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第12話 ハンスvsメルサ
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~その時、”壁”付近では~
「ふむ、やはり完璧に消えてしまっている……」
「アリア様、ご報告です」
壁に手を当てて何か調べているアリアに、一人の教会兵が近づいて来た。
「先ほどの戦闘、こちらの人的被害は確認されませんでした」
「ありがとう、被害が無くて良かった」
「はっ! それも全て、アリア様が敵を撃退してくださったおかげです!」
「……いや、私の負けだ。まんまと逃がしてしまった」
――信じられない。あれほど複雑で難解な魔法陣が、きれいに消えてしまっている……
しかも近接戦闘もこなせるとは…… 末恐ろしいな。こんな人間が東リウにも居るとは驚きだ。
「それで…… ”計画”はどこまで進んでいるのだ?」
「第一段階として、東リウの街道を幻惑魔法で封鎖いたしました。見破るまでには相当な時間がかかるかと」
「順調だな。だが、奴は”計画”の大きな支障になるだろう、大司教へ報告だ」
「了解しました。伝令の者に行かせます」
そうして、教会兵は去っていく。
――彼のことを考えれば考えるほど、興味がわいてきた。
久しぶりに。そう、久しぶりに手応えがある相手と戦えるかもしれない……
「お前は何者だ? 名も知らぬままではつまらないな」
――必ず会いに行く。あぁ、再戦の日が待ち遠しい!
アリアは口元に薄い笑みを浮かべたのだった……
~~
――リウ東部、ハンス邸にて
「シュベルト、お主これからどうするつもりじゃ? 無理はせんでええぞ」
「そうだな…… 少し休むか」
さすがにあの戦闘は疲れた。しばらくは安静にしてた方がいいだろう。
我が物顔で人の家でくつろぐというのは、なんだかとても気持ちがいい。
「ねえ、シュベルトって魔法も使うんだ。びっくりしたよ」
「ん? ああ、そうだ。と言っても、本職の魔導士みたいにバンバン魔法を撃てはしないがな」
「へえ…… で、少しお願いがあるんだけど……」
「どうした?」
「回復した後、練習に付き合ってくれないかな。私、戦闘経験者にどこまで通じるか試したいの」
レアはもじもじしながらそう答えた。
なるほどな。俺もレアの技量は知らない。
これから教会と戦っていく上で、今のうちに知っていた方が良い。
「分かった。やってみるか」
「やった! ありがとう!」
「シュベルト、お主レアを傷つけてみろ? こうじゃ、こう」
爺さんは首の前で手を横に振った。
おお、怖え……
「ハンスさん、それよりも忘れていることは無い?」
「何じゃ?」
「ナイトウルフの買取よ」
「ああ、それなら…… 合計で銀貨160枚、つまり金貨1枚と銀貨60枚じゃな」
そんなにも貰えるのか。
冒険者時代の経験からして、かなり高レートだな。
「んん…… ちょっと少ないわね?」
「何じゃと?」
――バチバチバチバチ……!
メルサと爺さんの間には花火が散る。メルサの瞳が鋭く光り、ハンスが小さく唸った。
おいおい、なんだか雲行きが怪しくなったぞ……?
「確かナイトウルフの相場は、使える部位を合わせると1匹あたり銀貨70枚なはずだわ。これなら4匹で280枚じゃないかしら?」
「……どこでそれを覚えたかは知らんが、解体費用が大きいわい。肉は食えんからな」
「ほぼ無傷だったし、解体は手間がかからなかったはずよ。しかも毛皮は状態が良かったわ」
「あわわわわ…… シュベルト、まずいよ!」
レアはこの凄まじい迫力でパニックになっている。
「おい、メルサ……」
「シュベルトは黙ってて」
「……」
入る隙が無い……!
爺さんは今にも殺しにかかりそうな勢いだが、それでもメルサは余裕の笑みを浮かべている。
昔はメルサも気弱だったはずだ…… この数年で何があったんだ?
