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磁力
今の思い
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「見ての通り、僕は冴えない人生を送ってきてて、当然付き合った経験なんてものものも全くなく、生きてきました。」
俺は、酔ってる事もあったが、これまで俺が歩んできた人生について、美奈さんに聞いてもらいたいと感じ、話を始めた。
「一浪してこっちの大学に入学してすぐの事です。
あまり友達も出来ずに、寂しい思いをしていた僕は、SNSで地元のヤツがこっちにいないか、探しました。」
「あー、わかる
私もそんなときあったわ。」
「えっ、美奈さんが?
めっちゃ友達多そうだし、コイツみたいに寂しい人生送ってないでしょう?」
家長、マジでムカつく…
「そんな事ないわ。
私ってオタクっぽいところがあって。
それと、一人が好きなの。」
「全然見えないですよ、そういうの。」
「バレないように誤魔化してるだけ。
一人が好きなくせに寂しがり屋でね。
だから、山崎クンの話、ホントによくわかるわ。
ごめんごめん、私の話はいいよね。
つづきを聞かせて。」
「はい。
僕の親は転勤族で、子供の時は日本各地を転々としたんですけど…
小4から6年の最後まで住んでいた広島の福山ってところで、一緒のクラスだった根本ってヤツと繋がったんですよ。
根本も東京に出てきてるってわかって、俺は嬉しくなって会うことになったんです。
転校していく先々で、あまりいい思い出を持てなかった俺が唯一楽しく過ごす事ができたのが、その福山での二年間で。
一番仲良くしてくれたのも、根本だったんです。」
「へえ、根本君てすごく優しい子だったんだね。」
「はい。
めちゃくちゃ親切なヤツでした。
子供のくせに大人っぽく感じた記憶があります。
言動とか。」
俺は、泣きそうになってしまった。
あんなに酷い事をして捨てた蒼の事を、今さら思い出して…
俺は、酔ってる事もあったが、これまで俺が歩んできた人生について、美奈さんに聞いてもらいたいと感じ、話を始めた。
「一浪してこっちの大学に入学してすぐの事です。
あまり友達も出来ずに、寂しい思いをしていた僕は、SNSで地元のヤツがこっちにいないか、探しました。」
「あー、わかる
私もそんなときあったわ。」
「えっ、美奈さんが?
めっちゃ友達多そうだし、コイツみたいに寂しい人生送ってないでしょう?」
家長、マジでムカつく…
「そんな事ないわ。
私ってオタクっぽいところがあって。
それと、一人が好きなの。」
「全然見えないですよ、そういうの。」
「バレないように誤魔化してるだけ。
一人が好きなくせに寂しがり屋でね。
だから、山崎クンの話、ホントによくわかるわ。
ごめんごめん、私の話はいいよね。
つづきを聞かせて。」
「はい。
僕の親は転勤族で、子供の時は日本各地を転々としたんですけど…
小4から6年の最後まで住んでいた広島の福山ってところで、一緒のクラスだった根本ってヤツと繋がったんですよ。
根本も東京に出てきてるってわかって、俺は嬉しくなって会うことになったんです。
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一番仲良くしてくれたのも、根本だったんです。」
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「はい。
めちゃくちゃ親切なヤツでした。
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