154 / 176
第154話 店主、喧嘩を売る
しおりを挟む
「キク!」
僕は鞄に水晶を押し込んで、代わりに取り出したポーションをキクに向かって投げた。
「クレハを治療しろ!」
「……!」
ポーションをキャッチしたキクはこくこくと頷いてクレハの元へと駆けていった。
クレハは格闘家だから僕みたいな一般人なんかよりも体の回復力は優れているはず。少しでも治療してやればすぐに目を覚ますはずだ。
ゴーレムは横を駆け抜けるキクには目もくれず、僕との距離を一気に詰めてきた。
右手を振りかぶり、勢い良くパンチを繰り出してくる!
「ひ、っ!」
僕はその場にしゃがんだ。
ゴーレムの手は僕の頭のすぐ上を通り過ぎ、壁を殴りつけた。
壁に罅が入り、白い石の欠片がぱらぱらと僕の頭の上に降ってくる。
ただの一撃で石の壁が砕けるのだ。僕なんかが食らったら間違いなく頭が割れる。
意地でも食らうものか!
僕はしゃがんだ体勢のまま右の掌をゴーレムに向けて翳した。
「フレアボム!」
ばぁんっ!
魔術の一撃を足に受けたゴーレムがよろける。
その隙に、僕は全力でゴーレムの脇を駆け抜けた。
反対側の壁まで走り、背中を壁にぴたりと付けてふーっと大きく息を吐く。
心臓がばくばくいっている。今にも破裂してしまいそうだ。
今の僕の行動が正しいものなのか、それを判断する冷静さは僕の中からは失われていた。
僕が、自分からゴーレムに喧嘩を売ったのだ。それで平常心を保てるはずがない。
意地でも生き残る、その思いだけが僕の体を突き動かしていた。
ゴーレムがこちらに振り向く。
僕の魔術を食らった足に罅が入っているのが見える。
やはり普通の風や氷の魔術よりも、爆発魔術の方が効果は高いらしい。流石に一撃必殺とまではいかないものの、連続で食らわせれば足の一本をもぐことくらいはできるかもしれない。
連続で同じ場所に魔術を当てる自信はないが、狙ってみる価値はある。
「バーストフレア!」
迫ってくるゴーレムの罅の入った足を狙って魔術を撃つ。
光が足に当たり、四散する。罅は先程よりも大きくなり、細かい欠片が零れて床に落ちた。
クレハ……はまだ復活しないか。
僕はキクの治療を受けているクレハにちらりと目を向けた。
早く来てくれ、僕一人でこいつの相手をするのはきつい!
「フレアニードル!」
僕の言葉に応えて、目の前に幾つもの紅蓮に輝く針が出現する。
それはゴーレムに真っ向から降り注ぎ、小爆発でゴーレムの体を覆い隠した。
小さいとはいえこれだけの衝撃を加えれば動きを止められるはず。
今のうちに魔力を込めた一撃を──
意識を集中させて魔力を練った、それと同時に。
爆発の中からゴーレムの手首が高速で伸びてきて、僕の首を鷲掴みにした!
「っ!」
足の裏が床から離れる。
僕は、宙吊りにされた。
相手の手を引き離そうと指を掴むが、ゴーレムの手はがっちりと僕の首に食い込んでおり、剥がすことができない。
首の骨がみしみしといっている。指が食い込んでいる肉も痛い。
しかしそれ以上に、首を絞められて息ができないことが僕にとっては致命的だった。
声が出せないのだ。これでは魔術を唱えることができない。
「……!……!!」
僕は足をばたつかせて暴れた。
しかしゴーレムはびくともしない。平然と僕の目の前まで歩いてきて、もう一方の手をこちらに向けてきた。
がしゃ、と手首が折れ曲がり、その下から黒い筒のようなものが表れる。
それが銃口だと気付いた時、僕の頭は激しく警鐘を鳴らし始めた。
この至近距離では避けられない。
銃口が僕の額に標準を合わせる。
……もう駄目だ。僕は此処で殺されるんだ。
僕はぎゅっと目を閉じた。
どがっ!
