35 / 119
婚約破棄?その言葉待っていました!
セレス領にて(ユリウス視点)①
「ユリウスが自分から女性に興味を示すなんて珍しいね。良い傾向だよ」
第二王子ライオール殿下が金色の髪を揺らしながら笑う。エメラルドを思わせる碧眼を少し細めて、人懐っこい笑顔を向けてくる。
そして昔から変わらない口調で、俺に話しかけるのだ。
「私達はまだ学生なのに働きすぎだよねー。学園があるから長く休めないけど、できるだけゆっくりしてくるといいよ」
ライオール殿下とは同い年のため、幼い頃から遊び相手だった。
側近となり主従関係になった今でも、殿下は「気心知れた仲だから」と何かと揶揄してくる。
王族が王立学園に在籍する場合、自治を学ぶために生徒会に入ることが慣例となっている。生徒会長である殿下は、生徒が事件に遭ったことに心を痛めていた。
「セレス嬢のその後の様子が心配だ。ユリウス、頼むぞ」
ライオール殿下に許可をもらい、転移魔法で飛ぶ。
転移先で公爵家の護衛騎士と合流し、馬でセレス領に入った。
セレス領は大きな街道から離れているので、王都から馬車で一日圏内という好立地でありながら長閑なところだった。
酪農が主で目ぼしい産業がなかったが、近年紡績業で成功し、王都へ販路を得てから税収増が著しい。
我がクローディア領はセレス領の東隣だが、俺がセレス領を訪れたのは初めてだった。
領内に入ると傭兵に呼び止められる。
セレス領に侵入したドロール家の残党を捕縛した傭兵集団だろう。
俺の身分を明かしたら隊長らしき男性が出てきて、俺の顔を見てにやっとした。
「呼び止めて失礼した。どうぞお通り下さい」
「貴殿がセレス子爵に雇われた護衛の隊長か?賊を捕らえたそうだな」
「まぁ、嬢ちゃんに頼まれたからな」
話ぶりからして、セレス子爵令嬢と懇意にしているようだ。彼女とどういう関係なのか気になったが、隊長ははぐらかして去ってしまった。
領主館に行き用件を伝えると家令が対応した。
予想通り「お嬢様への面会は取り次げない」とのこと。
いつなら面会が可能か尋ねると「お嬢様は外出していて判断を仰げない」と答えた。
外出できるくらいに気持ちが回復したのなら、一安心かもしれない。
さらに聞けば、侍従も連れずに一人で外出したという。「お嬢様は昔からそうでして」と家令も苦笑していた。
一人で外出したと聞き、セレス嬢は前子爵の墓参り行ったのではないかと思った。今日は前子爵夫妻の月命日だと把握していたが、セレス嬢の行き先に確信はなかった。
俺は一旦護衛と別れ、領内の教会に一人で向かう。領主館に到着するまでの道中で、教会の位置は把握していた。
だがセレス嬢は教会にいなかった。
教会を出て裏手にまわると墓地があり、一カ所だけ花が添えられているところを見つける。
墓石を確認すると前セレス子爵夫妻の名が刻まれていた。俺はセレス嬢がここに居たのだと確信する。
今は近くに人影は見当たらない。
彼女に会えるかと思ったが、少し遅かったようだ。
彼女なら、この後どうするだろうか?
最近セレス嬢のことを良く考えるので、彼女の思考を追ってみたくなった。合理的な思考なら、ある程度推測が可能だ。
彼女は領主館に戻るか、あるいは彼女にとって落ち着ける場所に行くか….…?
俺は見晴らしの良い場所を探して移動する。そして辿り着いた先に、彼女を見つけた。
久しぶりに見た彼女は、今日も質素な装いだった。だが長い黒髪が風に靡いて、遠目にも存在感がある。
俺が声をかけると深い緑の瞳が驚いたようにこちらを見たので、なんだか嬉しくなった。
彼女と並んで歩く。女性は歩幅が小さいのだなと改めて気付いた。
彼女との当たり障りのない会話も楽しい。
誘拐された影響で人を怖がるかと思ったが、今のところそれを感じさせない。無理して振る舞っているのかと注意して観察したが、どうも違うようだ。
俺はもっと彼女のことを知りたいと思った。
しかし彼女は巧みに悟らせない。
そのため俺はとっておきのカードを切ることにした。
「クローディア家が前子爵夫妻殺害の犯人ではないと考えたのはなぜ?」
瞬間、彼女の纏う雰囲気が変わる。
例えるなら動物が毛を逆立てるような警戒感。
しかしながらそれは一瞬のことで、直ぐ様、元通りに収める。
そこには目立たない子爵令嬢がいるだけだ。
俺から見ると、彼女は老成した貴族の様だった。先ほど自分に生じた微かな綻びを、一瞬で修正してみせた。年下とは思えない。
俺は宰相の息子として、様々な貴族に会う機会があった。特に王宮は伏魔殿で、感情を隠して腹の探り合いをするのは日常茶飯事。
貴族は感情を御せて一人前、僅かに動揺しても老成する程に悟らせない。
俺が出したカードは強手で相手の警戒感は上がってしまった。
彼女は次にどう動くだろうか?
