92 / 375
顛末書
しおりを挟む
東京で非モテのチー牛に戻った俺は、再びつまらない日々を送るのであった。
あれだけウンザリするくらいセックスしてたのに、今は相手もおらず、一人で処理する日々…
早く夏休みになんねーかな
あっ、離婚するから行くのはナシか…
どちらにしても、時期がくれば状況は動き出す。
俺は友梨奈さんと蒼から逐一報告を受けていたが、なんか知らんけど、離婚の話し合いは思ったよりも難航してるとの事だ。
何でも、友梨奈さんへの慰謝料の額で折り合いがつかずに揉めてるそう。
離婚自体は親父さんも承諾してるみたいなんだけど…
それ故に夏休みになっても、根本家は混乱を極め、俺に福山行きのお金が振り込まれてくる事はなかった。
俺自身も、ヘタに福山に行き、友梨奈さんと関係を持っていることが親父さんにバレてしまうと、この離婚自体が友梨奈さん側にかなりの不利益になってしまうことから、自腹でも行くのをやめたんだ。
蒼もキツいリハビリをさらに真剣に頑張ろうとしており、ちゃんとした結果を得られるまで俺には会わないと誓ったらしい。
俺を見ると甘えてしまいそうになるし、そっちに自分自身が逃げてしまわないように…
なんだって。
俺は友梨奈さんの離婚成立の為と、蒼のリハビリのために、成就するまで会わないでおこうと決めた。
あと、遊びすぎてて四年で大学を卒業する事に黄信号が灯ってしまい、日々の生活の糧のバイトと共に、猛烈に忙しい日々が続くようになったのだ。
そして、気がつけば一年が経過し、俺は二人に会えないまま、腐りかけの生活を続けていた。
しかし、今日の昼過ぎ
友梨奈さんと蒼から、ほぼ同時に、離婚が成立したというニュースが俺にもたらされたのだった。
ようやく二人に会える…
俺は福山に行く準備を始めたんだけど…
連絡が入り、今度二人揃って東京に遊びに来るらしい。
友梨奈さんが言っていた通り、離婚が成立したら、東京に引っ越すって事で、住む家探しの為に上京し、何日かかけて物件を見て回るそうだ。
俺のワンルームに泊まらせる事はムリなため、二人は東京駅からほど近いホテルに宿泊しながら活動するのだとか…
ついに動き出した。
新しい生活が始まるんだ。
俺は、久しぶりの再会に胸を躍らせながら、東京駅に向かった。
あれだけウンザリするくらいセックスしてたのに、今は相手もおらず、一人で処理する日々…
早く夏休みになんねーかな
あっ、離婚するから行くのはナシか…
どちらにしても、時期がくれば状況は動き出す。
俺は友梨奈さんと蒼から逐一報告を受けていたが、なんか知らんけど、離婚の話し合いは思ったよりも難航してるとの事だ。
何でも、友梨奈さんへの慰謝料の額で折り合いがつかずに揉めてるそう。
離婚自体は親父さんも承諾してるみたいなんだけど…
それ故に夏休みになっても、根本家は混乱を極め、俺に福山行きのお金が振り込まれてくる事はなかった。
俺自身も、ヘタに福山に行き、友梨奈さんと関係を持っていることが親父さんにバレてしまうと、この離婚自体が友梨奈さん側にかなりの不利益になってしまうことから、自腹でも行くのをやめたんだ。
蒼もキツいリハビリをさらに真剣に頑張ろうとしており、ちゃんとした結果を得られるまで俺には会わないと誓ったらしい。
俺を見ると甘えてしまいそうになるし、そっちに自分自身が逃げてしまわないように…
なんだって。
俺は友梨奈さんの離婚成立の為と、蒼のリハビリのために、成就するまで会わないでおこうと決めた。
あと、遊びすぎてて四年で大学を卒業する事に黄信号が灯ってしまい、日々の生活の糧のバイトと共に、猛烈に忙しい日々が続くようになったのだ。
そして、気がつけば一年が経過し、俺は二人に会えないまま、腐りかけの生活を続けていた。
しかし、今日の昼過ぎ
友梨奈さんと蒼から、ほぼ同時に、離婚が成立したというニュースが俺にもたらされたのだった。
ようやく二人に会える…
俺は福山に行く準備を始めたんだけど…
連絡が入り、今度二人揃って東京に遊びに来るらしい。
友梨奈さんが言っていた通り、離婚が成立したら、東京に引っ越すって事で、住む家探しの為に上京し、何日かかけて物件を見て回るそうだ。
俺のワンルームに泊まらせる事はムリなため、二人は東京駅からほど近いホテルに宿泊しながら活動するのだとか…
ついに動き出した。
新しい生活が始まるんだ。
俺は、久しぶりの再会に胸を躍らせながら、東京駅に向かった。
11
あなたにおすすめの小説
10秒で読めるちょっと怖い話。
絢郷水沙
ホラー
ほんのりと不条理な『ギャグ』が香るホラーテイスト・ショートショートです。意味怖的要素も含んでおりますので、意味怖好きならぜひ読んでみてください。(毎日昼頃1話更新中!)
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる