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第15話 は? 誰だよお前
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それから3日後……
「……朝か」
――俺、シュベルトは今、ベットの上で横たわっている。
枕元の近くには、鍛冶屋のドワーフから借りた剣が立てかけているが、使うことはなかった。
なぜか? 俺はこの3日間、まともに体を動かすことができなかったのだ。
――キィィ……
ふいに、ドアが開く音がする。
「おはよー あ、起きてる? シュベルトって、いつもこの時間に目が覚めてるわよね?」
「メルサ…… おはよう、いつもすまないな」
メルサは朝食を持ってやってきた。 サンドイッチだ。
この数日はメルサに介抱されっぱなしだ。なんともみっともない……
「それで、体の方は大丈夫なの? その、戦場病ってやつ」
「ああ、もう自分で何とかなりそうだ」
――今までの旅の疲労なのか、それともアリアの一撃が体に響いたのかは分からない。
けど、こんなのでダウンしてはならない。
もっと鍛錬を積まなければ……
俺は手に力を込める。
「取りあえず下へ降りる。これ以上迷惑になりたくないからな」
「全然迷惑じゃないわよ?」
「本当に大丈夫だ、ほら」
俺は軽く腕を回した。
「……分かったわ、無理しないでね」
「了解だ」
そう言って、俺は部屋から出た。メルサも後を付いてくる。
……下から会話している声が聞こえるな。レアと爺さんはもう起きているのだろう。
俺とメルサは階段を下りた。
「あ、おはようシュベルト! もう動けるの?」
「……そうだ。迷惑をかけたな」
「フン、お主遅すぎじゃ」
「いや、なかなか体が動かなくてだな……」
なんだよ、爺さん。言いたげな顔をして。
「まあいいわい。茶でも飲むか? 昨日、ナイトウルフが高く売れたんじゃ。茶葉も追加したぞい」
「助かる、今から朝食を食べるんだ」
「ありがたく食べるんじゃぞ!」
「ちょっと…… ハンスじい、今日は私が作ったんだからね!」
レアも料理を作れるし、メルサも、爺さんも……
あれ? 俺、危機感を持った方がいいのか?
すると、爺さんはお茶を静かに置いてきた。
「すまないな」
「最近は茶を買うのにも一苦労なんじゃ、節制も考えないといけないのう」
「街道はまだ開通しないのか?」
「そうなんじゃよ。いくら何でも遅いわい、これじゃリウは持たんぞ」
「食料は…… 大丈夫だったな」
農業地区があるって話はレアから聞いた。聞き耳を立てただけだがな。
「あ、そうそう! 思い出した! 例の件、覚えてる?」
「例の件?」
レアと何か約束していたか……? うーん、思い出せない……
「シュベルト、模擬戦のやつよ。レアはこの3日間楽しみにしてたわ」
「模擬戦……? あ、そうだったな」
「そう、模擬戦! 農業地区に戦う場所があるの、そこに行こうよ!」
レアが飛び上がるように立ち上がった。
ほう…… こんなにも好戦的なのか。意外だな。
「ああ、分かった。すぐに準備しよう」
「うん! 市場よりもっと進んだ先に、農業地区があるよ。リウの半分を占めるほど大きいんだ」
そうだ、あのドワーフから剣を受け取らないといけないしな。ついでに寄り道しておこう。
「あの、シュベルト、受け取ってほしいものがあるの」
「……どうしたんだ?」
メルサは無言のまま、とある小袋を手渡してきた。
俺は中身を見る……
「これは…… クロークか」
「うん、この3日間で作ったの。白色と灰色の2色あって、どっちも着られるようにしているわ」
メルサって、裁縫もできたのか…… しかもこんな上手に。分かってはいたが、こんなにも良い品を見るのは初めてだ。
近衛騎士時代にも、クロークは必需品だったからなぁ。
……さらに危機感を覚え始めた。
「…………」
「あ、でも。戦闘の邪魔になるようだったら全然いいの。私が勝手に作っただけだし……」
「ありがとう。とてもいいし、嬉しい。助かる」
「そう……なの。良かった」
メルサは恥ずかしそうに、すこし顔を赤くしながら顔を下げた。
さっそく着てみるか。どれ……
「……意外と似合ってるぞい」
「わぁ、何かやっぱり騎士って感じがする……」
「どうだ? メルサ、大丈夫だろうか」
「うん…… やっぱりシュベルトは白がいいと思う」
メルサは少し目を逸らしながらも、そう答えた。
なんだか恥ずかしくなってきたな…… さっきから爺さんにニヤニヤと見られてる。
「……よし、レア。その農業地区に行くか。メルサはどうする? 待っておくか?」
「私も付いていっていいかしら?」
「ああ、問題ない」
「じゃあ、さっそく出発だ!」
そうして、俺たちは爺さんの家から出るのだった。
~~
すこし時間は経過し、リウの市場まで来ていた。
「シュベルト、私たち、ここで色々と買い物したの。どう? 前よりかは静かだけど、結構活気があるわ」
「あ、あぁ。そうだな。意外と、活気がある」
「どうしたの? なんか考え事?」
「いや、何でもないぞ」
「そう……」
うん、1回来たことがあるな。しかも、メルサの後ろを付けて。
もちろん、そんなことは言えない。
「そろそろ品薄が酷くなるかもしれないね、対策しておかなくちゃ」
「そうね、街道の復活も遅いかもしれないし」
ボロを出さないように武器屋の方へ向かいたい……!
あ、特産品売り場を見つけたぞ!
「あ、少しあっちの方へ行ってきていいか?」
「え? 特産品売り場の方? 案内……」
「大丈夫だ! すぐに戻ってくる!」
「……?」
俺は走って、鍛冶屋の方へ向かう。
できるだけ早く取って戻ってこよう! あ、あった! おっさんもいるぞ。
「グラッド! 今大丈夫か? 例の武器を取りに来たぞ」
「は? 誰だよおまえ? なんで俺の名前を知っているんだ?」
ん? こいつ記憶でも飛んだのか?
「てか、おまえ! タッセル族の物着ているじゃねえか! 帰れ!」
「俺だよ! シュベルト!」
「名を騙るな! シュベルトはそんなやつじゃねえ!」
そんなやつ…… あ、そうか! 変装していたんだった!
――魔法陣展開 付与 偽装
「ん? シュベルト? は?」
「すまないな、あの時は変装をしていたんだ」
俺はすぐに変装を解いた。
そして、グラッドから貰った剣を差し出す。
「武器の交換をしに来たんだ、ほら、本人だぞ」
「……おまえ、本当に何もんだよ」
「……朝か」
――俺、シュベルトは今、ベットの上で横たわっている。
枕元の近くには、鍛冶屋のドワーフから借りた剣が立てかけているが、使うことはなかった。
なぜか? 俺はこの3日間、まともに体を動かすことができなかったのだ。
――キィィ……
ふいに、ドアが開く音がする。
「おはよー あ、起きてる? シュベルトって、いつもこの時間に目が覚めてるわよね?」
「メルサ…… おはよう、いつもすまないな」
メルサは朝食を持ってやってきた。 サンドイッチだ。
この数日はメルサに介抱されっぱなしだ。なんともみっともない……
「それで、体の方は大丈夫なの? その、戦場病ってやつ」
「ああ、もう自分で何とかなりそうだ」
――今までの旅の疲労なのか、それともアリアの一撃が体に響いたのかは分からない。
けど、こんなのでダウンしてはならない。
もっと鍛錬を積まなければ……
俺は手に力を込める。
「取りあえず下へ降りる。これ以上迷惑になりたくないからな」
「全然迷惑じゃないわよ?」
「本当に大丈夫だ、ほら」
俺は軽く腕を回した。
「……分かったわ、無理しないでね」
「了解だ」
そう言って、俺は部屋から出た。メルサも後を付いてくる。
……下から会話している声が聞こえるな。レアと爺さんはもう起きているのだろう。
俺とメルサは階段を下りた。
「あ、おはようシュベルト! もう動けるの?」
「……そうだ。迷惑をかけたな」
「フン、お主遅すぎじゃ」
「いや、なかなか体が動かなくてだな……」
なんだよ、爺さん。言いたげな顔をして。
「まあいいわい。茶でも飲むか? 昨日、ナイトウルフが高く売れたんじゃ。茶葉も追加したぞい」
「助かる、今から朝食を食べるんだ」
「ありがたく食べるんじゃぞ!」
「ちょっと…… ハンスじい、今日は私が作ったんだからね!」
レアも料理を作れるし、メルサも、爺さんも……
あれ? 俺、危機感を持った方がいいのか?