全身に降りかかる衝撃。
ぐんっと喉を強く押し潰され、僕は声にならない叫び声を上げた。
持ち上げられていた体が、落ちる。
僕は床に尻を打ち付けて、その場にへたり込んだ。
首に食い込んでいたものが離れ、息ができるようになり、激しく咳き込む。
涙が浮かんだ目を懸命に開くと──胸から真っ二つになったゴーレムが床に崩れ落ちていく瞬間が、見えた。
ゴーレムの向こうに、足を振り上げたクレハが立っている。
僕は理解した。クレハが、ゴーレムに全力の一撃を食らわせたのだということを。
「やってくれたのぉ……シルカにまで手を出して、ワレ、ちぃとばかし調子に乗りすぎたな」
クレハの前髪が捲れて、鋭い眼光を秘めた黒い瞳が覗いている。
見た者を凍らせるような、冷たい眼差し──それは僕が初めて目にした、彼の獲物を狩る狩人としての表情だった。
真っ二つになったゴーレムは、動かない。完全に物言わぬがらくたとなって床に転がっている。
それを踏みつけて、クレハは吐き捨てるように言った。
「往生せいや」
しんと静まり返った空間の中に、僕が咳き込む音だけが響く。
クレハはゴーレムの残骸を踏み越えて僕の目の前まで来ると、ゆっくりと膝を折って僕の顔を覗き込んできた。
「すまんかったなぁ。ちぃとばかし油断してしもた。大丈夫か?」
咳き込みながら、僕は懸命に顔を上げてクレハを見る。
僕を心配するクレハは、いつものからりと笑うクレハに戻っていた。
「……ぼ」
「ぼ?」
僕は唾を飲み込んで咳を何とか落ち着かせ、言った。
「僕は、ただのよろず屋の店主なんだよ……戦わせるなよな」
「すまんすまん。堪忍したって」
クレハはくしゃくしゃと後頭部を掻いた。
「けど、ちゃんと魔術使えるやん。キクより凄いで。流石灰燼の魔術師や」
「……元、な」
僕は静かに立ち上がった。
鞄から水晶を取り出し、クレハに渡す。
「あんたが手に入れたものだ。あんたが持ってろ」
「おう、おおきに」
クレハは水晶を受け取り、目の前に翳した。
曇りひとつない水晶は、光を浴びて美しく輝いている。
「これ、何やろなぁ。天空神殿に関係するもんなんかな」
「……どうだろうな」
此処が天空神殿に関係する遺跡だと決まったわけではないが、もしそうなのだとしたら、これは古文書にあった『青き瞳』である可能性がある。
どう見ても青くはないが、天空神殿を『白い鳥』と記している古文書なのだ、青くない水晶を『青き瞳』と表現することもあるかもしれない。
僕は腕を組んで、言った。
「まあ、せっかく手に入れたんだ。用途が分かるまで大事に持ってろよ。そのうち使い道が分かるかもしれないだろ」
「そうやなぁ」
クレハは頷いて、水晶を背中のバックパックに入れた。
そして、あ、と声を漏らす。
「……どうした」
僕の問いにクレハは微妙に悲しそうな顔をして、バックパックに突っ込んでいた手を抜いた。
手に、くしゃくしゃになった包みを持っている。
「ジャムサンド、潰れてしもうた」
「…………」
そりゃ、荷物を背負ったまま戦って吹っ飛ばされて壁に激突してたもんな。中身だって潰れるよ。
僕は失笑して肩を竦めた。
「食べれば一緒だろ。そんなの」
「……ま、そやね」
ぱ、と表情を明るくして、クレハはバックパックを背負い直した。
「ほな、帰ろか。此処が遺跡の最深部みたいやし、無事にお宝も手に入ったしな!」
うん、と頷くキク。
僕もそれに異論はない。クレハの言葉に頷いた。
こうして、脅威を退け遺跡の宝を手にした僕たちは、遺跡を無事に脱出したのだった。
僕は鞄に水晶を押し込んで、代わりに取り出したポーションをキクに向かって投げた。
「クレハを治療しろ!」
「……!」
ポーションをキャッチしたキクはこくこくと頷いてクレハの元へと駆けていった。
クレハは格闘家だから僕みたいな一般人なんかよりも体の回復力は優れているはず。少しでも治療してやればすぐに目を覚ますはずだ。
ゴーレムは横を駆け抜けるキクには目もくれず、僕との距離を一気に詰めてきた。
右手を振りかぶり、勢い良くパンチを繰り出してくる!
「ひ、っ!」
僕はその場にしゃがんだ。
ゴーレムの手は僕の頭のすぐ上を通り過ぎ、壁を殴りつけた。
壁に罅が入り、白い石の欠片がぱらぱらと僕の頭の上に降ってくる。
ただの一撃で石の壁が砕けるのだ。僕なんかが食らったら間違いなく頭が割れる。
意地でも食らうものか!
