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交差する思い
推しへの押し
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「今は何を言っても、蒼ちゃんの心には響かないと思うけど、俺は蒼ちゃんのことが好きだから…
言わないと後悔すると思ったから…
こうして自分の気持ちを言わせてもらいました。
ごめんね。」
高橋は告白が上手くいかなかった事を自覚し、空気が読めていなかったことを蒼に詫びた。
「ごめんなさい、高橋さん。
でも、ワタシなんかにそう思ってくれて、すごく嬉しかった。」
「いや…
蒼ちゃんのことを知れば、好きにならないヤツはいないって。」
「買い被りすぎよ。」
蒼はそう言って笑った。
「あの、蒼ちゃん
またお店も行くし、外でも会って欲しいんだけど…
いいかな?」
高橋は芽は残しておきたいと、蒼に提案した。
「高橋さん…
それは、ダメよ。」
「だよね…
ごめん」
「ううん。店にはもう来なくていいってこと。
ワタシに会うために来てくれるのなら、こうしていくらでも外で会うから、そういう事にお金を使わないで欲しいの。」
「蒼ちゃん…」
高橋は、蒼のその言葉で、自分にも大いなるチャンスがまだあるということがわかった。
蒼の身の上話を聞き、あまりにも酷い目にあったが故に、彼女が次のステップに進めずに苦しんでいるという事もよくわかった。
こればかりは時間が必要だと…
蒼の心の傷を癒す時間が…
高橋は全てを理解し、それ以上性急には動かないようにしようと誓ったのだった。
蒼もまた、高橋の誠実なところや自分に対する一途な思いを、言葉や態度からひしひしと感じ、この関係が続いていけば、いつの日か受け入れてみようと思ったのである。
それが心の傷を癒やし、次のページに進む唯一の方法だと、ハッキリとわかったから。
言わないと後悔すると思ったから…
こうして自分の気持ちを言わせてもらいました。
ごめんね。」
高橋は告白が上手くいかなかった事を自覚し、空気が読めていなかったことを蒼に詫びた。
「ごめんなさい、高橋さん。
でも、ワタシなんかにそう思ってくれて、すごく嬉しかった。」
「いや…
蒼ちゃんのことを知れば、好きにならないヤツはいないって。」
「買い被りすぎよ。」
蒼はそう言って笑った。
「あの、蒼ちゃん
またお店も行くし、外でも会って欲しいんだけど…
いいかな?」
高橋は芽は残しておきたいと、蒼に提案した。
「高橋さん…
それは、ダメよ。」
「だよね…
ごめん」
「ううん。店にはもう来なくていいってこと。
ワタシに会うために来てくれるのなら、こうしていくらでも外で会うから、そういう事にお金を使わないで欲しいの。」
「蒼ちゃん…」
高橋は、蒼のその言葉で、自分にも大いなるチャンスがまだあるということがわかった。
蒼の身の上話を聞き、あまりにも酷い目にあったが故に、彼女が次のステップに進めずに苦しんでいるという事もよくわかった。
こればかりは時間が必要だと…
蒼の心の傷を癒す時間が…
高橋は全てを理解し、それ以上性急には動かないようにしようと誓ったのだった。
蒼もまた、高橋の誠実なところや自分に対する一途な思いを、言葉や態度からひしひしと感じ、この関係が続いていけば、いつの日か受け入れてみようと思ったのである。
それが心の傷を癒やし、次のページに進む唯一の方法だと、ハッキリとわかったから。
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