すると、爺さんはお茶を静かに置いてきた。
「すまないな」
「最近は茶を買うのにも一苦労なんじゃ、節制も考えないといけないのう」
「街道はまだ開通しないのか?」
「そうなんじゃよ。いくら何でも遅いわい、これじゃリウは持たんぞ」
「食料は…… 大丈夫だったな」
農業地区があるって話はレアから聞いた。聞き耳を立てただけだがな。
「あ、そうそう! 思い出した! 例の件、覚えてる?」
「例の件?」
レアと何か約束していたか……? うーん、思い出せない……
「シュベルト、模擬戦のやつよ。レアはこの3日間楽しみにしてたわ」
「模擬戦……? あ、そうだったな」
「そう、模擬戦! 農業地区に戦う場所があるの、そこに行こうよ!」
レアが飛び上がるように立ち上がった。
ほう…… こんなにも好戦的なのか。意外だな。
「ああ、分かった。すぐに準備しよう」
「うん! 市場よりもっと進んだ先に、農業地区があるよ。リウの半分を占めるほど大きいんだ」
そうだ、あのドワーフから剣を受け取らないといけないしな。ついでに寄り道しておこう。
「あの、シュベルト、受け取ってほしいものがあるの」
「……どうしたんだ?」
メルサは無言のまま、とある小袋を手渡してきた。
俺は中身を見る……
「これは…… クロークか」
「うん、この3日間で作ったの。白色と灰色の2色あって、どっちも着られるようにしているわ」
メルサって、裁縫もできたのか…… しかもこんな上手に。分かってはいたが、こんなにも良い品を見るのは初めてだ。
近衛騎士時代にも、クロークは必需品だったからなぁ。
……さらに危機感を覚え始めた。
「…………」
「あ、でも。戦闘の邪魔になるようだったら全然いいの。私が勝手に作っただけだし……」
「ありがとう。とてもいいし、嬉しい。助かる」
「そう……なの。良かった」
メルサは恥ずかしそうに、すこし顔を赤くしながら顔を下げた。
さっそく着てみるか。どれ……
「……意外と似合ってるぞい」
「わぁ、何かやっぱり騎士って感じがする……」
「どうだ? メルサ、大丈夫だろうか」
「うん…… やっぱりシュベルトは白がいいと思う」
メルサは少し目を逸らしながらも、そう答えた。
なんだか恥ずかしくなってきたな…… さっきから爺さんにニヤニヤと見られてる。
「……よし、レア。その農業地区に行くか。メルサはどうする? 待っておくか?」
「私も付いていっていいかしら?」
「ああ、問題ない」
「じゃあ、さっそく出発だ!」
そうして、俺たちは爺さんの家から出るのだった。
~~
すこし時間は経過し、リウの市場まで来ていた。
「シュベルト、私たち、ここで色々と買い物したの。どう? 前よりかは静かだけど、結構活気があるわ」
「あ、あぁ。そうだな。意外と、活気がある」
「どうしたの? なんか考え事?」
「いや、何でもないぞ」
「そう……」
うん、1回来たことがあるな。しかも、メルサの後ろを付けて。
もちろん、そんなことは言えない。
「そろそろ品薄が酷くなるかもしれないね、対策しておかなくちゃ」
「そうね、街道の復活も遅いかもしれないし」
ボロを出さないように武器屋の方へ向かいたい……!
あ、特産品売り場を見つけたぞ!
「あ、少しあっちの方へ行ってきていいか?」
「え? 特産品売り場の方? 案内……」
「大丈夫だ! すぐに戻ってくる!」
「……?」
俺は走って、鍛冶屋の方へ向かう。
できるだけ早く取って戻ってこよう! あ、あった! おっさんもいるぞ。
「グラッド! 今大丈夫か? 例の武器を取りに来たぞ」
「は? 誰だよおまえ? なんで俺の名前を知っているんだ?」
ん? こいつ記憶でも飛んだのか?
「てか、おまえ! タッセル族の物着ているじゃねえか! 帰れ!」
「俺だよ! シュベルト!」
「名を騙るな! シュベルトはそんなやつじゃねえ!」
そんなやつ…… あ、そうか! 変装していたんだった!
――魔法陣展開 付与 偽装
「ん? シュベルト? は?」
「すまないな、あの時は変装をしていたんだ」
俺はすぐに変装を解いた。
そして、グラッドから貰った剣を差し出す。
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