がいた。
「御機嫌よう……少しだけ、お話しても良いかしら」
それは、貴族のような格好をした女だった。
縦にロールした銀の髪。要所を飾る細工の見事な貴金属。黒い艶のある糸で薔薇模様の刺繍を施した漆黒のドレス。かなり育ちの良さそうな雰囲気を湛えた人物である。はっきり言って、こんな場所にいるとは到底思えない女だ。
彼女は小さく、しかし優雅に会釈をして、名乗った。
「私はジークリンデ。魔帝ロクシュヴェルド様の忠実な下僕にして、ラルガが誇る宮廷魔道士の一人」
「……魔帝だと!?」
男は咄嗟に傍に落ちていた木の棒のようなものを拾った。元々は机の脚だったものだが、そんなものでも彼にとっては立派な武器だ。
敵視を向けてくる男を見つめ返しながら、ジークリンデは微笑んだ。
「そんなに警戒しなくても……私は何もしない。私はただ、貴方と話をしに来ただけ」
「……話?」
「ええ」
彼女は頷いて、男との距離を詰め。
上目遣いに彼の目──被っている頭蓋骨で隠れているので、実際に見えているのは頭蓋骨の眼孔だろうが──を見て、言葉を続けた。
「貴方が行っていた死霊生成術……だったかしら。あれは大変素晴らしいわ。貴方のその知識を、私たちのために役立ててみる気はないかしら?」
「!」
男は驚いて、反射的に問い返していた。
「お前……儂の研究のことを、一体何処で知った?」
「何処で? ……ふふ、何処だって構わないでしょう? 女には色々と秘密があるもの……それをわざわざ暴くのは野暮というものよ」
くすくす、くすくす。
ジークリンデの笑い声が静かに辺りに響く。
「どうかしら。私たちに協力してくれるのなら、貴方が望む通りの研究施設と、必要な材料を必要なだけ提供してあげる」
──それは、男にとっては実に魅力的な申し出だった。
研究するための場所と、材料を好きなだけ得ることができる。それは日陰に隠れるようにして細々と研究を続けてきた今までの暮らしとは雲泥の差だ。
此処でジークリンデの要求を飲んで協力すると約束すれば、今後の生活は安泰を約束されるだろう。
しかし。
彼には、この研究はあくまで魔帝を倒すために行ってきたものという矜持があった。
討伐目標である相手を喜ばせるために作り上げた研究ではないのだ。決して。
世間から疎まれても、追われても──その矜持を捨てることだけは、するつもりはなかった。
「……断る」
男はかぶりを振って、持っていた木の棒を構えた。
「儂は……魔帝を倒すためにこの研究を続けてきたのだ。それを、魔帝のために役立てろと? ふん、誰がそのような馬鹿な要求を呑むものか!」
「……そう」
残念そうに、視線を伏せるジークリンデ。
男から一歩離れて、右の掌を上に向けて翳す。
眩い光の玉が生まれる。それはゆっくりとシャボンが浮かび上がるように二人の頭上に舞い上がり、天井付近で動きを止めた。
明るい光に照らされ、二人の足下に影ができる。
その一方──ジークリンデの影が不自然に動き、膨れ上がり、床から抜け出して。
瞬く間にそれは巨大な竜の頭蓋骨を模り、男の視界を塞ぐように彼の目の前に浮かび上がった。
「だったら……貴方は生かしておくには余りにも危険な知識の持ち主。この場で死んで下さるかしら?」
影の竜が、口を開いて男に頭から覆い被さる。
男は悲鳴を上げる前に頭から噛み砕かれた。ばき、ぶちゅ、と生々しい咀嚼音と共に、影の竜の口から溢れ出た血や肉片が床に散って辺りを赤黒く染めていく。
その様子を、ジークリンデはつまらなそうに眺めている。
やがて、咀嚼を終えた影の竜は床に引っ込んで、元通りのジークリンデの形を取った。
後に残った大量の血と肉の山。それを見つめながら、彼女は溜め息混じりに呟いた。
「……この結果に文句があるのなら、最初から貴方が交渉した方が良かったのではなくて? バルムンク」
通路の壁に凭れ掛かって身を隠すように佇んでいた魔道騎士は、腕を組んだ体勢を崩さぬまま、答えた。
「我は交渉は苦手なのでな。それができるのなら、初めからお前に話を持ちかけることなどせん」
