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愛の思い
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「心が行方不明になって、興信所を使って調べたんですけど、ニューハーフになっているって報告を受けた時は、ホントに目の前が真っ暗になりました。」
愛は、何故か岸田に自分の思いを話し始めた。
「それはそうでしょう。
誰でも驚くでしょうし…
お気持ちはよくわかります。」
「でも、私は結果的には彼を許したんです。
実際会ってみたら、外見は思いっきり変わってしまっていましたが、優しいところであるとか、中身はほとんど変わってなくて…
自分も心の事がまだ好きだという気持ちがハッキリ残ってるって自覚もしました。
「なるほど」
「でも、一方で自分が無理をして合わせてるっていう思いもありました。
仕事だって、ニューハーフとして働いて欲しくないから、男として見つけて欲しいと頼みましたが、やっぱり無理で…
結局、私が外で働く事になったんです。」
「それで、例の人と知り合ったってわけですか?」
「ええ。
藤村は、最初は今みたいな人間じゃなくて…
いえ、隠していただけだと思いますが…
心にはない、男を感じさせる人でした。
私は、次第に藤村に惹かれていき、心に内緒で体の関係をもつようになったんです。」
「そうだったんですか…」
「でも、結局、私に男を見る目がなくて、このような事態を招き、皆んなに迷惑をかける結果になりました…」
「それは仕方ないですよ。
恋は盲目と言いますか、好きだって気持ちが先行している時は、周りが見えなくなるもんですから。」
「バカなだけですよ、私が。
あれだけ酷い事をされたのに、調教を重ねられ、私も変態になってしまったんですから。」
「そうなんですか…
まあ、僕もその辺の事はよくわかりませんが、体と心は別だって言いますし、そうなるのも致し方ないんじゃないですかね。」
「岸田さん
私が今、何を考えているかわかりますか?」
「えっ
いえ、わからないです。」
「精神的に追い詰められてて、もう苦しくて苦しくて仕方ないのに、すごく不謹慎な事を考えてしまうんです。」
「不謹慎…
ですか…」
「今、私は岸田さんとしたくてしたくてたまらないんです…」
「えっ」
「こうやってどうしようもなく追い詰められれば追い詰められるほどに…
そういう風に私はあの男から調教されてしまったんです…」
愛は恥ずかしそうに言ったが、岸田をまっすぐ見つめていた。
愛は、何故か岸田に自分の思いを話し始めた。
「それはそうでしょう。
誰でも驚くでしょうし…
お気持ちはよくわかります。」
「でも、私は結果的には彼を許したんです。
実際会ってみたら、外見は思いっきり変わってしまっていましたが、優しいところであるとか、中身はほとんど変わってなくて…
自分も心の事がまだ好きだという気持ちがハッキリ残ってるって自覚もしました。
「なるほど」
「でも、一方で自分が無理をして合わせてるっていう思いもありました。
仕事だって、ニューハーフとして働いて欲しくないから、男として見つけて欲しいと頼みましたが、やっぱり無理で…
結局、私が外で働く事になったんです。」
「それで、例の人と知り合ったってわけですか?」
「ええ。
藤村は、最初は今みたいな人間じゃなくて…
いえ、隠していただけだと思いますが…
心にはない、男を感じさせる人でした。
私は、次第に藤村に惹かれていき、心に内緒で体の関係をもつようになったんです。」
「そうだったんですか…」
「でも、結局、私に男を見る目がなくて、このような事態を招き、皆んなに迷惑をかける結果になりました…」
「それは仕方ないですよ。
恋は盲目と言いますか、好きだって気持ちが先行している時は、周りが見えなくなるもんですから。」
「バカなだけですよ、私が。
あれだけ酷い事をされたのに、調教を重ねられ、私も変態になってしまったんですから。」
「そうなんですか…
まあ、僕もその辺の事はよくわかりませんが、体と心は別だって言いますし、そうなるのも致し方ないんじゃないですかね。」
「岸田さん
私が今、何を考えているかわかりますか?」
「えっ
いえ、わからないです。」
「精神的に追い詰められてて、もう苦しくて苦しくて仕方ないのに、すごく不謹慎な事を考えてしまうんです。」
「不謹慎…
ですか…」
「今、私は岸田さんとしたくてしたくてたまらないんです…」
「えっ」
「こうやってどうしようもなく追い詰められれば追い詰められるほどに…
そういう風に私はあの男から調教されてしまったんです…」
愛は恥ずかしそうに言ったが、岸田をまっすぐ見つめていた。
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