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看板
しおりを挟む「どうだ?
調子は」
山本が質問すると、ミサトと美月は頷き、そして、ミサトが
「試合も近いので急ピッチで仕上げてます」
と、答えた。
「あんまり熱くなるなよ。
やりすぎも良くないからな。」
「はい。
昼からは連携を中心にやっていきます。」
美月も充実感に溢れる顔でそう答えた。
「お前らも早く飯食ってこい。
食う事もレスラーにはとても大切な事だ。
二人共早く食べてこい。」
「わかりました。」
「ミサトと美月は、嫌かもしれんがあと10キロは増量したいところだな、」
「10キロ…」
二人は、思わず顔を見合わせたが
「何も脂肪をつけろとは言ってない。
筋肉を増やせと言ってんだ。
まだまだお前らは華奢に感じる。
特に他団体のレスラーは、ウチと違ってニューハーフとは名ばかりの、フツーの男がプロレスをやってるんだ。
女と変わらん体をしたお前らがぶつかると、確実に壊される。」
ミサトと美月は、山本の言葉に頷くと、一礼をして食堂に向かった。
「ヤダよ。
10キロも太るなんて。
ただでさえレスラーやってるから筋肉すごいのに。
足もめっちゃ太いでしょ?」
「ミサトは全然細いわよ。
ワタシの肩見てよ。
こんな女子いないでしょ?
これで太らされたら合う服がないっていうの。」
美月も大きなため息をついた。
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