80 / 174
馬車の中の再会 エルセマー領に迫る者
しおりを挟む
やたらと広い馬車の中には4人の女性がいた。顔が分かるのは3人だ。
1人はアデライア。残りの2人はいつか帝都であった怪物騒動の時、路地裏で会った者たちだ。
馬車が動き始めたと同時に、アデライアはゆっくりと口を開いた。
「す、すみません、ヴェルト様。私はご迷惑になるからと、お止めしたのですが……」
「アデライアが世話になったという方です、私からもお礼を伝えるのは当然でしょう。それに黒狼会のフィンさんには、私も助けられましたし」
話を聞くと、初めに俺の姿を見つけたのはやはりアデライアだったらしい。
明確に反応を示したアデライアに、何があったのか聞いたのがこの少女……アデライアの異母姉だというヴィローラだった。隣はその護衛騎士、ジークリットだと自己紹介してくれる。
話を聞いたヴィローラは、それならと俺に改めて礼を言おうと馬車を止めさせたとの事だった。
初めて帝都で出会った時からあまり印象が変わらない。おそらく思った事を即座に行動に移す、決断力に溢れたお姫様なのだろう。
考え無しの行動だと周りは迷惑するが。一瞬で行動すべきかすべきでないかの取捨選択をした上での決断となると、少し話は変わってくる。
結果的に時間の短縮や、後にして思うと合理的な判断だったと思える事があるのだ。……このお姫様がどちらなのかは分からないが。
「こちらは私の側仕えをしている、シェリフィアと言います」
「シェリフィア・エルセマーです。音楽祭ではディアノーラ様もヴェルト様のお世話になったと聞いています」
「エルセマーというと……」
「はい。先頭にいる領主夫妻……ジェリアムとメルディアナは私の両親です」
メルディアナの子……! 俺にとっては姪になるのか……! 今日は何と言う日だ! メルに会えたばかりか、その子まで……!
これだけでもエルセマー領に来てよかったと思えるし、ヴィローラが馬車を止めてくれて良かったとも思えた。
「……はは。これだけ高位の貴族様に囲まれると、さすがに緊張しますね」
「あら? とてもそうは見えませんけど? それに黒狼会と言えば今やミドルテア家を含む、大貴族の後ろ盾を持つ一大商会です。短期間でそこまでの手腕を発揮されたヴェルト様から見れば、私たちなどただの小娘でしょう」
「いやいや。さすがにそんな事は思いませんよ」
実際ヴィローラたちに対しては、緊張も何も感じてはいない。が、メルやクイン、シェリフィアがいるという状況には変な緊張は覚えていた。
アデライアは俺の事情を知っているし、余計に気になる。そのアデライアは赤い眼をこちらに向けた。
「ヴェルト様はどうしてこちらにおられたのですか?」
「商談ですよ。新たにこちらの商人と商売をさせてもらう事になりまして。みんな忙しいので、私が直接やってきたのです」
「そうなのですか……。帝都にはいつお戻りに?」
「特に決めてはいませんが、祭りが終わった後……早ければ2日後には発とうかと考えています」
そう言うとヴィローラはそうだわ、と手を叩いた。良い予感はしない。
「それなら今日、よろしければ食事をご一緒しませんか?」
「え……」
「私、黒狼会やフィンさんたちがどういった方々なのか、とても興味がありますの! それに一度こうしてしっかりとお礼ができる機会を、と思っていたのです。帝都では立場もあって難しいのですが、ここなら帝都ほどうるさく目を光らせている者もいませんし!」
一介の商人紛いが皇族と食事の場を共にする。どう考えても違和感がある……と思ったが、既に黒狼会は大貴族ミドルテア家と懇意の仲だ。しかもばっちり知られている。
断り文句を作るのも難しいが、その気配を見せれば即座にミドルテア家との付き合いを引き合いに出してきそうな気がした。
「嬉しい話ではありますが、私の様な者との食事などクインシュバイン様がお許しにならないでしょう。それに従業員も来ておりまして……」
「クインシュバイン様ならロイヤルパワーで封じられますわ。お連れの方もご一緒で構いませんわよ?」
なんという物騒なパワーだ。ヴィローラの頭の中では、もう俺が食事を一緒するのは決定事項なのだろう。
ジークリットもシェリフィアも止めに入らない。
「少し前の黒狼会ならともかく、今のヴェルト様なら大丈夫ですわ。皇族を助けたという実績と、大貴族の後ろ盾を得ているという事実があるのですから。少なくともどこぞの馬の骨とも知れない者……という訳ではございません」
