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その五 地獄変
一
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ゴオオオ ゴオオオオ
火が燃え盛っている。炉の中がオレンジ色に輝き、炎(ほむら)を立ち昇らせている。
大きな炉である。高さは1m、2m四方ほどの大きをもった土で出来た炉である。温度は1000度を超えているだろう。
小屋の中である。小屋と言っても、高さは10mくらいあり、10人ほどの人間が働けるほどの作業場というおもむきである。季節は十一月だが、炉の高熱が室内をも暑くしている。この室内にいるだけで、汗が浮き出てくることだろう。
「いいだろう。入れろ」
中年の男の声。どこか頑なで固い声。
「はい」
それに答えたのは若い男。まだ二十前ではないだろうか。この比較的広い小屋の中にはこの二人の男たちしかいないようである。
若い男が炉に近寄り、燃え盛る火の中に、白く細長いものを入れた。新しい命を得たかのように3つ4つの火柱が伸び立つ。
「次。間をあけずに入れよ」
「はい。承知いたしました」
若い男は先ほどの「白く細長いもの」と同じようなものを投入する。勢いよく火柱が上がる。
「どの様なものなのだ?」
「はい?」
「お前が入れているものは、『何だ』と聞いておるのだっ。わしの言ったとおりのものなのだろうなっ」
「あっ、はい。左様にございます。お師匠の言われたとおりに年若い女にございます」
「未通女(おぼこ)か?」
「そっ、そこまでは・・・」
中年の男は「ふん」とつまらなそうに鼻を鳴らし、目で若い男を促す。若い男は慌てて、足元に転がる「白く長いもの」を手にした。先ほどのものよりも太い。
炎が立ち昇り揺れ動く。
「猿、ここが肝要じゃぞ。しっかりと炉の真ん中に落とすのじゃ」
「は、はい」
「猿」と呼ばれた若者は、足元から毬の様なものを持ち上げたが、毬ではない。なぜなら、「それ」には黒く長い髪がついている。毬のように丸くなく、むしろ細長い。
「それ」は若い女の生首。
細長い目は閉じられ、小さな鼻に小さな口。鼻のまわりには多少そばかすがある。
青白い生首。
首は斧ででも切ったのだろうか?切断口の肉はザクザクとはぜている。
今まで猿が投げ入れていた「細長い白いもの」はこの女の足や腕ということか!
この二人の男は一体何をしている!
猿は炉の淵まで来ると、両手を伸ばし生首を落とそうとする。
その時、生首の細長い目が開き、にやりと微笑んだ。
猿にはそう見えた。
「ヒッ」
猿が小さく悲鳴をあげ、生首は炉の中に転がり落ちた。
「愚か者がぁ!真ん中に落とせと云うたであろうがっ」
「申し訳ございません!首が目を開き、笑ったのです!」
「臆病者っ!お前が臆病だからそう見えたのだっ。もういい、炭と砂鉄を入れよ」
「はっ、はい。ただ今、すぐに」
そう言うと猿は一抱えはある「箕(み)」を取りに行き、箕の上に山盛りとなっている「木炭」を炉に入れ込んだ。息つく暇もなく、大量の砂鉄を炉に入れる。
「猿、後は任せた」
そう言うと中年の男は、猿を一瞥することもなく背を向け、小屋から出て行った。
猿は黙って中年の男に深々と頭を下げる。
ゴオオオオッ パチパチパチ
ゴオオオッ パチパチパチ
猿が炎を立ち昇らせる炉のそばに立ち、木炭と砂鉄を交互に入れている。汗びっしょり顔が真っ黒になっている。汗まみれ、炭まみれだ。三日間である。「あとは任せる」と言われてから三日間、猿は木炭と砂鉄を交互に入れ続けているのである。その間、食事も水も、用を足すのも短時間で済ませる。寝てはいる。が一時間で起き、炭と砂鉄を入れ、様子を見てから寝るのである。そして一時間後にまた起きる・・・。
げっそりと痩せた。頬肉がそぎ落とされている。もともと小づくりな体が、この三日間で5kgは落ちたろう。無駄な肉は一切そぎ落とされている。
猿の師匠は、足繫くやって来る。その都度、「火の力が弱い!もっと炭を入れよ」、「入れる砂鉄の量が多すぎる。それでは鉧(けら)が出来んだろうが」等と怒鳴る。労り(いたわり)の言葉は一つもない。
「よし、良いだろう。崩すぞ」
「はい」
