ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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懐柔編

溢れる想い

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「亮輔がねえ。

アイツ、いつになったら男に戻るのかと思ってたけど、この分だと一生戻らないな。」

多喜はベッドで、薫から今日会った亮輔との会話を聞き、ニヤッと笑って呟いた。

「大西さん達には一旦男に戻るようにいわれてるらしいんだけど、本人はイヤなんだって。」


「なんでだろ。
あの性転換薬は体力が著しく損なわれるんだろ?
せめて抗争が落ち着くまでは男でいた方が安全なのにな。」


「女で生きるのが良すぎて、一瞬でも男に戻りたくないそうよ。」


「へえ、そんなもんなのかな。」

「ワタシは性転換薬使ってなくて女性ホルモンと去勢だけだけど、そんなワタシでも男には二度と戻りたくないから、気持ちはわからないでもないわ。」


「薫ちゃんは、沢木組の組員だったときはバリバリの武闘派で、ケンカ無敗だったんでしょ?」


「そんな過去もあったかなあ。」

「本当は強いのにお淑やかにしなきゃならないのも、ちょっと苦痛に思わない?」


「ううん。
全然ならないよ。

しんちゃんの側にいられれば何も要らないし。」

「それは嬉しいな。

俺は弱っちいから、何かあったら守ってくれよ。」


「任せといて。
だからこそ、ワガママ言わせてもらって鍛え直してるの。
あなたを何が何でも守りたいから。」


「冗談だよ。
もし、何かあったとしても、自分を最優先にしてくれよ。
俺は男だし、何とでもなるんだからさ。」


「イヤよ。
しんちゃんがいなくなったら、ワタシ生きていけないもん」

「薫ちゃんは可愛いな。
愛してるよ」

多喜は、薫の頬に手を置き濃厚なキスをした。

キスを終えると、薫は瞳を潤ませ

「好きで好きでどうしようもないの!

しんちゃんの言う通りにする。
何でも言って」

と、甘えた声で言った。


「えっ、本当?」


「うん。」


「じゃあ、前々から頼もうと思ってたんだけど、顔面騎乗してほしい」


「顔面騎乗?」


「俺が仰向けに寝るから、薫は顔に跨るの。」


「えーっ、ホントに?」


「うん。やってやって」

薫は何でもすると言った手前、断ることも出来ず、言われた通りに多喜の顔に跨り、股間を顔に押し付けた。

多喜は嬉々として薫のお尻の穴やペニスを下からペロペロ舐めた。


「あーっ!あああっ!
ヤバイっ!

しんちゃん、めっちゃ感じちゃううっ!」

薫は多喜に跨ったまま、あまりの気持ちよさに前に崩れそうになった。

仰向けの多喜の首から胸にかけて、薫のサラサラの長髪がフワッと被さり、くすぐったくなった。
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