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生命の危機
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三ヶ月が経過した。
ようやく、手術された部分の痛みもマシになってきた。
いや、今も結構痛むけど。
特に、ダイレーションは、憂鬱でしかない。
ダイレーションというのは、手術で造られた人工の女性器が癒着してしまわないように、棒を突っ込んでそうなる事を防ぐってやつなんだけど、これがめっちゃキツイ。
まあ、わかりやすく言うと、耳に開けるピアスの穴の原理と同じで、何もせずに放っておくと、穴が塞がってしまうっていう、アレだ。
それと、大変だったのが、オシッコだ。
手術後、管が取れて、初めてオシッコをしたとき、うまく定まらず、便器をはみ出して、床を汚してしまった。
今はコツを何とか掴めて、フツーに出来るようになってきたけど、最初はずっと、ティシュをアソコに当てて、そこにオシッコをつたわせて下に落とすという、かなり面倒くさい事をしていた。
あ、それと、めっちゃ頻尿になってる。
サオが無くなったからなのか?
まあ、そんなわけで、一命は取り留めたものの、こんな体になってしまった俺は、生きる目的もなく、ただ、この病室で毎日をすごしていた。
で、毎日という意味では…
「おう、調子はどうだ?」
北岡も、毎日この病室を訪ねてくる。
「調子?
いいわけないだろ。」
俺は、甲高い声でそう答えるのが日課となっており、その度に、北岡は大笑いした。
だが…
「沢崎、そろそろ思い出したか?」
北岡は、笑うのをやめ、真剣な表情で俺に顔を近づけて言った。
「いや…何も…」
俺は、いつものように、正直に伝えるのだが、その日は、すんなり解放してくれなかった。
「沢崎…
今日、会長に呼ばれちまってなあ…
催促されちまったよ。」
「何が?」
「何がじゃねえよ。
お前が記憶を取り戻して、金の行方を喋るのを。」
「いや、だから…
俺は何も…」
「うるせえ。
ガタガタ抜かしてんじゃねえよ。
思い出さなきゃ、お前は沈められるんだぞ。
そして、俺も消される。」
北岡は顔を近づけたまま、凄んで見せた。
ようやく、手術された部分の痛みもマシになってきた。
いや、今も結構痛むけど。
特に、ダイレーションは、憂鬱でしかない。
ダイレーションというのは、手術で造られた人工の女性器が癒着してしまわないように、棒を突っ込んでそうなる事を防ぐってやつなんだけど、これがめっちゃキツイ。
まあ、わかりやすく言うと、耳に開けるピアスの穴の原理と同じで、何もせずに放っておくと、穴が塞がってしまうっていう、アレだ。
それと、大変だったのが、オシッコだ。
手術後、管が取れて、初めてオシッコをしたとき、うまく定まらず、便器をはみ出して、床を汚してしまった。
今はコツを何とか掴めて、フツーに出来るようになってきたけど、最初はずっと、ティシュをアソコに当てて、そこにオシッコをつたわせて下に落とすという、かなり面倒くさい事をしていた。
あ、それと、めっちゃ頻尿になってる。
サオが無くなったからなのか?
まあ、そんなわけで、一命は取り留めたものの、こんな体になってしまった俺は、生きる目的もなく、ただ、この病室で毎日をすごしていた。
で、毎日という意味では…
「おう、調子はどうだ?」
北岡も、毎日この病室を訪ねてくる。
「調子?
いいわけないだろ。」
俺は、甲高い声でそう答えるのが日課となっており、その度に、北岡は大笑いした。
だが…
「沢崎、そろそろ思い出したか?」
北岡は、笑うのをやめ、真剣な表情で俺に顔を近づけて言った。
「いや…何も…」
俺は、いつものように、正直に伝えるのだが、その日は、すんなり解放してくれなかった。
「沢崎…
今日、会長に呼ばれちまってなあ…
催促されちまったよ。」
「何が?」
「何がじゃねえよ。
お前が記憶を取り戻して、金の行方を喋るのを。」
「いや、だから…
俺は何も…」
「うるせえ。
ガタガタ抜かしてんじゃねえよ。
思い出さなきゃ、お前は沈められるんだぞ。
そして、俺も消される。」
北岡は顔を近づけたまま、凄んで見せた。
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