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大阪第二次抗争編
魔の刻
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大西組でも全組員が集められ、緊急の会合が開かれていた。
「集まってもらったのは他でもない
多村がついに動き出した。」
大西が口火を切って話し出すと、皆の顔に一様に緊張感が走った。
「それじゃあ、神頭会の堂下が殺された件は多村の仕業だと?」
片山が言うと、大西は頷いた。
「そう見て間違いないだろう。
今回の件はキムが絡んでる。」
「キムが…
そりゃ、ちょっとマズイっすね。」
末端の構成員でさえ、キムのヤバさは知れ渡っている。
「まあ、心配は要らんよ、
多村の狙いはウチじゃねえ。
沢木だ。
ただし、俺と沙織は狙われる可能性が高いとは思うが。」
「オヤジと姐さんが狙われるっちゅー事は、組全体が狙われてるのと同じ事じゃないですか。
やられる前にやっちまいましょう!」
若手の構成員、木下礼斗は気色ばんで主張した。
「ワタシとこの人は大丈夫。
自分の身は自分で守るから」
亮輔は皆に向かって、甲高い声で言った。
「沙織が言った通り、テメェの身はテメェで守るさ。
それに、大阪府警の本部長からの通達で、大友の挑発には絶対に乗らねえように釘を刺されてんだ。
こっちが過剰に反応しちまったら向こうの思うツボだ。」
「それじゃあ、奴らにやられ放題になっちまうじゃねえっすか。」
「いや、今言ったように、ヤツらの狙いは先ずは沢木だ。
でないと、多村が怨恨を持ってこっちに向かって来ようとしても、大友組は動かねえよ。
ウチと大友には何の因縁も無えんだからな。
だから、先ずは奴らの矛先が沢木に向いている間に、準備を整えておこう。」
「準備するって言っても、武器集めるわけにはいかねえでしょ
それこそ真っ先に警察に引っ張られますから。」
「まあ、性に合わねーが、専守防衛だ。
やり方はいくらでもある。」
大西は少しイラついた表情になりながらも、口調は至って冷静だった。
「集まってもらったのは他でもない
多村がついに動き出した。」
大西が口火を切って話し出すと、皆の顔に一様に緊張感が走った。
「それじゃあ、神頭会の堂下が殺された件は多村の仕業だと?」
片山が言うと、大西は頷いた。
「そう見て間違いないだろう。
今回の件はキムが絡んでる。」
「キムが…
そりゃ、ちょっとマズイっすね。」
末端の構成員でさえ、キムのヤバさは知れ渡っている。
「まあ、心配は要らんよ、
多村の狙いはウチじゃねえ。
沢木だ。
ただし、俺と沙織は狙われる可能性が高いとは思うが。」
「オヤジと姐さんが狙われるっちゅー事は、組全体が狙われてるのと同じ事じゃないですか。
やられる前にやっちまいましょう!」
若手の構成員、木下礼斗は気色ばんで主張した。
「ワタシとこの人は大丈夫。
自分の身は自分で守るから」
亮輔は皆に向かって、甲高い声で言った。
「沙織が言った通り、テメェの身はテメェで守るさ。
それに、大阪府警の本部長からの通達で、大友の挑発には絶対に乗らねえように釘を刺されてんだ。
こっちが過剰に反応しちまったら向こうの思うツボだ。」
「それじゃあ、奴らにやられ放題になっちまうじゃねえっすか。」
「いや、今言ったように、ヤツらの狙いは先ずは沢木だ。
でないと、多村が怨恨を持ってこっちに向かって来ようとしても、大友組は動かねえよ。
ウチと大友には何の因縁も無えんだからな。
だから、先ずは奴らの矛先が沢木に向いている間に、準備を整えておこう。」
「準備するって言っても、武器集めるわけにはいかねえでしょ
それこそ真っ先に警察に引っ張られますから。」
「まあ、性に合わねーが、専守防衛だ。
やり方はいくらでもある。」
大西は少しイラついた表情になりながらも、口調は至って冷静だった。
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