相応に帝国貴族からの信頼を得ている立場、という訳か。
だから皇族と一緒に食事ができる……という理由にはならないと思うが、ヴィローラが言った通りここは帝都ではない。地方都市だからこその提案なのだろう。
ま、俺からすれば何が何でも断らなければならない、という理由がある訳でもないか。
「……分かりました。ご相伴に預かります」
「ええ。良かったわね、アデライア」
「……はい。ヴェルト様、よろしくお願いします」
何だか最近になって、一気に貴族との付き合いが増えてきたな。きっかけはエルヴァールの様な気もするが……。
とりあえずライルズさんとリリアーナには事情を説明しないとな。
■
「まさかまたお前とチームを組む事になるとはなぁ……」
「…………」
帝国領某所。そこでは結社エル=グナーデの関係者10人が集まっていた。その内8人は似た様な服を着ている。
残りの2人の内の1人は男性、もう1人は女性だった。
「なんだ? まだ昔の事を根に持っているのか?」
「…………」
「ふん。相変わらず何を考えているのかよく分からん女だ」
2人の会話とも言えないやり取りを前にし、8人の中の1人……戦闘部隊隊長のベインは汗をかいていた。2人とも結社内では特に有名な存在なのだ。
男は閃刺鉄鷲の七殺星が1人、時読みのレグザック。七殺星に数えられるだけあり、その暗殺技術は非常に高い。
そしてもう1人の女性。こちらは結社の閃罰者の中では最強と言われる存在だった。
魔法という力を現在に蘇らせようとしている結社だが、彼女はその完成形に最も近いと言われている。魔導姫リステルマ。それが女性の名だった。
「おいベイン。お前もそう思うだろ?」
「……私たちは与えられた任務に集中するだけです」
「けっ。面白味のない男だな」
急に話を振られても困るというのが、ベインの本音だった。
ベインたちは結社エル=グナーデに所属する戦闘員だ。閃刺鉄鷲に所属する暗殺者たちとは違い、集団での制圧戦を得意としている。
そしてそれぞれが、並の人間を上回る力を得ていた。
「まぁいい。リステルマ。今は昔の事は忘れて、しっかり任務に集中してくれな?」
「……誰に言っている?」
ここで初めてリステルマは声を出した。その声色にはやや殺気が込められている。
だが言葉を向けられたレグザックは、どこ吹く風という様だった。
「おぉ怖。誰もてめぇみたいな、エルクォーツを4つも持つ化け物とやり合うつもりなんてねぇよ。なぁベイン?」
だからこっちに話を振るな。そう思いながらベインは無言で何も反応を示さなかった。
2人の関係はベインも理解している。とてもシンプルな話なのだ。
レグザックは圧倒的な力で弱者を徹底的に痛ぶるのが好き。リステルマは敵であれそういった真似はしないし、自分の力を必要以上にひけらかす真似はしない。要するに馬が合わないのだ。
レグザックは対象の暗殺にも時間をかけ、たっぷりと残虐に仕事をする。時にその残虐性は暗殺対象だけではなく、その周囲の人間にも向けられる。それこそ女子供でもお構いなしだ。
以前にもレグザックが子供を嬲っている時があった。それを見たリステルマと少々荒事になったのだ。組織内でも2人の相性は最悪と言える。
そんな2人が何故一緒に行動しているのか。それはリステルマがレグザックを見張っているという意味合いが強かった。
「レグザック様、リステルマ様。最終確認を……」
「あぁ? いらねぇだろ、んなもん。護衛は騎士が少々。あとは雑魚だ。皇女さらいぐらい、一瞬で終わる。そもそもリアデインの奴がへましていなけりゃ、こんな面倒なんてなかったってのによ」
だが今、結社はその戦闘員をテンブルク領に集めつつある。どちらにせよ帝国には来ていただろうな、とベインは考えていた。
「こっちは俺とあのリステルマ大先生もいるんだぜ? さらに戦闘員が8名。お前も一応二つ名持ちだろ? 過剰戦力もいいとこだぜ」
これに関してはベインもレグザックと同意見だった。特に厳重でもない施設の警備を突破し、邪魔者を制圧しながら最終的に皇女をさらう。
秘密裏ではなく、正面から堂々としかけるのであれば、この戦力ではやり過ぎになる可能性が高かった。
「しっかし総裁も派手な事を考えるよなぁ! この帝国の地で、いよいよ正体を隠さずにやるつもりかよ!」
「……総裁の悲願の時が近づいている。そういう事でしょう」
「はん……! 俺はこの力を振るえるのであれば、なんだっていいがな! それじゃあ、早速行ってみるとするかぁ!」
日が沈み始めた頃。10人はエルセマー領領都を目指す。