幾つか選択肢を思い浮かべて待つと、あろうことか想定していたギリギリの積極的な選択をした。
『知らぬ存ぜぬで通す』のではなく『他所に身を隠す』選択だった。
大人しい令嬢のすることではない。
しかも行動が早すぎる。
俺は転移魔法で彼女のところに飛ぶ。
昼間会った時に、念の為マーキングしておいたからできたことだ。
転移先の森で会った彼女は男装をしていた。女性的な身体つきをローブで隠せば、まさに少年の様に見える。
顔が整っていて中性的なのだ。
あまりに似合っていて違和感がなく、マーキングしていなければわからなかったかもしれない。
身のこなしも様になっていた。
何というか『慣れている』。
たぶん初めてではないのだろう。
一人で行動することも、
男装することも、
森にいることも、
転移魔法を使うことも、
俺の知っている『貴族令嬢』とは全く異なる一面。
俺は彼女を確かめたくなった。
自分が考えたような人物か、
自分が予想した通りの能力があるのか、
何を隠しているのか?
第二王子ライオール殿下が金色の髪を揺らしながら笑う。エメラルドを思わせる碧眼を少し細めて、人懐っこい笑顔を向けてくる。
そして昔から変わらない口調で、俺に話しかけるのだ。
「私達はまだ学生なのに働きすぎだよねー。学園があるから長く休めないけど、できるだけゆっくりしてくるといいよ」
ライオール殿下とは同い年のため、幼い頃から遊び相手だった。
側近となり主従関係になった今でも、殿下は「気心知れた仲だから」と何かと揶揄してくる。
王族が王立学園に在籍する場合、自治を学ぶために生徒会に入ることが慣例となっている。生徒会長である殿下は、生徒が事件に遭ったことに心を痛めていた。
「セレス嬢のその後の様子が心配だ。ユリウス、頼むぞ」
ライオール殿下に許可をもらい、転移魔法で飛ぶ。
転移先で公爵家の護衛騎士と合流し、馬でセレス領に入った。
セレス領は大きな街道から離れているので、王都から馬車で一日圏内という好立地でありながら長閑なところだった。
酪農が主で目ぼしい産業がなかったが、近年紡績業で成功し、王都へ販路を得てから税収増が著しい。
我がクローディア領はセレス領の東隣だが、俺がセレス領を訪れたのは初めてだった。
領内に入ると傭兵に呼び止められる。
セレス領に侵入したドロール家の残党を捕縛した傭兵集団だろう。
俺の身分を明かしたら隊長らしき男性が出てきて、俺の顔を見てにやっとした。
「呼び止めて失礼した。どうぞお通り下さい」
「貴殿がセレス子爵に雇われた護衛の隊長か?賊を捕らえたそうだな」
「まぁ、嬢ちゃんに頼まれたからな」
話ぶりからして、セレス子爵令嬢と懇意にしているようだ。彼女とどういう関係なのか気になったが、隊長ははぐらかして去ってしまった。
領主館に行き用件を伝えると家令が対応した。
予想通り「お嬢様への面会は取り次げない」とのこと。
いつなら面会が可能か尋ねると「お嬢様は外出していて判断を仰げない」と答えた。
外出できるくらいに気持ちが回復したのなら、一安心かもしれない。
さらに聞けば、侍従も連れずに一人で外出したという。「お嬢様は昔からそうでして」と家令も苦笑していた。
一人で外出したと聞き、セレス嬢は前子爵の墓参り行ったのではないかと思った。今日は前子爵夫妻の月命日だと把握していたが、セレス嬢の行き先に確信はなかった。
俺は一旦護衛と別れ、領内の教会に一人で向かう。領主館に到着するまでの道中で、教会の位置は把握していた。
だがセレス嬢は教会にいなかった。
教会を出て裏手にまわると墓地があり、一カ所だけ花が添えられているところを見つける。
墓石を確認すると前セレス子爵夫妻の名が刻まれていた。俺はセレス嬢がここに居たのだと確信する。
今は近くに人影は見当たらない。
彼女に会えるかと思ったが、少し遅かったようだ。
彼女なら、この後どうするだろうか?
最近セレス嬢のことを良く考えるので、彼女の思考を追ってみたくなった。合理的な思考なら、ある程度推測が可能だ。
彼女は領主館に戻るか、あるいは彼女にとって落ち着ける場所に行くか….…?