男と猿はそれぞれ鉄の棒を取り出した。先端はかぎ爪のようになっている。二人は燃え盛る炉に鉄の棒のかぎ爪を引っ掛けた。
「崩すぞ」
「はい」
二人は息を合わせ、鉄の棒を引いた。炉が崩れ、赤々と燃えている炭が崩れ出て来る。二人は鉄の棒で燃え盛る炭を払いのけていく。炭の下から二畳分ほどの大きさの灰色の塊が現れた。表面はざらざらになっている。
これが鉧(けら)である。
鉧を男と猿が大きな金槌で撃ち叩き始めた。鉧が割れ、その内側から銀色に輝く砂鉄の塊が現れた。玉鋼(たまはがね)である。三歳児の頭の大きさ程はあろうか。男は玉鋼を鉄のコテでつかみ、火床に入れ熱し始めた。猿が炭を加える。熱せられ真っ赤な塊となった玉鋼を男と猿が金槌で交互に叩いていく。
カン カン カーン カカン
カン カン カーン カカン
薄く伸びていく玉鋼に水を加え、再び熱し、槌で叩く。
熱せられた玉鋼が水で冷やされる。
ジューッ ジューッ ジュー
男はその音を探るように、玉鋼に耳を寄せる。
熱し、冷やし、叩く。
二人でこの作業を何度か繰り返し、玉鋼が長く薄く延ばされていく。
男は一人で金槌を使い、静かに優しく叩き形を整えていく。貧相な容姿の男である。小さく三角形の額。小さく猜疑心が強そうな目。多少反っ歯気味の歯。ネズミの様な中年の男である。
この貧相な顔立ちの男が、一心不乱に鋼(はがね)を叩き、形を整えていく様は犯しがたい威厳がある。猿の存在を一切無視し、槌を振るう。孤高の芸術家がそこにいる。
細長く、多少反りがあり、先端が鋭くとがり、鈍く銀色の光を放つ棒状の鋼。
強く、柔らかく、曲がらず、錆びない世界中が認める芸術品とも言われる武器。「刀」。この男は刀を錬成しているのである。
だが何と禍々しき邪法であろうか。この刀は人の死体を砂鉄と共に焼き上げ、溶け合わせて作り出したのだ。
人の肉体だけでなく、魂までも汚す邪法の末に作り出された刀。
もはや猿は槌を振る男を遠目から見ているだけだ。
ふと男の表情が一瞬曇った。
そして再び槌を動かす。
猿は男に一礼し小屋から出て行った。
男はただただ刀を整え続けている。
火が燃え盛っている。炉の中がオレンジ色に輝き、炎(ほむら)を立ち昇らせている。
大きな炉である。高さは1m、2m四方ほどの大きをもった土で出来た炉である。温度は1000度を超えているだろう。
小屋の中である。小屋と言っても、高さは10mくらいあり、10人ほどの人間が働けるほどの作業場というおもむきである。季節は十一月だが、炉の高熱が室内をも暑くしている。この室内にいるだけで、汗が浮き出てくることだろう。
「いいだろう。入れろ」
中年の男の声。どこか頑なで固い声。
「はい」
それに答えたのは若い男。まだ二十前ではないだろうか。この比較的広い小屋の中にはこの二人の男たちしかいないようである。
若い男が炉に近寄り、燃え盛る火の中に、白く細長いものを入れた。新しい命を得たかのように3つ4つの火柱が伸び立つ。
「次。間をあけずに入れよ」
「はい。承知いたしました」
若い男は先ほどの「白く細長いもの」と同じようなものを投入する。勢いよく火柱が上がる。
「どの様なものなのだ?」
「はい?」
「お前が入れているものは、『何だ』と聞いておるのだっ。わしの言ったとおりのものなのだろうなっ」
「あっ、はい。左様にございます。お師匠の言われたとおりに年若い女にございます」
「未通女(おぼこ)か?」
「そっ、そこまでは・・・」
中年の男は「ふん」とつまらなそうに鼻を鳴らし、目で若い男を促す。若い男は慌てて、足元に転がる「白く長いもの」を手にした。先ほどのものよりも太い。
炎が立ち昇り揺れ動く。
「猿、ここが肝要じゃぞ。しっかりと炉の真ん中に落とすのじゃ」
「は、はい」
「猿」と呼ばれた若者は、足元から毬の様なものを持ち上げたが、毬ではない。なぜなら、「それ」には黒く長い髪がついている。毬のように丸くなく、むしろ細長い。
「それ」は若い女の生首。
細長い目は閉じられ、小さな鼻に小さな口。鼻のまわりには多少そばかすがある。
青白い生首。
首は斧ででも切ったのだろうか?切断口の肉はザクザクとはぜている。
今まで猿が投げ入れていた「細長い白いもの」はこの女の足や腕ということか!