僕はしゃがんだ体勢のまま右の掌をゴーレムに向けて翳した。
「フレアボム!」
ばぁんっ!
魔術の一撃を足に受けたゴーレムがよろける。
その隙に、僕は全力でゴーレムの脇を駆け抜けた。
反対側の壁まで走り、背中を壁にぴたりと付けてふーっと大きく息を吐く。
心臓がばくばくいっている。今にも破裂してしまいそうだ。
今の僕の行動が正しいものなのか、それを判断する冷静さは僕の中からは失われていた。
僕が、自分からゴーレムに喧嘩を売ったのだ。それで平常心を保てるはずがない。
意地でも生き残る、その思いだけが僕の体を突き動かしていた。
ゴーレムがこちらに振り向く。
僕の魔術を食らった足に罅が入っているのが見える。
やはり普通の風や氷の魔術よりも、爆発魔術の方が効果は高いらしい。流石に一撃必殺とまではいかないものの、連続で食らわせれば足の一本をもぐことくらいはできるかもしれない。
連続で同じ場所に魔術を当てる自信はないが、狙ってみる価値はある。
「バーストフレア!」
迫ってくるゴーレムの罅の入った足を狙って魔術を撃つ。
光が足に当たり、四散する。罅は先程よりも大きくなり、細かい欠片が零れて床に落ちた。
クレハ……はまだ復活しないか。
僕はキクの治療を受けているクレハにちらりと目を向けた。
早く来てくれ、僕一人でこいつの相手をするのはきつい!
「フレアニードル!」
僕の言葉に応えて、目の前に幾つもの紅蓮に輝く針が出現する。
それはゴーレムに真っ向から降り注ぎ、小爆発でゴーレムの体を覆い隠した。
小さいとはいえこれだけの衝撃を加えれば動きを止められるはず。
今のうちに魔力を込めた一撃を──
意識を集中させて魔力を練った、それと同時に。
爆発の中からゴーレムの手首が高速で伸びてきて、僕の首を鷲掴みにした!
「っ!」
足の裏が床から離れる。
僕は、宙吊りにされた。
相手の手を引き離そうと指を掴むが、ゴーレムの手はがっちりと僕の首に食い込んでおり、剥がすことができない。
首の骨がみしみしといっている。指が食い込んでいる肉も痛い。
しかしそれ以上に、首を絞められて息ができないことが僕にとっては致命的だった。
声が出せないのだ。これでは魔術を唱えることができない。
「……!……!!」
僕は足をばたつかせて暴れた。
しかしゴーレムはびくともしない。平然と僕の目の前まで歩いてきて、もう一方の手をこちらに向けてきた。
がしゃ、と手首が折れ曲がり、その下から黒い筒のようなものが表れる。
それが銃口だと気付いた時、僕の頭は激しく警鐘を鳴らし始めた。
この至近距離では避けられない。
銃口が僕の額に標準を合わせる。
……もう駄目だ。僕は此処で殺されるんだ。
僕はぎゅっと目を閉じた。
どがっ!
全身に降りかかる衝撃。
ぐんっと喉を強く押し潰され、僕は声にならない叫び声を上げた。
持ち上げられていた体が、落ちる。
僕は床に尻を打ち付けて、その場にへたり込んだ。
首に食い込んでいたものが離れ、息ができるようになり、激しく咳き込む。
涙が浮かんだ目を懸命に開くと──胸から真っ二つになったゴーレムが床に崩れ落ちていく瞬間が、見えた。
ゴーレムの向こうに、足を振り上げたクレハが立っている。
僕は理解した。クレハが、ゴーレムに全力の一撃を食らわせたのだということを。
「やってくれたのぉ……シルカにまで手を出して、ワレ、ちぃとばかし調子に乗りすぎたな」
クレハの前髪が捲れて、鋭い眼光を秘めた黒い瞳が覗いている。
見た者を凍らせるような、冷たい眼差し──それは僕が初めて目にした、彼の獲物を狩る狩人としての表情だった。
真っ二つになったゴーレムは、動かない。完全に物言わぬがらくたとなって床に転がっている。
それを踏みつけて、クレハは吐き捨てるように言った。
「往生せいや」
しんと静まり返った空間の中に、僕が咳き込む音だけが響く。
クレハはゴーレムの残骸を踏み越えて僕の目の前まで来ると、ゆっくりと膝を折って僕の顔を覗き込んできた。
「すまんかったなぁ。ちぃとばかし油断してしもた。大丈夫か?」
咳き込みながら、僕は懸命に顔を上げてクレハを見る。
僕を心配するクレハは、いつものからりと笑うクレハに戻っていた。
「……ぼ」
「ぼ?」
僕は唾を飲み込んで咳を何とか落ち着かせ、言った。
「僕は、ただのよろず屋の店主なんだよ……戦わせるなよな」
