甘い寄り道

アリエッティ

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始まりの味覚

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 愛を食み合う相手が随分と増えた。暇さえあれば家を訪ね、合図をし、腰をふっては絶頂している。

「...最高だね、恵子さんのアソコ布!」
濡れ倒した恵子の下着を鼻にあてがい、これでもかと吸い上げては匂いを堪能している。

「はぁ..人のパンツ嗅いでると思い出すなぁ。
..あの頃の楽しい出来事をさ」
彼がまだ中学生の頃の話だ。二つ上の高校生のいとこの姉が、家の都合で転校し、家に同居する事になった

「タクジ!
お風呂空いたよ、早めに入れってさ。」

「..あぁわかった、すぐ入る。」
(やっぱり気付いて無いのか、撮られてた事。動画回収がてら〝お宝探し〟といきますか..!)
思春期真っ只中の当時の彼は歓喜していた。現役女子高生が扉を一枚隔てた部屋に居る、風呂場に行けば下着や脱ぎたての服が無防備に置いてある。

「..よし、動画確保。これはあとでオカズにするとして、あとは戦利品だな。」
洗濯機の中を手探りで漁る。先ず手元に届いたのは豊満なバストを包むブラジャー、裏のラベルを確認すると大きさを示す「E」の文字が。

「Eカップもあるんだ、確かにデカいもんな乳。
..さて、次が本番だ。」
洗濯機に手を突っ込み、取り出すと指先に絡まり釣れたのはくたびれたショーツ。赤く艶やかな模様をした三角の秘宝は芳醇な香りを放っている。

「クロッチ..いただきます!」
最大のご馳走を頂く。匂いもあいまって舌には強烈な風味が拡がり伝わってくる。

「はぁ~同居最高っ!
俺が毎日こんな事してると思わないだろうな。」
しかし日常のように日頃やっていると、刺激は徐々に薄れてくる。脱衣所の録画映像も初めは悦びがあったが最早〝見慣れた〟というものだ。

「..我慢しても仕方ねぇ、やるか」
一旦風呂に入り、行動に移す。

「ふぅ..」
部屋へ戻ったタクジはいとこのいる部屋の扉を叩いた

「綾華、ちょっといい?」

「んー何ー。」
扉を開けると小さな部屋のベッドの上に座ったいとこがスマホを弄っていた。
「ちょっと聞きたい事があるんだけどさ」

「聞きたい事?」
話の導入を扉を閉めるのと同時に行い、さりげなく部屋の鍵を閉めた。

「隣座るよ」「何、どうしたの?」
警戒はまるでしていない。スマホを置いて、話を聞く体制を作ってくれた。ここからもう止まらない。

「あの...さ、別に変な意味じゃないんだけど。
ホントただ気になるってだけなんだけどさ」

「何、私に質問?」

「その..女子ってさ、エッチな事に興味あんの?」

「え、ん..まぁ、無くはないんじゃない?」

「セックスしたいとか思う?」

「セックス...ま、まぁね..同じだよ、男子と多分。」
戸惑いながらも直球の質問に答えてくれる。
この時点で既に歯止めは効かなくなり、徐々に詰める筈だった事も直球で行ってしまう。

「え、じゃあチンコとか興味ある?」

「何言ってんのアンタ」
軽くあしらわれるもこちらは本気だ。冗談など言うつもりはサラサラ無い。

「見る? チンコ。」

「いいよ別に、急にどうしたの?」

「俺興味あるんだよね、綾華のおっぱい。」

「はぁ? 何言ってんのよ、ちょっとおかしいわよ」

「揉まして、感触気になる。」
あくまでも好奇心だと性欲を隠して伝える。返答を聞く前に後ろへ周りこみ、覆うように身体を包んで堪能する準備をしている。

「ね、ちょっといいよね?」

「あ、ちょっと..!」
服の上から揉みしだく。沈む指にはしっかりと弾力を伝え、柔らかな感触を与えている。

「すっげ..やわらけ。」

「どこ触ってんの!
やめてよ....やわらかいの?」
抱きつくようにして身体を密着させて掌全体で味わって楽しむ。収まりきらない弾力が手の中で踊る。

「うーん..ちょっと良くわからないな、上脱いで!」

「え、ちょっ..!」
グレーのスウェットを脱がして肌を露わに。
派手な下着に包まれた谷間が挑発しては主張する。

「うへへ..すげぇ...!」
両端を手で抑え、真ん中へ寄せる。初めて女の胸の魔力を知った。

「もう我慢できねぇ!」「待ってよ、何!?」
ズボンを脱いで押し倒した。
そそり立ったモノを寄せた胸にの谷間に差し込み、激しく腰を振る。タクジが味わう初めてのパイズリだ。

「で、出るっ..!」「きゃあっ!」
その日から、隙を見つけては豊満な乳を堪能した。
それに綾華が慣れる事は無く、常に恥じらいを浮かべていたがお構いなし。性の限りに胸を愉しんだ。