この二人の男は一体何をしている!
猿は炉の淵まで来ると、両手を伸ばし生首を落とそうとする。
その時、生首の細長い目が開き、にやりと微笑んだ。
猿にはそう見えた。
「ヒッ」
猿が小さく悲鳴をあげ、生首は炉の中に転がり落ちた。
「愚か者がぁ!真ん中に落とせと云うたであろうがっ」
「申し訳ございません!首が目を開き、笑ったのです!」
「臆病者っ!お前が臆病だからそう見えたのだっ。もういい、炭と砂鉄を入れよ」
「はっ、はい。ただ今、すぐに」
そう言うと猿は一抱えはある「箕(み)」を取りに行き、箕の上に山盛りとなっている「木炭」を炉に入れ込んだ。息つく暇もなく、大量の砂鉄を炉に入れる。
「猿、後は任せた」
そう言うと中年の男は、猿を一瞥することもなく背を向け、小屋から出て行った。
猿は黙って中年の男に深々と頭を下げる。
ゴオオオオッ パチパチパチ
ゴオオオッ パチパチパチ
猿が炎を立ち昇らせる炉のそばに立ち、木炭と砂鉄を交互に入れている。汗びっしょり顔が真っ黒になっている。汗まみれ、炭まみれだ。三日間である。「あとは任せる」と言われてから三日間、猿は木炭と砂鉄を交互に入れ続けているのである。その間、食事も水も、用を足すのも短時間で済ませる。寝てはいる。が一時間で起き、炭と砂鉄を入れ、様子を見てから寝るのである。そして一時間後にまた起きる・・・。
げっそりと痩せた。頬肉がそぎ落とされている。もともと小づくりな体が、この三日間で5kgは落ちたろう。無駄な肉は一切そぎ落とされている。
猿の師匠は、足繫くやって来る。その都度、「火の力が弱い!もっと炭を入れよ」、「入れる砂鉄の量が多すぎる。それでは鉧(けら)が出来んだろうが」等と怒鳴る。労り(いたわり)の言葉は一つもない。
「よし、良いだろう。崩すぞ」
「はい」
男と猿はそれぞれ鉄の棒を取り出した。先端はかぎ爪のようになっている。二人は燃え盛る炉に鉄の棒のかぎ爪を引っ掛けた。
「崩すぞ」
「はい」
二人は息を合わせ、鉄の棒を引いた。炉が崩れ、赤々と燃えている炭が崩れ出て来る。二人は鉄の棒で燃え盛る炭を払いのけていく。炭の下から二畳分ほどの大きさの灰色の塊が現れた。表面はざらざらになっている。
これが鉧(けら)である。
鉧を男と猿が大きな金槌で撃ち叩き始めた。鉧が割れ、その内側から銀色に輝く砂鉄の塊が現れた。玉鋼(たまはがね)である。三歳児の頭の大きさ程はあろうか。男は玉鋼を鉄のコテでつかみ、火床に入れ熱し始めた。猿が炭を加える。熱せられ真っ赤な塊となった玉鋼を男と猿が金槌で交互に叩いていく。
カン カン カーン カカン
カン カン カーン カカン
薄く伸びていく玉鋼に水を加え、再び熱し、槌で叩く。
熱せられた玉鋼が水で冷やされる。
ジューッ ジューッ ジュー
男はその音を探るように、玉鋼に耳を寄せる。
熱し、冷やし、叩く。
二人でこの作業を何度か繰り返し、玉鋼が長く薄く延ばされていく。
男は一人で金槌を使い、静かに優しく叩き形を整えていく。貧相な容姿の男である。小さく三角形の額。小さく猜疑心が強そうな目。多少反っ歯気味の歯。ネズミの様な中年の男である。
この貧相な顔立ちの男が、一心不乱に鋼(はがね)を叩き、形を整えていく様は犯しがたい威厳がある。猿の存在を一切無視し、槌を振るう。孤高の芸術家がそこにいる。
細長く、多少反りがあり、先端が鋭くとがり、鈍く銀色の光を放つ棒状の鋼。
強く、柔らかく、曲がらず、錆びない世界中が認める芸術品とも言われる武器。「刀」。この男は刀を錬成しているのである。
だが何と禍々しき邪法であろうか。この刀は人の死体を砂鉄と共に焼き上げ、溶け合わせて作り出したのだ。
人の肉体だけでなく、魂までも汚す邪法の末に作り出された刀。
もはや猿は槌を振る男を遠目から見ているだけだ。
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そして再び槌を動かす。
猿は男に一礼し小屋から出て行った。
男はただただ刀を整え続けている。
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