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女の子の日
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NPWの選手達は、全員ニューハーフで、全員が女性ホルモンの投与を行っている。
完全性転換のミカや、去勢済みの小百合、タマ有りのエミリなど、3パターンあって、病院でホルモンを打つタイミングもそれぞれだが、美月は二週間に一度、病院で女性ホルモンの投与を受けており、今日も午後から練習を上がって、ミサトと二人で病院に向かっていた。
「ねえ、美月」
「ん?」
「お昼ご飯のとき、アンタを囲んで盛り上がってたけど、何の話してたの?」
「あー、コレの話。」
美月は自分の胸を指差しながら、うんざりした表情で言った。
「なるほどね。
如恵留さんや理亜夢さんからすると、自分らの方が何年も長く女性ホルモン打ってるのに、なんで胸が大きくならないのってなるよね。
一年でこんなに大きくなった美月を見ると。」
「自分としては、女の子っぽい体になれたのは嬉しいんだけど、プロレスラーとしてはこんなに成長してくれなくてよかったのにって…」
「贅沢な悩みね。」
「何言ってんのよ。
ミサトの体が一番理想だよ。
Cカップだったっけ?」
「うん、そう。」
「大きさとしては十分だし、形もキレイ。
プロレスしてて邪魔になることもない、ベストな大きさよ。」
「無い物ねだりっていうのよ、ソレ。
ワタシは美月みたいな体になりたいわ。顔だってめちゃくちゃ可愛いし。」
「ありがとう、ミサト
好きよ。」
美月は、隣を歩くミサトに肩を擦り付けるようにして寄りかかった。
「コラっ、外でイチャつくな。
人が見てる」
「あ、ごめんなさい。」
「続きは今日の晩ね。」
ミサトはニヤリと笑った。
激しいプロレスの世界にいる二人だったが、こうして女性の服装で歩いていると、どこから見ても若い美人にしか見えず、街ゆく人も二人の戸籍が男だと気付く者は一人もいなかった。
完全性転換のミカや、去勢済みの小百合、タマ有りのエミリなど、3パターンあって、病院でホルモンを打つタイミングもそれぞれだが、美月は二週間に一度、病院で女性ホルモンの投与を受けており、今日も午後から練習を上がって、ミサトと二人で病院に向かっていた。
「ねえ、美月」
「ん?」
「お昼ご飯のとき、アンタを囲んで盛り上がってたけど、何の話してたの?」
「あー、コレの話。」
美月は自分の胸を指差しながら、うんざりした表情で言った。
「なるほどね。
如恵留さんや理亜夢さんからすると、自分らの方が何年も長く女性ホルモン打ってるのに、なんで胸が大きくならないのってなるよね。
一年でこんなに大きくなった美月を見ると。」
「自分としては、女の子っぽい体になれたのは嬉しいんだけど、プロレスラーとしてはこんなに成長してくれなくてよかったのにって…」
「贅沢な悩みね。」
「何言ってんのよ。
ミサトの体が一番理想だよ。
Cカップだったっけ?」
「うん、そう。」
「大きさとしては十分だし、形もキレイ。
プロレスしてて邪魔になることもない、ベストな大きさよ。」
「無い物ねだりっていうのよ、ソレ。
ワタシは美月みたいな体になりたいわ。顔だってめちゃくちゃ可愛いし。」
「ありがとう、ミサト
好きよ。」
美月は、隣を歩くミサトに肩を擦り付けるようにして寄りかかった。
「コラっ、外でイチャつくな。
人が見てる」
「あ、ごめんなさい。」
「続きは今日の晩ね。」
ミサトはニヤリと笑った。
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