「それが普通になった頃か、あれは..」

夏休みに入り、家に居る事が多くなった。
その日は家族が法治か何かで出払い、家にはタクジしかいなかった。

「洗濯物でも漁るか、ってもまだ昼だしな~」
突然風呂など入る筈も無い。肝心の本人は、夏期講習とやらで家にはいない。

「早く帰って来ねぇかな、チンコ擦りてぇ。
でっけぇふわとろオッパイに!」
日課となりつつある贅沢パイズリ、想像しただけで硬くそそり立ってしまう。

「あんまり弄ると出ちまうからな。」
適度に竿をいじくりながら寝転がっていると、玄関の扉が開く音と共に足音が聞こえる。

「ん、帰って来たか?
..にしては足音多いよな。」
家族が帰って来たか、おそるおそる下へ降りると制服姿の女子が複数人、知った顔と一緒に立っていた。

「はえ?」

「あ、タクジ。私の友達」

「沙耶香です」「淳美です」

「...あ、初めまして。」
綾華が友達を連れて帰宅したようだ。家に来たという事は、これから出掛けるという訳でも無いのだろう、だとすれば..。

「これから皆で部屋で勉強するから!」

「勉強っていうか遊ぶんだけどね~。」

「うるさくしちゃったらごめんね?」

やはりそうだ、部屋で遊ぶ。下手をすれば、風呂にも入るかもしれない。タクジは勃起を必死に抑えながらゆっくりと口角を上げる。

「ゆっくりしていって下さい..」
静かに二階へ上がった。興味の薄いフリをして臨戦態勢へ。自分の部屋で、スマホのムービーを起動する。

「せめてパンチラだけでも..結構可愛かったし、胸もまぁまぁデカい感じだった!」
夏服のワイシャツの上からでも何となくわかるボリュームが二通り、歓喜の膨らみがそこにあった。

「夏期講習とか無いの?」
暫く経つと部屋に綾華が上がって来る。

「..中学無いな。」「そうなんだ~、楽だね。」
よく毎日胸を揉まれているのに普通の会話を出来るものだ。平然と戸を閉め部屋へ入っていった。

「へぇ~扉越しで一緒なんだぁ。」

「..ちょっと、お邪魔するね?」
次いで追うように友人の沙耶香と淳美も部屋へ入っていく。通る際にスマホを構えたが、目ぼしいものを撮影する事はできなかった。

「くっそぉ..目の前なのに。」
賑やかに笑う楽園の人々、扉越しでそれを羨む愚かな男。最早一人で済ませるしか方法は無いのだろうか。

「..もう我慢できない、いいや!
飛び込んで勢いで乳でも掴めればそれでイケる。」
もう辛抱たまらん、部屋に飛び込んで勝手に絶頂してやろう。そう心に決め、扉の前に立った。

「...よし、行くぞ!」

「大変だ!」「うおっ!」
突如扉が開き、綾華が飛び出す。

「何だよ急に」

「私もびっくりよ、今から学校行かなきゃ!
もう一つ授業取ってるの忘れてたわ」
現文の他に数Aも取っていた。急遽担任に呼び出しを受け学校に行く事になったようだ。

「友達どうすんの?」

「30分くらいの授業だから!
少し待って貰う事にした!」
それだけ伝えると、光の速さで消えていった。

「何置いてってんだよ。
..すっげぇ有難ぇけどさ」
もう我慢は解かれた。遣り口は既に綾華で立証済みだ

「あ、あの..」

「あ、いとこくん!」

「ごめんね、少し待たせてね。」

「あ、はい。大丈夫です..」
(幾らでも待ってください、やっぱ乳デカっ!)
推定E、下手をすればFを誇るボールが四つも目の前に置いてある。我慢など、出来る訳が無い。

「何か食べます?
..お菓子とか」

「いや、いいよ~。」「お気遣いなく..」
気遣いをしながら、戸の鍵を閉める。

「あの..すみません。
変な事じゃないんですけど、どうしても気になるのて一つ質問してもいいですか?」

「質問? いいよ」

「私たちに興味持ってくれてるんだね。」
以前にもした例の質問、これが全ての入り口だ。

「セックスに興味ってありますか?」

「え?」「……」
頬を赤らめ恥じらいを見せる。が、答えは既に知っている。女子が興味を持っている事も。

「見ます? 僕の。」
ズボンを脱いで、そそり立つ相棒を見せつける。

「……」「…凄い。」
二人はクギ漬け、憧れのモノから決して目を離さない

「しゃぶって..二人で。」
これが初めての愛撫、二人同時の快感が亀頭いっぱいを刺激して、激しく悶絶した。

「いやぁ~最高だったよ。
その後二人でパイズリしてくれたりしてね、流石に30分じゃ二人相手に本番は出来なかったけど。」
嗅いでいた下着を置いて思いにふける。

「..でもそれ考えるとさ、今もやってる事あんまり変わらないんだよねぇ。」
頭を撫でる。タクジの下半身では恵子とユミが、念入りに竿を舐め回している。

「今なら本番、出来るかもね?」
タクジはゆっくりと口角を上げる。


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