1人はアデライア。残りの2人はいつか帝都であった怪物騒動の時、路地裏で会った者たちだ。
馬車が動き始めたと同時に、アデライアはゆっくりと口を開いた。
「す、すみません、ヴェルト様。私はご迷惑になるからと、お止めしたのですが……」
「アデライアが世話になったという方です、私からもお礼を伝えるのは当然でしょう。それに黒狼会のフィンさんには、私も助けられましたし」
話を聞くと、初めに俺の姿を見つけたのはやはりアデライアだったらしい。
明確に反応を示したアデライアに、何があったのか聞いたのがこの少女……アデライアの異母姉だというヴィローラだった。隣はその護衛騎士、ジークリットだと自己紹介してくれる。
話を聞いたヴィローラは、それならと俺に改めて礼を言おうと馬車を止めさせたとの事だった。
初めて帝都で出会った時からあまり印象が変わらない。おそらく思った事を即座に行動に移す、決断力に溢れたお姫様なのだろう。
考え無しの行動だと周りは迷惑するが。一瞬で行動すべきかすべきでないかの取捨選択をした上での決断となると、少し話は変わってくる。
結果的に時間の短縮や、後にして思うと合理的な判断だったと思える事があるのだ。……このお姫様がどちらなのかは分からないが。
「こちらは私の側仕えをしている、シェリフィアと言います」
「シェリフィア・エルセマーです。音楽祭ではディアノーラ様もヴェルト様のお世話になったと聞いています」
「エルセマーというと……」
「はい。先頭にいる領主夫妻……ジェリアムとメルディアナは私の両親です」
メルディアナの子……! 俺にとっては姪になるのか……! 今日は何と言う日だ! メルに会えたばかりか、その子まで……!
これだけでもエルセマー領に来てよかったと思えるし、ヴィローラが馬車を止めてくれて良かったとも思えた。
「……はは。これだけ高位の貴族様に囲まれると、さすがに緊張しますね」
「あら? とてもそうは見えませんけど? それに黒狼会と言えば今やミドルテア家を含む、大貴族の後ろ盾を持つ一大商会です。短期間でそこまでの手腕を発揮されたヴェルト様から見れば、私たちなどただの小娘でしょう」
「いやいや。さすがにそんな事は思いませんよ」
実際ヴィローラたちに対しては、緊張も何も感じてはいない。が、メルやクイン、シェリフィアがいるという状況には変な緊張は覚えていた。
アデライアは俺の事情を知っているし、余計に気になる。そのアデライアは赤い眼をこちらに向けた。
「ヴェルト様はどうしてこちらにおられたのですか?」
「商談ですよ。新たにこちらの商人と商売をさせてもらう事になりまして。みんな忙しいので、私が直接やってきたのです」
「そうなのですか……。帝都にはいつお戻りに?」
「特に決めてはいませんが、祭りが終わった後……早ければ2日後には発とうかと考えています」
そう言うとヴィローラはそうだわ、と手を叩いた。良い予感はしない。
「それなら今日、よろしければ食事をご一緒しませんか?」
「え……」
「私、黒狼会やフィンさんたちがどういった方々なのか、とても興味がありますの! それに一度こうしてしっかりとお礼ができる機会を、と思っていたのです。帝都では立場もあって難しいのですが、ここなら帝都ほどうるさく目を光らせている者もいませんし!」
一介の商人紛いが皇族と食事の場を共にする。どう考えても違和感がある……と思ったが、既に黒狼会は大貴族ミドルテア家と懇意の仲だ。しかもばっちり知られている。
断り文句を作るのも難しいが、その気配を見せれば即座にミドルテア家との付き合いを引き合いに出してきそうな気がした。
「嬉しい話ではありますが、私の様な者との食事などクインシュバイン様がお許しにならないでしょう。それに従業員も来ておりまして……」
「クインシュバイン様ならロイヤルパワーで封じられますわ。お連れの方もご一緒で構いませんわよ?」
なんという物騒なパワーだ。ヴィローラの頭の中では、もう俺が食事を一緒するのは決定事項なのだろう。
ジークリットもシェリフィアも止めに入らない。
「少し前の黒狼会ならともかく、今のヴェルト様なら大丈夫ですわ。皇族を助けたという実績と、大貴族の後ろ盾を得ているという事実があるのですから。少なくともどこぞの馬の骨とも知れない者……という訳ではございません」
相応に帝国貴族からの信頼を得ている立場、という訳か。
だから皇族と一緒に食事ができる……という理由にはならないと思うが、ヴィローラが言った通りここは帝都ではない。地方都市だからこその提案なのだろう。
