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先生
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「おい!
リサ、帰ったぞ!」
北岡は、ガサツにマンションのドアを開けると、奥に向かって大声で言った。
「なによ、うるさいわねえ」
下着?
キャミソールっていうやつ?
裸に近い格好をした女が部屋から、気怠そうな顔を覗かせた。
北岡のヤツ、まあまあいい女と付き合ってやがる。
「お客さんだ。
もっとちゃんとしたカッコしろよ。」
「知らないわよ。
で、誰なの?この子
アンタの新しい愛人?」
「バカ。
この前話したろ?
俺が面倒を見させられてるヤツだよ。
性転換手術を受けて女みたいになったが、元はれっきとした男だぜ。」
「ふーん
それで?
なんで、そんな人をウチに連れてくるの?」
「コイツの役目は二つ
一つは、記憶を取り戻して、消えた10億を取り戻すための情報を吐かせること。
もう一つは、こっちが命を助けるために立て替えてやった治療費を、ホステスでも売春でもやって返済してもらう事。
ところが、コイツは化粧も何も一人で出来ねえ。
そこで、オマエに色々教えてもらおうって考えだ。
どうだ?」
「どうだって言われても」
リサと呼ばれた女は、俺の顔をまじまじと見ていたが
「なかなかカワイイじゃん
イイ線行くかもね。」
と、言ってニヤリと笑った。
「名前は何ていうの?」
「沢崎…」
「あっ、声もカワイイね。
地声?」
「まさか、声帯を手術されたんだよ。」
「へえ、沢崎クン
下の名前は何ていうの?」
「渚だよ。」
「ナギサちゃん!
可愛いね、キミにピッタリの名前だわ。
うん、気に入った。
ワタシがとびっきりの女性にしてあげるわ!」
コイツ、妙に楽しそうだ…
リサ、帰ったぞ!」
北岡は、ガサツにマンションのドアを開けると、奥に向かって大声で言った。
「なによ、うるさいわねえ」
下着?
キャミソールっていうやつ?
裸に近い格好をした女が部屋から、気怠そうな顔を覗かせた。
北岡のヤツ、まあまあいい女と付き合ってやがる。
「お客さんだ。
もっとちゃんとしたカッコしろよ。」
「知らないわよ。
で、誰なの?この子
アンタの新しい愛人?」
「バカ。
この前話したろ?
俺が面倒を見させられてるヤツだよ。
性転換手術を受けて女みたいになったが、元はれっきとした男だぜ。」
「ふーん
それで?
なんで、そんな人をウチに連れてくるの?」
「コイツの役目は二つ
一つは、記憶を取り戻して、消えた10億を取り戻すための情報を吐かせること。
もう一つは、こっちが命を助けるために立て替えてやった治療費を、ホステスでも売春でもやって返済してもらう事。
ところが、コイツは化粧も何も一人で出来ねえ。
そこで、オマエに色々教えてもらおうって考えだ。
どうだ?」
「どうだって言われても」
リサと呼ばれた女は、俺の顔をまじまじと見ていたが
「なかなかカワイイじゃん
イイ線行くかもね。」
と、言ってニヤリと笑った。
「名前は何ていうの?」
「沢崎…」
「あっ、声もカワイイね。
地声?」
「まさか、声帯を手術されたんだよ。」
「へえ、沢崎クン
下の名前は何ていうの?」
「渚だよ。」
「ナギサちゃん!
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コイツ、妙に楽しそうだ…
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