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妊娠篇
ナマゴロシ
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妻と一緒にいる部下の男に向かって、生理が来ないと言うか、フツー…
これって、美奈が友梨奈にわからせたいからじゃないのか?
俺と浮気してて、妊娠してるってことを。
俺は、美奈の返答を聞き、そこまで勘繰った。
いやいや、それは俺の考えすぎか。
きっと、友梨奈は、そんな事を思ってるはずがない。
俺は、美奈から視線を切り、友梨奈の方を見た。
…
なんか、元気がないというか、なんとも言えない顔をしている。
笑みを浮かべてはいるが…
これが、女の鋭い勘みたいなものか。
「それじゃあ、失礼致します。
山崎君、また会社でね。」
美奈は、ニコッと笑って俺達に挨拶をし、その場を去っていった。
俺と友梨奈は、美奈の後ろ姿をじっと見つめていたが、美奈の姿が見えなくなると
「すごく綺麗な人ね」
友梨奈は、俺に笑ってそう言った。
「あ、うん
まあ、俺にとっては厳しい上司だからね。
見た目がどうとか、考えた事ないよ。」
俺は、咄嗟にデタラメを言ってしまった。
「あら、そうなの?
最初に見た時、思わなかった?
綺麗な人だなって。」
「えっ、どうだったかなあ
思ったのかなあ
いや、最初は緊張しまくってて、何が何かわからなかったよ。
そんな事を思ったか、思ってないかもよく覚えていないなあ。」
俺は、酸欠になりそうなくらい、息苦しさを感じながら、そんなふうに述べた。
これって、美奈が友梨奈にわからせたいからじゃないのか?
俺と浮気してて、妊娠してるってことを。
俺は、美奈の返答を聞き、そこまで勘繰った。
いやいや、それは俺の考えすぎか。
きっと、友梨奈は、そんな事を思ってるはずがない。
俺は、美奈から視線を切り、友梨奈の方を見た。
…
なんか、元気がないというか、なんとも言えない顔をしている。
笑みを浮かべてはいるが…
これが、女の鋭い勘みたいなものか。
「それじゃあ、失礼致します。
山崎君、また会社でね。」
美奈は、ニコッと笑って俺達に挨拶をし、その場を去っていった。
俺と友梨奈は、美奈の後ろ姿をじっと見つめていたが、美奈の姿が見えなくなると
「すごく綺麗な人ね」
友梨奈は、俺に笑ってそう言った。
「あ、うん
まあ、俺にとっては厳しい上司だからね。
見た目がどうとか、考えた事ないよ。」
俺は、咄嗟にデタラメを言ってしまった。
「あら、そうなの?
最初に見た時、思わなかった?
綺麗な人だなって。」
「えっ、どうだったかなあ
思ったのかなあ
いや、最初は緊張しまくってて、何が何かわからなかったよ。
そんな事を思ったか、思ってないかもよく覚えていないなあ。」
俺は、酸欠になりそうなくらい、息苦しさを感じながら、そんなふうに述べた。
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