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歪み
鈍感力
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女は敏感である。
今、俺は美奈さんに下心満載で接している。
たとえ、これが成就出来なくても、ただ想っているだけに留まったとしても、妻の友梨奈は、俺の変化に気付くであろう。
男と女の勘の鋭さの違いって、そういうものなのだろう。
つまり、俺が美奈さんに向ける恋心(下心)は、美奈さんには全てお見通しなわけで…
ちょっと、俺の発言…キモすぎたかなあ…
反省しきりの俺の方を、じっと見ていた美奈さんは
「さて、帰ろっか。」
と、笑って言った。
なんだ?
今の笑顔は…
俺の邪な心がバレたのか?
まあ、いいや。
フツーにしておこう。
「ねえ、山崎君
今日って、何か予定あるの?」
「えっ、僕ですか?
何もないですよ。」
「じゃあ、ちょっと飲んでいかない?」
「えっ、いいんですか!?」
「勿論。
あ、でも、奥さんがご飯作って待ってるんだったね。」
「連絡一本入れたら、全然大丈夫です。
係長、是非、お供させて下さい!」
「もう、お供って何よ。
そういうので誘ってんじゃないから。
会社が終われば、上司でも部下でもないし、お仕事の話だって、そういう場ではするつもりないから。」
美奈さんは、そう言って笑った。
うーん…可愛い!
「お店は私がテキトーに決めていいかな。」
「はい。
僕は全然知りませんので、よろしくお願いします。」
俺はペコペコと頭を下げた。
いいぞ!
いい感じだ…
今、俺は美奈さんに下心満載で接している。
たとえ、これが成就出来なくても、ただ想っているだけに留まったとしても、妻の友梨奈は、俺の変化に気付くであろう。
男と女の勘の鋭さの違いって、そういうものなのだろう。
つまり、俺が美奈さんに向ける恋心(下心)は、美奈さんには全てお見通しなわけで…
ちょっと、俺の発言…キモすぎたかなあ…
反省しきりの俺の方を、じっと見ていた美奈さんは
「さて、帰ろっか。」
と、笑って言った。
なんだ?
今の笑顔は…
俺の邪な心がバレたのか?
まあ、いいや。
フツーにしておこう。
「ねえ、山崎君
今日って、何か予定あるの?」
「えっ、僕ですか?
何もないですよ。」
「じゃあ、ちょっと飲んでいかない?」
「えっ、いいんですか!?」
「勿論。
あ、でも、奥さんがご飯作って待ってるんだったね。」
「連絡一本入れたら、全然大丈夫です。
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「もう、お供って何よ。
そういうので誘ってんじゃないから。
会社が終われば、上司でも部下でもないし、お仕事の話だって、そういう場ではするつもりないから。」
美奈さんは、そう言って笑った。
うーん…可愛い!
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いいぞ!
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