「170枚はどうじゃ?」
「270枚ね」
「うぬ…… 認められんわい、190枚でどうじゃ?」
「270枚」
「……お主ら、ワシの家に泊めてやってるんじゃぞ?」
「それはナイトウルフ1匹で話はついているはずだわ。逆にいいの? シュベルト街から出ていっちゃうわよ?」
……なんてことだ。俺をダシにしてやがる。
「210枚じゃ、これ以上は上げられん」
「……」
「ええい! 分かったわい、250枚!」
「……うん、まあ妥当ね。分かったわ」
「ああ、終わったよ!」
緊迫した空気は一気に解け、俺も肩の力が抜ける。
レアなんていつの間にか部屋の隅でガクブルしていた。
「メルサ、よく相場とか覚えてたな」
「うん、まあね。シュベルトも気を付けるのよ。足を見られちゃうから」
「ワシを悪者扱いするな! 全くもう……」
爺さんは小袋を取り出し、金貨2枚、そして銀貨50枚を机に出した。
「よし! レア、何か市場へ買いに行きましょう! 興味があるのよ」
「ええ? 私!?」
「おい、俺はまだ回復してないんだが……」
「良いのよ、2人で行くわ」
「えぇ……?」
うーん、心配だ。ここはリウだぞ? 王都とは話が別だ。
メルサは机の上に並べられた硬貨を大事そうに取ると、銀貨を数十枚レアに手渡した。
「え、私にくれるの?」
「そうよ、それで何か買いに行きましょう」
「……うん、分かったよ」
そして、メルサはレアの手を引き連れて家の外へ行ってしまった。
え、あ、おい。ちょっと待て……!
「今の時間帯は安全じゃ」
「本当に大丈夫なのか? 少女が2人だぞ?」
「レアはこの街で唯一の魔術師であり、東リウで最も腕がたつ戦士のひとりじゃ」
レアが? 意外だな。
てっきりそこまで強くないと思っていたが……
「まったく…… まあ、これもレアの小遣いとでも思えば……」
「可哀そうにな」
「あの娘、先が恐ろしいわい。相当肝が据わっておる」
「俺も初めて知った」
爺さんはすっかり冷めた茶を飲み干すと、また新しい茶葉を取りに行った。
「まあ、レアにも同年代の友達ができて嬉しいわい」
「友人が居なかったのか?」
「まあな、ワシが少々過保護だったのかもしれんのじゃが、なんせ半魔なんでな」
やっぱり珍しいのだろうな。おそらく、どこの種族の輪にも入れなかったのだろう。
うーん、やっぱり2人だけでは……
「やっぱり心配だ。付いていこうと思う」
「あの娘に怒られるぞ?」
「分かっている。だから、後ろからこっそりとな」
「ふむ、やはり完璧に消えてしまっている……」
「アリア様、ご報告です」
壁に手を当てて何か調べているアリアに、一人の教会兵が近づいて来た。
「先ほどの戦闘、こちらの人的被害は確認されませんでした」
「ありがとう、被害が無くて良かった」
「はっ! それも全て、アリア様が敵を撃退してくださったおかげです!」
「……いや、私の負けだ。まんまと逃がしてしまった」
――信じられない。あれほど複雑で難解な魔法陣が、きれいに消えてしまっている……
しかも近接戦闘もこなせるとは…… 末恐ろしいな。こんな人間が東リウにも居るとは驚きだ。
「それで…… ”計画”はどこまで進んでいるのだ?」
「第一段階として、東リウの街道を幻惑魔法で封鎖いたしました。見破るまでには相当な時間がかかるかと」
「順調だな。だが、奴は”計画”の大きな支障になるだろう、大司教へ報告だ」
「了解しました。伝令の者に行かせます」
そうして、教会兵は去っていく。
――彼のことを考えれば考えるほど、興味がわいてきた。
久しぶりに。そう、久しぶりに手応えがある相手と戦えるかもしれない……
「お前は何者だ? 名も知らぬままではつまらないな」
――必ず会いに行く。あぁ、再戦の日が待ち遠しい!
