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歳の差夫婦の悩み
好きというだけではダメ
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「なんかさあ、たまに不思議な気持ちになるのよね。」
ご飯を食べる俺の姿を向かい側に座って見つめながら、友梨奈はポツリと言った。
「えっ、何が?」
「だってさあ
愁ちゃんて、私の息子の友達で、小学校のとき、よく遊びに来てたじゃない。」
「そうだったね。」
「当然のことなんだけど、あのときは勿論
息子の同級生の子って事で、今抱いているような感情を持つ事はなかったの。」
「それは、俺もだよ。」
「でもさあ、それから何年も経って、あなたは成人して、私は歳を取ってしまってから再会した。
けれども、フツーであれば、子供の時を知ってるのに、恋愛感情なんて持たないよね?」
「どうだろう。
人によるんじゃない?」
「私って相当おかしいよね。」
「そんな事ないよ。
友梨奈がおかしいのなら、俺もめっちゃおかしいんだよ。
お互い様じゃないかな。」
「私には、いつか天罰が下るかもね。
こんなことしてたら。」
友梨奈は自嘲気味に言うと、少しだけ笑った。
「そんなもん当たらないさ。
俺らは心から愛し合ってるんだよ。
その事に嘘はないわけだし、好き同士で一緒になって天罰が下るなんて、とてもじゃないけど受け入れられないよ。」
「ありがとう、愁ちゃん
私、こんなオバサンだけど、あなたを愛する気持ちは誰にも負けないつもり。
一生尽くします。」
「俺もだよ。
一生キミを愛します。」
そうだ
歳の差があるからこそ、繊細に、そして、偽りのない愛情をぶつけ合いながら生きていかなければならないんだ。
お互いに裏切らないのは当たり前…
ご飯を食べる俺の姿を向かい側に座って見つめながら、友梨奈はポツリと言った。
「えっ、何が?」
「だってさあ
愁ちゃんて、私の息子の友達で、小学校のとき、よく遊びに来てたじゃない。」
「そうだったね。」
「当然のことなんだけど、あのときは勿論
息子の同級生の子って事で、今抱いているような感情を持つ事はなかったの。」
「それは、俺もだよ。」
「でもさあ、それから何年も経って、あなたは成人して、私は歳を取ってしまってから再会した。
けれども、フツーであれば、子供の時を知ってるのに、恋愛感情なんて持たないよね?」
「どうだろう。
人によるんじゃない?」
「私って相当おかしいよね。」
「そんな事ないよ。
友梨奈がおかしいのなら、俺もめっちゃおかしいんだよ。
お互い様じゃないかな。」
「私には、いつか天罰が下るかもね。
こんなことしてたら。」
友梨奈は自嘲気味に言うと、少しだけ笑った。
「そんなもん当たらないさ。
俺らは心から愛し合ってるんだよ。
その事に嘘はないわけだし、好き同士で一緒になって天罰が下るなんて、とてもじゃないけど受け入れられないよ。」
「ありがとう、愁ちゃん
私、こんなオバサンだけど、あなたを愛する気持ちは誰にも負けないつもり。
一生尽くします。」
「俺もだよ。
一生キミを愛します。」
そうだ
歳の差があるからこそ、繊細に、そして、偽りのない愛情をぶつけ合いながら生きていかなければならないんだ。
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