オレ、母になる

フロイライン

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最終実験

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「祐希さん」



「はい…」


診察台で仰向けに寝る祐希の元に、再び高山が近づいてきた。


「どうですか?

ご気分は」



「すいません

お恥ずかしいところをお見せして。」



「いえ

謝られる事はありませんよ。
正常な反応です。」



「はい…」



「少し、休憩をしましょう。

我々は、別室で少し打ち合わせをさせていただきます。


申し訳ないですが、ここでしばらくお待ちいただいてもいいですか。」



「ええ、別に構いませんけど…

どれくらい待っていれば?」



「二十分程度です。

この箱に飲み物、菓子等が入っていますので、よかったらお召し上がり下さい。」


高山は、祐希の枕元にある台の上にある箱を指差して言うと、部屋にいた医師達と共に退出した。



祐希は、相変わらず裸でいる事に抵抗感を持ちながら、天井を見つめていたが、しばらくして、体をゆっくり起こした。


高山に言われた通り、台の上に置いていた箱の蓋を開け、中を覗き込む祐希だったが、すぐに固まってしまった。


たしかに箱の中には、飲み物や菓子が入っていたが、それと共に全く別のものも入っていた。


「…」


それは、いわゆる大人のおもちゃであった。

今流行りの空気の波動を利用するやつだ。


祐希は、これまで使用した事も所有した事もなかったが、それが何であるかは、すぐに理解した。
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