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術後の日常
性転換手術をしてからの心の生活は、激変してしまった。
毎日、自己消毒や膣内洗浄など患部をケアする必要があり、それをする度に痛みをともなった。
また、運動制限もあり、いや、思うように動けずに、家で寝ていることも多い。
とくに手術した部分の腫れと知覚異常が続き、心をうんざりさせた。
やはり、性転換手術は肉体的にも精神的にも大きな負担がかかり、性同一性障害の人ならば、これを乗り越えると本来のあるべき自分として生活ができる!と、思って頑張るところが、心は、性自認が男であるため、なかなか割り切れない部分もあった。
また、欠かせないのが、膣の収縮を防ぐために「ダイレーション」と呼ばれる拡張ケアであった。
ダイレーションは、つくった膣が狭くなったり閉じたりしないように、奥行きや直径を保つもので、心の場合は術後間もないので、一日に二回(一時間程度)行う必要があった。
ダイレーションは、棒状の器具を膣に挿入する作業であるが、総じて痛みをともない、皆が苦労している。
心は、その度合いが酷く、痛すぎて気絶寸前になる事も多々あった。
「こんなのをずっと続けなきゃいけないなんて、もうおかしくなりそうよ。」
心は、そう言って愚痴ったが
「でも、やらなきゃ癒着して大変な事になるんだろ?」
宮埜に諭され、ため息混じりで頷いた。
毎日、自己消毒や膣内洗浄など患部をケアする必要があり、それをする度に痛みをともなった。
また、運動制限もあり、いや、思うように動けずに、家で寝ていることも多い。
とくに手術した部分の腫れと知覚異常が続き、心をうんざりさせた。
やはり、性転換手術は肉体的にも精神的にも大きな負担がかかり、性同一性障害の人ならば、これを乗り越えると本来のあるべき自分として生活ができる!と、思って頑張るところが、心は、性自認が男であるため、なかなか割り切れない部分もあった。
また、欠かせないのが、膣の収縮を防ぐために「ダイレーション」と呼ばれる拡張ケアであった。
ダイレーションは、つくった膣が狭くなったり閉じたりしないように、奥行きや直径を保つもので、心の場合は術後間もないので、一日に二回(一時間程度)行う必要があった。
ダイレーションは、棒状の器具を膣に挿入する作業であるが、総じて痛みをともない、皆が苦労している。
心は、その度合いが酷く、痛すぎて気絶寸前になる事も多々あった。
「こんなのをずっと続けなきゃいけないなんて、もうおかしくなりそうよ。」
心は、そう言って愚痴ったが
「でも、やらなきゃ癒着して大変な事になるんだろ?」
宮埜に諭され、ため息混じりで頷いた。
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