「すまんすまん。堪忍したって」
クレハはくしゃくしゃと後頭部を掻いた。
「けど、ちゃんと魔術使えるやん。キクより凄いで。流石灰燼の魔術師や」
「……元、な」
僕は静かに立ち上がった。
鞄から水晶を取り出し、クレハに渡す。
「あんたが手に入れたものだ。あんたが持ってろ」
「おう、おおきに」
クレハは水晶を受け取り、目の前に翳した。
曇りひとつない水晶は、光を浴びて美しく輝いている。
「これ、何やろなぁ。天空神殿に関係するもんなんかな」
「……どうだろうな」
此処が天空神殿に関係する遺跡だと決まったわけではないが、もしそうなのだとしたら、これは古文書にあった『青き瞳』である可能性がある。
どう見ても青くはないが、天空神殿を『白い鳥』と記している古文書なのだ、青くない水晶を『青き瞳』と表現することもあるかもしれない。
僕は腕を組んで、言った。
「まあ、せっかく手に入れたんだ。用途が分かるまで大事に持ってろよ。そのうち使い道が分かるかもしれないだろ」
「そうやなぁ」
クレハは頷いて、水晶を背中のバックパックに入れた。
そして、あ、と声を漏らす。
「……どうした」
僕の問いにクレハは微妙に悲しそうな顔をして、バックパックに突っ込んでいた手を抜いた。
手に、くしゃくしゃになった包みを持っている。
「ジャムサンド、潰れてしもうた」
「…………」
そりゃ、荷物を背負ったまま戦って吹っ飛ばされて壁に激突してたもんな。中身だって潰れるよ。
僕は失笑して肩を竦めた。
「食べれば一緒だろ。そんなの」
「……ま、そやね」
ぱ、と表情を明るくして、クレハはバックパックを背負い直した。
「ほな、帰ろか。此処が遺跡の最深部みたいやし、無事にお宝も手に入ったしな!」
うん、と頷くキク。
僕もそれに異論はない。クレハの言葉に頷いた。
こうして、脅威を退け遺跡の宝を手にした僕たちは、遺跡を無事に脱出したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―
Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
Chivalry - 異国のサムライ達 -
稲田シンタロウ(SAN値ぜろ!)
ファンタジー
シヴァリー(Chivalry)、それは主に騎士道を指し、時に武士道としても使われる言葉である。騎士道と武士道、両者はどこか似ている。強い精神をその根底に感じる。だが、士道は魔法使いが支配する世界でも通用するのだろうか?
これは魔法というものが絶対的な価値を持つ理不尽な世界で、士道を歩んだ者達の物語であり、その中でもアランという男の生き様に主眼を置いた大器晩成なる物語である。(他サイトとの重複投稿です。また、画像は全て配布サイトの規約に従って使用しています)
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
死に戻り勇者は二度目の人生を穏やかに暮らしたい ~殺されたら過去に戻ったので、今度こそ失敗しない勇者の冒険~
白い彗星
ファンタジー
世界を救った勇者、彼はその力を危険視され、仲間に殺されてしまう。無念のうちに命を散らした男ロア、彼が目を覚ますと、なんと過去に戻っていた!
もうあんなヘマはしない、そう誓ったロアは、二度目の人生を穏やかに過ごすことを決意する!
とはいえ世界を救う使命からは逃れられないので、世界を救った後にひっそりと暮らすことにします。勇者としてとんでもない力を手に入れた男が、死の原因を回避するために苦心する!
ロアが死に戻りしたのは、いったいなぜなのか……一度目の人生との分岐点、その先でロアは果たして、穏やかに過ごすことが出来るのだろうか?
過去へ戻った勇者の、ひっそり冒険談
小説家になろうでも連載しています!
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
【完結】悪の尋問令嬢、″捨てられ王子″の妻になる。
Y(ワイ)
ファンタジー
尋問を生業にする侯爵家に婿入りしたのは、恋愛戦略に敗れた腹黒王子。
白い結婚から始まる、腹黒VS腹黒の執着恋愛コメディ(シリアス有り)です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる