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始まらない恋
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「おいおい、お前
どうするつもりだよ…」
木下瑛太は、訪れた滝川祐希の部屋で、呆れた口調で言った。
「まさか、ここまで胸が大きくなるとは思わなかったから…」
上半身裸になった祐希は、大きく膨らんだ乳房を瑛太に見せ、恥ずかしそうに言った。
「いやいや、胸だけじゃねえ。
なんか体全体が脂肪が付いて、女みたいになってるし、てか…
真希ちゃんそのものじゃねえか、お前」
「そんなに似てる?
真希に…」
「当たり前だろ。
お前と真希ちゃんは双子なんだから似てるに決まってる。
それも、世にも珍しい一卵性の男女の双子なんだろ?
ただでさえ似てたのに、お前がヘンな注射を打った事により、一気に女性化してしまい、本当に瓜二つで、もう見分けがつかない。
でも、どうしてなんだ?
お前は同性愛者でも何でもなかったよな?
前はカノジョもいたじゃんか。」
瑛太にそう指摘された祐希は、何も答えず、沈黙した。
しかし、暫くすると、顔を上げて言った。
「それは俺と真希が双子で、嗜好が同じだからだよ。
多分だけど、真希が晃さんの事をを好きすぎるために、俺の中にある何かが思いっきり影響を受けたと思うんだ。」
「つまり、双子ならではのシンクロ率を誇っていたお前らだったが、真希ちゃんの恋人への強すぎる想いに、お前の心が引っ張られてしまい、その晃さんていう人を好きになってしまった。
そして、報われない恋のために、その女性ホルモン?
を始めて、女になろうとしている←今ココ
ってわけか」
「さすがだなあ瑛太
まさにソレ
頭ではわかってんだけど、抑えられないんだよ、この気持ちを…」
祐希は、そう言うと、大きなため息をついた。
どうするつもりだよ…」
木下瑛太は、訪れた滝川祐希の部屋で、呆れた口調で言った。
「まさか、ここまで胸が大きくなるとは思わなかったから…」
上半身裸になった祐希は、大きく膨らんだ乳房を瑛太に見せ、恥ずかしそうに言った。
「いやいや、胸だけじゃねえ。
なんか体全体が脂肪が付いて、女みたいになってるし、てか…
真希ちゃんそのものじゃねえか、お前」
「そんなに似てる?
真希に…」
「当たり前だろ。
お前と真希ちゃんは双子なんだから似てるに決まってる。
それも、世にも珍しい一卵性の男女の双子なんだろ?
ただでさえ似てたのに、お前がヘンな注射を打った事により、一気に女性化してしまい、本当に瓜二つで、もう見分けがつかない。
でも、どうしてなんだ?
お前は同性愛者でも何でもなかったよな?
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しかし、暫くすると、顔を上げて言った。
「それは俺と真希が双子で、嗜好が同じだからだよ。
多分だけど、真希が晃さんの事をを好きすぎるために、俺の中にある何かが思いっきり影響を受けたと思うんだ。」
「つまり、双子ならではのシンクロ率を誇っていたお前らだったが、真希ちゃんの恋人への強すぎる想いに、お前の心が引っ張られてしまい、その晃さんていう人を好きになってしまった。
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