俺は見晴らしの良い場所を探して移動する。そして辿り着いた先に、彼女を見つけた。
久しぶりに見た彼女は、今日も質素な装いだった。だが長い黒髪が風に靡いて、遠目にも存在感がある。
俺が声をかけると深い緑の瞳が驚いたようにこちらを見たので、なんだか嬉しくなった。
彼女と並んで歩く。女性は歩幅が小さいのだなと改めて気付いた。
彼女との当たり障りのない会話も楽しい。
誘拐された影響で人を怖がるかと思ったが、今のところそれを感じさせない。無理して振る舞っているのかと注意して観察したが、どうも違うようだ。
俺はもっと彼女のことを知りたいと思った。
しかし彼女は巧みに悟らせない。
そのため俺はとっておきのカードを切ることにした。
「クローディア家が前子爵夫妻殺害の犯人ではないと考えたのはなぜ?」
瞬間、彼女の纏う雰囲気が変わる。
例えるなら動物が毛を逆立てるような警戒感。
しかしながらそれは一瞬のことで、直ぐ様、元通りに収める。
そこには目立たない子爵令嬢がいるだけだ。
俺から見ると、彼女は老成した貴族の様だった。先ほど自分に生じた微かな綻びを、一瞬で修正してみせた。年下とは思えない。
俺は宰相の息子として、様々な貴族に会う機会があった。特に王宮は伏魔殿で、感情を隠して腹の探り合いをするのは日常茶飯事。
貴族は感情を御せて一人前、僅かに動揺しても老成する程に悟らせない。
俺が出したカードは強手で相手の警戒感は上がってしまった。
彼女は次にどう動くだろうか?
幾つか選択肢を思い浮かべて待つと、あろうことか想定していたギリギリの積極的な選択をした。
『知らぬ存ぜぬで通す』のではなく『他所に身を隠す』選択だった。
大人しい令嬢のすることではない。
しかも行動が早すぎる。
俺は転移魔法で彼女のところに飛ぶ。
昼間会った時に、念の為マーキングしておいたからできたことだ。
転移先の森で会った彼女は男装をしていた。女性的な身体つきをローブで隠せば、まさに少年の様に見える。
顔が整っていて中性的なのだ。
あまりに似合っていて違和感がなく、マーキングしていなければわからなかったかもしれない。
身のこなしも様になっていた。
何というか『慣れている』。
たぶん初めてではないのだろう。
一人で行動することも、
男装することも、
森にいることも、
転移魔法を使うことも、
俺の知っている『貴族令嬢』とは全く異なる一面。
俺は彼女を確かめたくなった。
自分が考えたような人物か、
自分が予想した通りの能力があるのか、
何を隠しているのか?
あなたにおすすめの小説
白い結婚のまま、旦那様は薔薇のような美人に夢中になりました
柴田はつみ
恋愛
伯爵令嬢リディアは、美貌で有名な侯爵レオンハルトに嫁いだ。
けれど結婚して二年、夫婦は一度も結ばれないまま――白い結婚だった。
それでも旦那様は優しかった。
冷たいわけではない。気づかいの言葉も、穏やかな笑顔もくれる。
だからリディアは、愛されてはいなくても、いつか少しは夫婦になれるのではないかと信じていた。
そんなある日、彼女は知ってしまう。
旦那様が薔薇の君と呼ばれる絶世の美女に心を奪われていることを。
彼が触れなかったのは私にだけだったのだと。
都合のいい奥方として、役に立っていたと悟る
静かに離縁を決意したリディアは、実家へ戻ったあと、女子学院で働き始める。
すると侯爵夫人時代には当たり前だった実務のすべてが、外では驚くほど必要とされていた。
感謝され、認められ、自分の足で立ち始めた彼女は、少しずつ見違えるほど美しくなっていく
理想の女性を見つけた時には、運命の人を愛人にして白い結婚を宣言していました
ぺきぺき
恋愛
王家の次男として生まれたヨーゼフには幼い頃から決められていた婚約者がいた。兄の補佐として育てられ、兄の息子が立太子した後には臣籍降下し大公になるよていだった。
このヨーゼフ、優秀な頭脳を持ち、立派な大公となることが期待されていたが、幼い頃に見た絵本のお姫様を理想の女性として探し続けているという残念なところがあった。
そしてついに貴族学園で絵本のお姫様とそっくりな令嬢に出会う。
ーーーー
若気の至りでやらかしたことに苦しめられる主人公が最後になんとか幸せになる話。
作者別作品『二人のエリーと遅れてあらわれるヒーローたち』のスピンオフになっていますが、単体でも読めます。
完結まで執筆済み。毎日四話更新で4/24に完結予定。
第一章 無計画な婚約破棄
第二章 無計画な白い結婚
第三章 無計画な告白
第四章 無計画なプロポーズ
第五章 無計画な真実の愛
エピローグ
辺境は独自路線で進みます! ~見下され搾取され続けるのは御免なので~
紫月 由良
恋愛
辺境に領地を持つマリエ・オリオール伯爵令嬢は、貴族学院の食堂で婚約者であるジョルジュ・ミラボーから婚約破棄をつきつけられた。二人の仲は険悪で修復不可能だったこともあり、マリエは快諾すると学院を早退して婚約者の家に向かい、その日のうちに婚約が破棄された。辺境=田舎者という風潮によって居心地が悪くなっていたため、これを機に学院を退学して領地に引き籠ることにした。
魔法契約によりオリオール伯爵家やフォートレル辺境伯家は国から離反できないが、関わり合いを最低限にして独自路線を歩むことに――。
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています
【完結済】破棄とか面倒じゃないですか、ですので婚約拒否でお願いします
紫
恋愛
水不足に喘ぐ貧困侯爵家の次女エリルシアは、父親からの手紙で王都に向かう。
王子の婚約者選定に関して、白羽の矢が立ったのだが、どうやらその王子には恋人がいる…らしい?
