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jinx
「心ちゃん、やつれたわね。」
久しぶりに会ったみりあは、心を見るなり、そう呟いた。
「えっ、マジで?
ヤダ…」
心は、焦って自分の両頬を手で挟んで言った。
「相当キツイ手術だったのね。」
「やっぱりわかりますか?」
「わかるわよ。
心ちゃん
なんか顔色もめちゃくちゃ悪いし。」
「術後の経過があまり良くなくて…
こっちに戻ってきてからも、頻繁に病院通いしているんですが…」
「で、どうなの?
お仕事は復帰できそうなの??
みんな心配してたわよ。」
「ありがとうございます。
でも、ワタシ…
もう取っちゃったから、お店に復帰しても需要がないと思うし。」
「それよね。
キツイところは。
お客さんは、女の体におちんちんが付いているってのが良いんだもんね。
うちらの思いと、お客さんの要望が全然合致しないのよね。」
「たしか、リアちゃんもそうでしたよね。
めちゃくちゃ人気あったのに、性転換して帰ってきたら全然需要がなくて、結局辞めちゃいましたもんね。」
「そうよ。
いつも、ワタシと心ちゃんと指名数を争ってたのが懐かしいわ。」
「ワタシもそうなる運命だと思いますので、何か違うお仕事を探してみたいと思います。
何のスキルもないから、かなり厳しいと思うけど。」
「彼氏の奥さんになるってのは?」
「えっ
うーん…
どうなのかなあ。
それって逃げだしなあ」
何もかも決めきれない心であった。
久しぶりに会ったみりあは、心を見るなり、そう呟いた。
「えっ、マジで?
ヤダ…」
心は、焦って自分の両頬を手で挟んで言った。
「相当キツイ手術だったのね。」
「やっぱりわかりますか?」
「わかるわよ。
心ちゃん
なんか顔色もめちゃくちゃ悪いし。」
「術後の経過があまり良くなくて…
こっちに戻ってきてからも、頻繁に病院通いしているんですが…」
「で、どうなの?
お仕事は復帰できそうなの??
みんな心配してたわよ。」
「ありがとうございます。
でも、ワタシ…
もう取っちゃったから、お店に復帰しても需要がないと思うし。」
「それよね。
キツイところは。
お客さんは、女の体におちんちんが付いているってのが良いんだもんね。
うちらの思いと、お客さんの要望が全然合致しないのよね。」
「たしか、リアちゃんもそうでしたよね。
めちゃくちゃ人気あったのに、性転換して帰ってきたら全然需要がなくて、結局辞めちゃいましたもんね。」
「そうよ。
いつも、ワタシと心ちゃんと指名数を争ってたのが懐かしいわ。」
「ワタシもそうなる運命だと思いますので、何か違うお仕事を探してみたいと思います。
何のスキルもないから、かなり厳しいと思うけど。」
「彼氏の奥さんになるってのは?」
「えっ
うーん…
どうなのかなあ。
それって逃げだしなあ」
何もかも決めきれない心であった。
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