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答え合わせ
「で、心はどう返事したんですか?
宮埜さんのプロポーズに対して。」
岸田も、心の事を一時は本気で愛して、夢中になっていたのだ。
当然、心と宮埜の仲が気になった。
「少し考えさせて欲しいって言われて。
返事はもらえてないんだ。」
「そうですか…」
「まあ、どちらにしても俺も心も、あの家は出ていくつもりだ。」
「それは寂しいですよ…」
「だって、生まれてくる子供は、紛れもなくお前さんと愛ちゃんの子だ。
それを心が親権を持つんじゃなく、岸田が父親になるんだろ?
それは、もうフツーの家庭じゃないか。
パパとママと子供っていう…
俺らみたいな得体の知れない者がいないに越した事はないって。」
「それは…」
「少しの間だったけど、五人で暮らせたことは、俺にとって刺激的で、めちゃくちゃ楽しかったよ。
もう、今後の人生でそういう経験は出来ないって思うと、若干寂しいけどな。
心を嫁さんにする事ができたら、俺も真面目に生きるわ。
もし、フラれたら、また悪い虫が出ちまうかもしれないけど。」
「宮埜さん。
心の事をよろしくお願いします。
アイツはホントにいい女なんです。
幸せになる権利があるんです。
僕にはもう彼女の人生に干渉する権利はないけど、本当に幸せになってほしい…
心からそう思っています。」
岸田は、熱く語り続けた。
宮埜さんのプロポーズに対して。」
岸田も、心の事を一時は本気で愛して、夢中になっていたのだ。
当然、心と宮埜の仲が気になった。
「少し考えさせて欲しいって言われて。
返事はもらえてないんだ。」
「そうですか…」
「まあ、どちらにしても俺も心も、あの家は出ていくつもりだ。」
「それは寂しいですよ…」
「だって、生まれてくる子供は、紛れもなくお前さんと愛ちゃんの子だ。
それを心が親権を持つんじゃなく、岸田が父親になるんだろ?
それは、もうフツーの家庭じゃないか。
パパとママと子供っていう…
俺らみたいな得体の知れない者がいないに越した事はないって。」
「それは…」
「少しの間だったけど、五人で暮らせたことは、俺にとって刺激的で、めちゃくちゃ楽しかったよ。
もう、今後の人生でそういう経験は出来ないって思うと、若干寂しいけどな。
心を嫁さんにする事ができたら、俺も真面目に生きるわ。
もし、フラれたら、また悪い虫が出ちまうかもしれないけど。」
「宮埜さん。
心の事をよろしくお願いします。
アイツはホントにいい女なんです。
幸せになる権利があるんです。
僕にはもう彼女の人生に干渉する権利はないけど、本当に幸せになってほしい…
心からそう思っています。」
岸田は、熱く語り続けた。
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