ま、俺からすれば何が何でも断らなければならない、という理由がある訳でもないか。
「……分かりました。ご相伴に預かります」
「ええ。良かったわね、アデライア」
「……はい。ヴェルト様、よろしくお願いします」
何だか最近になって、一気に貴族との付き合いが増えてきたな。きっかけはエルヴァールの様な気もするが……。
とりあえずライルズさんとリリアーナには事情を説明しないとな。
■
「まさかまたお前とチームを組む事になるとはなぁ……」
「…………」
帝国領某所。そこでは結社エル=グナーデの関係者10人が集まっていた。その内8人は似た様な服を着ている。
残りの2人の内の1人は男性、もう1人は女性だった。
「なんだ? まだ昔の事を根に持っているのか?」
「…………」
「ふん。相変わらず何を考えているのかよく分からん女だ」
2人の会話とも言えないやり取りを前にし、8人の中の1人……戦闘部隊隊長のベインは汗をかいていた。2人とも結社内では特に有名な存在なのだ。
男は閃刺鉄鷲の七殺星が1人、時読みのレグザック。七殺星に数えられるだけあり、その暗殺技術は非常に高い。
そしてもう1人の女性。こちらは結社の閃罰者の中では最強と言われる存在だった。
魔法という力を現在に蘇らせようとしている結社だが、彼女はその完成形に最も近いと言われている。魔導姫リステルマ。それが女性の名だった。
「おいベイン。お前もそう思うだろ?」
「……私たちは与えられた任務に集中するだけです」
「けっ。面白味のない男だな」
急に話を振られても困るというのが、ベインの本音だった。
ベインたちは結社エル=グナーデに所属する戦闘員だ。閃刺鉄鷲に所属する暗殺者たちとは違い、集団での制圧戦を得意としている。
そしてそれぞれが、並の人間を上回る力を得ていた。
「まぁいい。リステルマ。今は昔の事は忘れて、しっかり任務に集中してくれな?」
「……誰に言っている?」
ここで初めてリステルマは声を出した。その声色にはやや殺気が込められている。
だが言葉を向けられたレグザックは、どこ吹く風という様だった。
「おぉ怖。誰もてめぇみたいな、エルクォーツを4つも持つ化け物とやり合うつもりなんてねぇよ。なぁベイン?」
だからこっちに話を振るな。そう思いながらベインは無言で何も反応を示さなかった。
2人の関係はベインも理解している。とてもシンプルな話なのだ。
レグザックは圧倒的な力で弱者を徹底的に痛ぶるのが好き。リステルマは敵であれそういった真似はしないし、自分の力を必要以上にひけらかす真似はしない。要するに馬が合わないのだ。
レグザックは対象の暗殺にも時間をかけ、たっぷりと残虐に仕事をする。時にその残虐性は暗殺対象だけではなく、その周囲の人間にも向けられる。それこそ女子供でもお構いなしだ。
以前にもレグザックが子供を嬲っている時があった。それを見たリステルマと少々荒事になったのだ。組織内でも2人の相性は最悪と言える。
そんな2人が何故一緒に行動しているのか。それはリステルマがレグザックを見張っているという意味合いが強かった。
「レグザック様、リステルマ様。最終確認を……」
「あぁ? いらねぇだろ、んなもん。護衛は騎士が少々。あとは雑魚だ。皇女さらいぐらい、一瞬で終わる。そもそもリアデインの奴がへましていなけりゃ、こんな面倒なんてなかったってのによ」
だが今、結社はその戦闘員をテンブルク領に集めつつある。どちらにせよ帝国には来ていただろうな、とベインは考えていた。
「こっちは俺とあのリステルマ大先生もいるんだぜ? さらに戦闘員が8名。お前も一応二つ名持ちだろ? 過剰戦力もいいとこだぜ」
これに関してはベインもレグザックと同意見だった。特に厳重でもない施設の警備を突破し、邪魔者を制圧しながら最終的に皇女をさらう。
秘密裏ではなく、正面から堂々としかけるのであれば、この戦力ではやり過ぎになる可能性が高かった。
「しっかし総裁も派手な事を考えるよなぁ! この帝国の地で、いよいよ正体を隠さずにやるつもりかよ!」
「……総裁の悲願の時が近づいている。そういう事でしょう」
「はん……! 俺はこの力を振るえるのであれば、なんだっていいがな! それじゃあ、早速行ってみるとするかぁ!」
日が沈み始めた頃。10人はエルセマー領領都を目指す。
0
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる