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顔合わせ
「愛の母、美都子でございます。
ご挨拶がこんなに遅くなり申し訳ありません。」
美都子が深々と頭を下げると
「いえいえ、こちらこそ順序がめちゃくちゃになりまして…
失礼をお許し下さい。
潤の父の徹でございます。
妻の美枝子です。」
岸田の両親も恐縮しながら、美都子と同様、深々と頭を下げた。
これが美都子と岸田の両親の初対面となった。
愛が再婚だった事と、二人が結婚するまでの経緯があまりにも複雑だった為、岸田が気を遣って、自分の両親との接触を最小限に抑えたからだった。
もちろん、愛の元夫が、今日合同で結婚式をする花嫁の心だとは、一切伝えていない。
それ故に、岸田の両親は、なぜ二組のカップルが合同結婚式を行なうのか、イマイチ理解できていなかった。
知っているのは、新郎の宮埜が息子の会社の先輩にあたることくらいで…
だが、そんなことよりも、岸田の両親の関心は、美都子が抱いていた初孫の幸希にあり、早速抱かせてもらい、夫婦共々破顔一笑した。
その頃、心と愛は、髪をセットしてもらっていた。
二人とも、洗いざらしの髪&すっぴんで会場入りしており、プロによって美しく変身しつつあった。
超美人と誉高い愛は、すっぴんでも圧倒的に美しいが、心も負けてはいなかった。
心の場合、元男というハンデがありながら、愛に決して負けていない美貌を誇っていた。
ご挨拶がこんなに遅くなり申し訳ありません。」
美都子が深々と頭を下げると
「いえいえ、こちらこそ順序がめちゃくちゃになりまして…
失礼をお許し下さい。
潤の父の徹でございます。
妻の美枝子です。」
岸田の両親も恐縮しながら、美都子と同様、深々と頭を下げた。
これが美都子と岸田の両親の初対面となった。
愛が再婚だった事と、二人が結婚するまでの経緯があまりにも複雑だった為、岸田が気を遣って、自分の両親との接触を最小限に抑えたからだった。
もちろん、愛の元夫が、今日合同で結婚式をする花嫁の心だとは、一切伝えていない。
それ故に、岸田の両親は、なぜ二組のカップルが合同結婚式を行なうのか、イマイチ理解できていなかった。
知っているのは、新郎の宮埜が息子の会社の先輩にあたることくらいで…
だが、そんなことよりも、岸田の両親の関心は、美都子が抱いていた初孫の幸希にあり、早速抱かせてもらい、夫婦共々破顔一笑した。
その頃、心と愛は、髪をセットしてもらっていた。
二人とも、洗いざらしの髪&すっぴんで会場入りしており、プロによって美しく変身しつつあった。
超美人と誉高い愛は、すっぴんでも圧倒的に美しいが、心も負けてはいなかった。
心の場合、元男というハンデがありながら、愛に決して負けていない美貌を誇っていた。
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