つまりエリルシアが悪役令嬢ポジなのか!?
そんな役どころなんて御免被りたいが、王サマからの提案が魅力的過ぎて、王宮滞在を了承してしまう。
報酬に目が眩んだエリルシアだが、無事王宮を脱出出来るのか。
王子サマと恋人(もしかしてヒロイン?)の未来はどうなるのか。
2025年10月06日、初HOTランキング入りです! 本当にありがとうございます!!(2位だなんて……いやいや、ありえないと言うか…本気で夢でも見ているのではないでしょーか……)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
王子に婚約破棄されて国を追放「魔法が使えない女は必要ない!」彼女の隠された能力と本来の姿がわかり誰もが泣き叫ぶ。
佐藤 美奈
恋愛
クロエ・エルフェシウス公爵令嬢とガブリエル・フォートグランデ王太子殿下は婚約が内定する。まだ公の場で発表してないだけで、王家と公爵家の間で約束を取り交わしていた。
だが帝立魔法学園の創立記念パーティーで婚約破棄を宣言されてしまった。ガブリエルは魔法の才能がある幼馴染のアンジェリカ男爵令嬢を溺愛して結婚を決めたのです。
その理由は、ディオール帝国は魔法至上主義で魔法帝国と称される。クロエは魔法が一番大切な国で一人だけ魔法が全然使えない女性だった。
クロエは魔法が使えないことに、特に気にしていませんでしたが、日常的に家族から無能と言われて、赤の他人までに冷たい目で見られてしまう。
ところがクロエは魔法帝国に、なくてはならない女性でした。絶対に必要な隠された能力を持っていた。彼女の真の姿が明らかになると、誰もが彼女に泣いて謝罪を繰り返し助けてと悲鳴を上げ続けた。
夫に相手にされない侯爵夫人ですが、記憶を失ったので人生やり直します。
MIRICO
恋愛
第二章【記憶を失った侯爵夫人ですが、夫と人生やり直します。】完結です。
記憶を失った私は侯爵夫人だった。しかし、旦那様とは不仲でほとんど話すこともなく、パーティに連れて行かれたのは結婚して数回ほど。それを聞いても何も思い出せないので、とりあえず記憶を失ったことは旦那様に内緒にしておいた。
旦那様は美形で凛とした顔の見目の良い方。けれどお城に泊まってばかりで、お屋敷にいてもほとんど顔を合わせない。いいんですよ、その間私は自由にできますから。
屋敷の生活は楽しく旦那様がいなくても何の問題もなかったけれど、ある日突然パーティに同伴することに。
旦那様が「わたし」をどう思っているのか、記憶を失った私にはどうでもいい。けれど、旦那様のお相手たちがやけに私に噛み付いてくる。
記憶がないのだから、私は旦那様のことはどうでもいいのよ?
それなのに、旦那様までもが私にかまってくる。旦那様は一体何がしたいのかしら…?
小説家になろう様に掲載済みです。
性格が嫌いだと言われ婚約破棄をしました
クロユキ
恋愛
エリック・フィゼリ子息子爵とキャロル・ラシリア令嬢子爵は親同士で決めた婚約で、エリックは不満があった。
十五歳になって突然婚約者を決められエリックは不満だった。婚約者のキャロルは大人しい性格で目立たない彼女がイヤだった。十六歳になったエリックには付き合っている彼女が出来た。
我慢の限界に来たエリックはキャロルと婚約破棄をする事に決めた。
誤字脱字があります不定期ですがよろしくお願いします。
元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。