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ため息混じりの日々
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「ミサト」
部屋でくつろいでいたミサトに、美月が声をかけた。
「どうしたの?」
「ミカさんのお見舞い
やっぱり無理なのかなあ…」
美月は深刻な表情でミサトに言った。
「ムリだよ。
誰も会えない状態みたいだし…
ワタシもよく知らないけど、自分が誰かももうわからなくなってるみたいだし…」
「えっ、そんな…
だって、アイツに監禁されてたのって二週間くらいじゃなかった?
そんな短期間で…」
「ミカさんに打たれたドラッグは、短期間で脳を破壊するものだったらしくて、あの男は、そんなキツイのを短時間に大量の注射を打ち続けて、完全に廃人にしてしまったのよ。」
「許せない…」
「ミカさんと同じようにされた被害者が沢山いたみたいだし、これからの取り調べであの男の悪事が暴かれるでしょうよ。
極刑にしてほしいわ。」
「無期懲役だろうと死刑だろうと、もうミカさんは元には戻らないんでしょ…
こんなバカな事がある!?」
「ワタシだって悔しいよ。
でも、ウチらにはどうする事も出来ないのよ。
だったら何をすべきかを考えようと思ってて。」
「何をすべきか?」
「うん。
美月、今日山本コーチが言ってたでしょ?
ウチらの中から、ミカさんとサオリさんに代わる看板選手を抜擢するって。」
「うん、それは聞いた。」
「狙うべきじゃない?
ウチらが」
ミサトは、力強くそう言い切った。
部屋でくつろいでいたミサトに、美月が声をかけた。
「どうしたの?」
「ミカさんのお見舞い
やっぱり無理なのかなあ…」
美月は深刻な表情でミサトに言った。
「ムリだよ。
誰も会えない状態みたいだし…
ワタシもよく知らないけど、自分が誰かももうわからなくなってるみたいだし…」
「えっ、そんな…
だって、アイツに監禁されてたのって二週間くらいじゃなかった?
そんな短期間で…」
「ミカさんに打たれたドラッグは、短期間で脳を破壊するものだったらしくて、あの男は、そんなキツイのを短時間に大量の注射を打ち続けて、完全に廃人にしてしまったのよ。」
「許せない…」
「ミカさんと同じようにされた被害者が沢山いたみたいだし、これからの取り調べであの男の悪事が暴かれるでしょうよ。
極刑にしてほしいわ。」
「無期懲役だろうと死刑だろうと、もうミカさんは元には戻らないんでしょ…
こんなバカな事がある!?」
「ワタシだって悔しいよ。
でも、ウチらにはどうする事も出来ないのよ。
だったら何をすべきかを考えようと思ってて。」
「何をすべきか?」
「うん。
美月、今日山本コーチが言ってたでしょ?
ウチらの中から、ミカさんとサオリさんに代わる看板選手を抜擢するって。」
「うん、それは聞いた。」
「狙うべきじゃない?
ウチらが」
ミサトは、力強くそう言い切った。
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