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洗礼
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「えっ!
本当ですか!!」
サオリがビックリした表情で、久美子を見た。
「本当よ。
望月さんにウチのメンバー全員の写真を預けてたんだけど、それをみた高井雅彦さんがすごく気に入ってくれてね。
是非、会ってみたいって。」
「高井雅彦って…あの高井クンですよね。」
「そうよ。元アイドルグループにいた人ね。」
「ワタシ、めっちゃファンだったんです。
子供の時から。」
そう言ったのは、ミサトだった。
ほぼ全員が性自認が女性で、幼少期から好きになるのは男性アイドルだった彼女らにとって、高井雅彦は憧れの対象であった。
「先方は、来たい人はみんな来てって言ってるけど、行きたい人は?」
久美子がそう呼びかけると、美香、サオリ、ミサト、美月、エミリの五人が手を挙げた。
「OK
じゃあ、ワタシの方から局に連絡を入れておくわ。」
久美子がそう言うと、その日は解散となった。
山本は、アキと二人で家路につくためにジムを出たが、その帰り道で
「アキ、お前は行かなくてもいいのか?」
「どこに?」
「高井クンの番組のオーディションだよ。
あれだけのスターだったんだ。
アキもファンだったんじゃないのか?」
「えっ、ワタシ?
全然
そういうのに全く興味なかったから。」
「そうなのか?
変わってるなあ。」
「別に変わってないよ。
ワタシは他の人と違って、男の魅力をそういう部分に感じないだけ。
本物をわかってるのは、ワタシだけよ。」
アキは、そう言うと、山本の腕にしがみつくようにして、自分の腕を絡みつかせた。
本当ですか!!」
サオリがビックリした表情で、久美子を見た。
「本当よ。
望月さんにウチのメンバー全員の写真を預けてたんだけど、それをみた高井雅彦さんがすごく気に入ってくれてね。
是非、会ってみたいって。」
「高井雅彦って…あの高井クンですよね。」
「そうよ。元アイドルグループにいた人ね。」
「ワタシ、めっちゃファンだったんです。
子供の時から。」
そう言ったのは、ミサトだった。
ほぼ全員が性自認が女性で、幼少期から好きになるのは男性アイドルだった彼女らにとって、高井雅彦は憧れの対象であった。
「先方は、来たい人はみんな来てって言ってるけど、行きたい人は?」
久美子がそう呼びかけると、美香、サオリ、ミサト、美月、エミリの五人が手を挙げた。
「OK
じゃあ、ワタシの方から局に連絡を入れておくわ。」
久美子がそう言うと、その日は解散となった。
山本は、アキと二人で家路につくためにジムを出たが、その帰り道で
「アキ、お前は行かなくてもいいのか?」
「どこに?」
「高井クンの番組のオーディションだよ。
あれだけのスターだったんだ。
アキもファンだったんじゃないのか?」
「えっ、ワタシ?
全然
そういうのに全く興味なかったから。」
「そうなのか?
変わってるなあ。」
「別に変わってないよ。
ワタシは他の人と違って、男の魅力をそういう部分に感じないだけ。
本物をわかってるのは、ワタシだけよ。」
アキは、そう言うと、山本の腕にしがみつくようにして、自分の腕を絡みつかせた。
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