「少しは人を口説くことを覚えた方が宜しくてよ。そんなだから、妹に脳筋呼ばわりされるのよ」
「……どう呼ばれようが構わん。我の役目は我が主の命令に従うこと……たかが一介の駒如きに、矜持など不要だ。違うか?」
「……まあ、貴方はそういう人でしたわね」
肩を竦めて、ジークリンデは髪に仕込んでいた小さな刃物を取り出した。
それで人差し指の腹を浅く切り、滲んだ血で虚空に魔法陣を描いていく。
「とにかく、私の役目は終わったので帰らせて頂くわ。貴方も遊んでばかりいないで、少しは真面目にお仕事なさいな」
「……その言葉は我ではなくジークオウルに言ってやれ。あれはまた懲りもせずに無断でラルガを飛び出した……大方、逃した竜の代わりになる玩具を探しにでも行ったのだろうが」
「あの子らしいわね。一応、その忠告は聞き入れておくわ。……それでは、御機嫌よう」
完成した魔法陣が転移魔法を発動させる。発生した光に全身を包まれて、ジークリンデはこの場から姿を消した。
残されたバルムンクは、小さく溜め息をついてこめかみの辺りを掻くような仕草をした。
そのまま彼は誰にも聞こえないほどの小さい声で何かを呟き、ほどなくして通路を引き返しこの場を去っていく。
後に残された、ジークリンデが放った魔法の光。それはしばらくの間、音もなく真下に飛び散った血肉を照らし続けていた。
灰色のローブを纏い、大きな何かの動物の頭蓋骨を被って顔を隠した痩せぎすの男だ。僅かに見えている首や手の肌の張り具合から、それほど若くはないことが伺える。
彼は、人里から離れたこの場所に作った研究所の中で、とある魔法の研究を行っていた。
それは、死霊生成術という自分の命令通りに動く死霊を作る魔法技術だった。特別な魔力を封じた『核』と呼ばれるものを死体の心臓に埋め込むことによって、その死体を動かすことができるようになるというものだ。
彼はこの技術を使って最強の死霊兵団を作り上げ、魔帝やその配下である虚無たちと戦うつもりであった。
しかし、たまたま攫ってきた女魔道士の仲間と思わしき男たちに見つかって研究は駄目にされ、研究所もこの通り完膚なきまでに破壊されてしまった。
この有様では、もう此処で研究を続けることはできまい。此処は潔く捨てて、新天地でまた一から研究をし直した方が良いだろう。
此処は研究をするのに良い環境だったのだが……仕方ない。
彼は長年暮らしてきたこの場所に別れを告げて、新たな土地を目指して一歩を踏み出そうとした。
それを、背後から呼び止めた者がいた。
「御機嫌よう……少しだけ、お話しても良いかしら」
それは、貴族のような格好をした女だった。
縦にロールした銀の髪。要所を飾る細工の見事な貴金属。黒い艶のある糸で薔薇模様の刺繍を施した漆黒のドレス。かなり育ちの良さそうな雰囲気を湛えた人物である。はっきり言って、こんな場所にいるとは到底思えない女だ。
彼女は小さく、しかし優雅に会釈をして、名乗った。
「私はジークリンデ。魔帝ロクシュヴェルド様の忠実な下僕にして、ラルガが誇る宮廷魔道士の一人」
「……魔帝だと!?」
男は咄嗟に傍に落ちていた木の棒のようなものを拾った。元々は机の脚だったものだが、そんなものでも彼にとっては立派な武器だ。
敵視を向けてくる男を見つめ返しながら、ジークリンデは微笑んだ。
「そんなに警戒しなくても……私は何もしない。私はただ、貴方と話をしに来ただけ」
「……話?」
「ええ」
彼女は頷いて、男との距離を詰め。
上目遣いに彼の目──被っている頭蓋骨で隠れているので、実際に見えているのは頭蓋骨の眼孔だろうが──を見て、言葉を続けた。
「貴方が行っていた死霊生成術……だったかしら。あれは大変素晴らしいわ。貴方のその知識を、私たちのために役立ててみる気はないかしら?」
「!」
男は驚いて、反射的に問い返していた。
「お前……儂の研究のことを、一体何処で知った?」
