oh my little love

フロイライン

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猛省

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「愁ちゃん、ごめんなさい!」

蒼は今にも泣き出さんばかりの表情で、ベッドに正座して首を垂れた。

「おはよう

二日酔いは大丈夫?」

「うん…頭がガンガンしてて…

そんな事より、昨日、ワタシ…悪酔いしちゃって愁ちゃんにすごい迷惑かけたから…

本当にごめんなさい」


「いや、何も迷惑なんてかけられてないよ。
蒼も昨日の事覚えてないでしょ?」


「うん…ほとんど…
でも、断片的には少しだけ…
ワタシ、愁ちゃんに変な事言ったりしたりしたよね…」

蒼はそう言うと、とうとう泣き出した

「蒼、泣くなよぉ
俺は昨日すげー嬉しかったんだよ。蒼の別の一面が見れた事に

それと、寝かせようとして着替えさせてた時に欲情してしまって、ヤッちゃったんだよ、俺

謝るっていうか、サイテーな事したのは俺なんだ。

本当にごめん」


「そんなの良いの
愁ちゃんの事大好きだから、ワタシは嬉しいし

でも…」


「ホラっ、もうこの話は終わり
結論は蒼を愛してるって事で」

俺は蒼の頬にキスして、手を引いてもう一度ベッドに寝かせた。

「今日お互いに休みなんだから、もう少し寝よう」

「うん…ごめんね、愁ちゃん…」

蒼は頷き、俺にくっついてきた。 


「それにしてもユウさんて良い人だな」  

「うん。ワタシには愁ちゃんとユウさんていう大恩人がいるの。
二人のおかげでワタシはなんとかここまでやってこれてる。」
 
「俺は蒼におんぶに抱っこだけどな」

「そんな事ないよ
愁ちゃんがいてくれるからワタシは生まれてきて良かったって思うし…
とにかく大好き…愛してる」

いつもより熱く俺への想いを語る蒼…
まだ酔ってんのかな…


「蒼…」

「えっ?」

「やっぱり正月にうちの実家に来ないか?」

「えっ…」 

「違うんだ…

ユウさんの話聞いてたらさあ、蒼は今の仕事かなり無理してんじゃないかなって思えてきてね」

「うん。
ワタシ、人見知りだし、お酒も強くないから
ホントは今のお仕事は向いてないと思ってる。
それは事実よ。
でも、中卒のオカマを雇ってくれる昼間の会社なんて多分無いし、こうやってお仕事もらえてお給料を沢山いただいてる事にはすごく感謝してるのよ。
これは本心。」

「それなんだよ。
まあ、俺はまだ学生だけど、卒業したらすぐにでも蒼と結婚したいって思ってる。

だから、今のうちに親に蒼を紹介しとくのも決して悪い事じゃないって思うんだ。」


「でも…

愁ちゃんはそう言ってくれても、お父様やお母様は
絶対に許してくれないと思う。

東京の大学まで行かせたのに、お正月にオカマを連れて帰ってきたとなると、それは穏やかではいてらんないと思うし…

その場で別れさせられるのがオチだと思うの。

そういう日が来るのはワタシも覚悟はしてるんだ…

でもね、少しでも長くこの生活がしたいって、今はそれしか考えてないの。
だから、ワタシのワガママなんだけど、もう少しこのままでいさせてほしいの。」


「俺は蒼と一生一緒にいて、添い遂げるっていうの?
そうするつもりだよ。
ユウさんにも宣言したから。」


「ありがとう
愁ちゃんの言葉はいつも涙が出るほど嬉しく思ってるの。
でも、自分達以外は?ってなると…」

やはり、聞き入れてはくれないか…

でも、俺は根気よく蒼を説得し続け、最終的には渋々ではあるが、承知させた。

よし、年末年始は蒼と実家だ!
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