アリアは口元に薄い笑みを浮かべたのだった……
~~
――リウ東部、ハンス邸にて
「シュベルト、お主これからどうするつもりじゃ? 無理はせんでええぞ」
「そうだな…… 少し休むか」
さすがにあの戦闘は疲れた。しばらくは安静にしてた方がいいだろう。
我が物顔で人の家でくつろぐというのは、なんだかとても気持ちがいい。
「ねえ、シュベルトって魔法も使うんだ。びっくりしたよ」
「ん? ああ、そうだ。と言っても、本職の魔導士みたいにバンバン魔法を撃てはしないがな」
「へえ…… で、少しお願いがあるんだけど……」
「どうした?」
「回復した後、練習に付き合ってくれないかな。私、戦闘経験者にどこまで通じるか試したいの」
レアはもじもじしながらそう答えた。
なるほどな。俺もレアの技量は知らない。
これから教会と戦っていく上で、今のうちに知っていた方が良い。
「分かった。やってみるか」
「やった! ありがとう!」
「シュベルト、お主レアを傷つけてみろ? こうじゃ、こう」
爺さんは首の前で手を横に振った。
おお、怖え……
「ハンスさん、それよりも忘れていることは無い?」
「何じゃ?」
「ナイトウルフの買取よ」
「ああ、それなら…… 合計で銀貨160枚、つまり金貨1枚と銀貨60枚じゃな」
そんなにも貰えるのか。
冒険者時代の経験からして、かなり高レートだな。
「んん…… ちょっと少ないわね?」
「何じゃと?」
――バチバチバチバチ……!
メルサと爺さんの間には花火が散る。メルサの瞳が鋭く光り、ハンスが小さく唸った。
おいおい、なんだか雲行きが怪しくなったぞ……?
「確かナイトウルフの相場は、使える部位を合わせると1匹あたり銀貨70枚なはずだわ。これなら4匹で280枚じゃないかしら?」
「……どこでそれを覚えたかは知らんが、解体費用が大きいわい。肉は食えんからな」
「ほぼ無傷だったし、解体は手間がかからなかったはずよ。しかも毛皮は状態が良かったわ」
「あわわわわ…… シュベルト、まずいよ!」
レアはこの凄まじい迫力でパニックになっている。
「おい、メルサ……」
「シュベルトは黙ってて」
「……」
入る隙が無い……!
爺さんは今にも殺しにかかりそうな勢いだが、それでもメルサは余裕の笑みを浮かべている。
昔はメルサも気弱だったはずだ…… この数年で何があったんだ?
「170枚はどうじゃ?」
「270枚ね」
「うぬ…… 認められんわい、190枚でどうじゃ?」
「270枚」
「……お主ら、ワシの家に泊めてやってるんじゃぞ?」
「それはナイトウルフ1匹で話はついているはずだわ。逆にいいの? シュベルト街から出ていっちゃうわよ?」
……なんてことだ。俺をダシにしてやがる。
「210枚じゃ、これ以上は上げられん」
「……」
「ええい! 分かったわい、250枚!」
「……うん、まあ妥当ね。分かったわ」
「ああ、終わったよ!」
緊迫した空気は一気に解け、俺も肩の力が抜ける。
レアなんていつの間にか部屋の隅でガクブルしていた。
「メルサ、よく相場とか覚えてたな」
「うん、まあね。シュベルトも気を付けるのよ。足を見られちゃうから」
「ワシを悪者扱いするな! 全くもう……」
爺さんは小袋を取り出し、金貨2枚、そして銀貨50枚を机に出した。
「よし! レア、何か市場へ買いに行きましょう! 興味があるのよ」
「ええ? 私!?」
「おい、俺はまだ回復してないんだが……」
「良いのよ、2人で行くわ」
「えぇ……?」
うーん、心配だ。ここはリウだぞ? 王都とは話が別だ。
メルサは机の上に並べられた硬貨を大事そうに取ると、銀貨を数十枚レアに手渡した。
「え、私にくれるの?」
「そうよ、それで何か買いに行きましょう」
「……うん、分かったよ」
そして、メルサはレアの手を引き連れて家の外へ行ってしまった。
え、あ、おい。ちょっと待て……!
「今の時間帯は安全じゃ」
「本当に大丈夫なのか? 少女が2人だぞ?」
「レアはこの街で唯一の魔術師であり、東リウで最も腕がたつ戦士のひとりじゃ」
レアが? 意外だな。
てっきりそこまで強くないと思っていたが……
「まったく…… まあ、これもレアの小遣いとでも思えば……」
「可哀そうにな」
「あの娘、先が恐ろしいわい。相当肝が据わっておる」
「俺も初めて知った」
爺さんはすっかり冷めた茶を飲み干すと、また新しい茶葉を取りに行った。
「まあ、レアにも同年代の友達ができて嬉しいわい」
「友人が居なかったのか?」
「まあな、ワシが少々過保護だったのかもしれんのじゃが、なんせ半魔なんでな」
やっぱり珍しいのだろうな。おそらく、どこの種族の輪にも入れなかったのだろう。
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