「何処で? ……ふふ、何処だって構わないでしょう? 女には色々と秘密があるもの……それをわざわざ暴くのは野暮というものよ」
くすくす、くすくす。
ジークリンデの笑い声が静かに辺りに響く。
「どうかしら。私たちに協力してくれるのなら、貴方が望む通りの研究施設と、必要な材料を必要なだけ提供してあげる」
──それは、男にとっては実に魅力的な申し出だった。
研究するための場所と、材料を好きなだけ得ることができる。それは日陰に隠れるようにして細々と研究を続けてきた今までの暮らしとは雲泥の差だ。
此処でジークリンデの要求を飲んで協力すると約束すれば、今後の生活は安泰を約束されるだろう。
しかし。
彼には、この研究はあくまで魔帝を倒すために行ってきたものという矜持があった。
討伐目標である相手を喜ばせるために作り上げた研究ではないのだ。決して。
世間から疎まれても、追われても──その矜持を捨てることだけは、するつもりはなかった。
「……断る」
男はかぶりを振って、持っていた木の棒を構えた。
「儂は……魔帝を倒すためにこの研究を続けてきたのだ。それを、魔帝のために役立てろと? ふん、誰がそのような馬鹿な要求を呑むものか!」
「……そう」
残念そうに、視線を伏せるジークリンデ。
男から一歩離れて、右の掌を上に向けて翳す。
眩い光の玉が生まれる。それはゆっくりとシャボンが浮かび上がるように二人の頭上に舞い上がり、天井付近で動きを止めた。
明るい光に照らされ、二人の足下に影ができる。
その一方──ジークリンデの影が不自然に動き、膨れ上がり、床から抜け出して。
瞬く間にそれは巨大な竜の頭蓋骨を模り、男の視界を塞ぐように彼の目の前に浮かび上がった。
「だったら……貴方は生かしておくには余りにも危険な知識の持ち主。この場で死んで下さるかしら?」
影の竜が、口を開いて男に頭から覆い被さる。
男は悲鳴を上げる前に頭から噛み砕かれた。ばき、ぶちゅ、と生々しい咀嚼音と共に、影の竜の口から溢れ出た血や肉片が床に散って辺りを赤黒く染めていく。
その様子を、ジークリンデはつまらなそうに眺めている。
やがて、咀嚼を終えた影の竜は床に引っ込んで、元通りのジークリンデの形を取った。
後に残った大量の血と肉の山。それを見つめながら、彼女は溜め息混じりに呟いた。
「……この結果に文句があるのなら、最初から貴方が交渉した方が良かったのではなくて? バルムンク」
通路の壁に凭れ掛かって身を隠すように佇んでいた魔道騎士は、腕を組んだ体勢を崩さぬまま、答えた。
「我は交渉は苦手なのでな。それができるのなら、初めからお前に話を持ちかけることなどせん」
「少しは人を口説くことを覚えた方が宜しくてよ。そんなだから、妹に脳筋呼ばわりされるのよ」
「……どう呼ばれようが構わん。我の役目は我が主の命令に従うこと……たかが一介の駒如きに、矜持など不要だ。違うか?」
「……まあ、貴方はそういう人でしたわね」
肩を竦めて、ジークリンデは髪に仕込んでいた小さな刃物を取り出した。
それで人差し指の腹を浅く切り、滲んだ血で虚空に魔法陣を描いていく。
「とにかく、私の役目は終わったので帰らせて頂くわ。貴方も遊んでばかりいないで、少しは真面目にお仕事なさいな」
「……その言葉は我ではなくジークオウルに言ってやれ。あれはまた懲りもせずに無断でラルガを飛び出した……大方、逃した竜の代わりになる玩具を探しにでも行ったのだろうが」
「あの子らしいわね。一応、その忠告は聞き入れておくわ。……それでは、御機嫌よう」
完成した魔法陣が転移魔法を発動させる。発生した光に全身を包まれて、ジークリンデはこの場から姿を消した。
残されたバルムンクは、小さく溜め息をついてこめかみの辺りを掻くような仕草をした。
そのまま彼は誰にも聞こえないほどの小さい声で何かを呟き、ほどなくして通路を引き返しこの場を去っていく。
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