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信頼と誇り
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八年と三ヶ月前
翔子は、定期的に上本秀和の自宅に訪れる事を義務化されており、その日も秀和と会っていた。
「よく来たね。
しかし、アレだな…
最近、ますます綺麗になったんじゃないか?」
「そんな事はないと思いますが、エステや脱毛、ジムにも通わせていただいて、少しはコンディションが良くなったんじゃないかって思います。」
「高校はいつまでだ?」
「今月で終わりです。
後は二回くらい行くだけで、受験期間に入りますので。」
「翔子は大学へは行かないのか?
行きたいんだったら金は出してやるぞ。」
「いえ、ワタシはもう…
高校を卒業したら、戸籍の性別変更を行い、上本さんと結婚する予定ですので。」
「そうか…
後悔はないか?」
「はい。
ありません。
妹の命を救って下さったのはあなたです。
だから…
ワタシは自分自身の人生を差し出そうと決めたんです。」
「翔子、私は一目惚れをしてしまったがために、お前を手に入れる事に執着し、妹という弱みにつけ込んだ結果、この今という現実がある。
私の事が憎くてしかないだろう?」
「いえ。
憎んでなんかいません。
ワタシは心から感謝しています。
ですから、ワタシは自分の意思であなたのプロポーズをお受けしようと思ったのです。
いつでもこちらでお世話になる気持ちでおります。」
「ありがとう、翔子。
私も一分でも早くお前と一緒になりたい。
だが、ちゃんと戸籍が変更され、正式に女性となるまでは一緒に住むべきじゃないと思っている。
勿論、それまでは何もしないよ。」
「ご配慮いただき、ありがとうございます。
でも、本当に戸籍の変更が出来るのでしょうか?
ワタシは性同一性障害ではありませんし。」
「それは心配ない。
重要なのは医師の診断だ。
その辺はこちらも調べ済みだし、ちゃんと手は打っているよ。」
「ありがとうございます。」
「ところで、体の具合はどうだ?
ホルモン注射の副作用はキツイと聞くが。」
「いえ、大丈夫です。
もう注射を始めて二年になりますし、体にも馴染んできたような気がしています。」
「翔子、さっきは、お前に対して何もしないと言ったが、見せてくれないか。
裸になったお前の姿を。
見るだけでいいから。」
「そんなの全然かまいません。」
翔子はそう言って立ち上がると、躊躇する事なく服を脱ぎ始めた。
白のブラだけになった翔子は、胸の谷間があり、かなりの巨乳であることが窺えた。
続いてブラを取ると、やはり豊満な乳房が秀和の眼前に姿を現し、翔子が少し体を動かす度に大きく揺れた。
乳首や乳輪も大きくなっており、女性の乳房と全く同じであった。
秀和は、満足そうにその胸を眺め、何度も頷いた。
翔子は、定期的に上本秀和の自宅に訪れる事を義務化されており、その日も秀和と会っていた。
「よく来たね。
しかし、アレだな…
最近、ますます綺麗になったんじゃないか?」
「そんな事はないと思いますが、エステや脱毛、ジムにも通わせていただいて、少しはコンディションが良くなったんじゃないかって思います。」
「高校はいつまでだ?」
「今月で終わりです。
後は二回くらい行くだけで、受験期間に入りますので。」
「翔子は大学へは行かないのか?
行きたいんだったら金は出してやるぞ。」
「いえ、ワタシはもう…
高校を卒業したら、戸籍の性別変更を行い、上本さんと結婚する予定ですので。」
「そうか…
後悔はないか?」
「はい。
ありません。
妹の命を救って下さったのはあなたです。
だから…
ワタシは自分自身の人生を差し出そうと決めたんです。」
「翔子、私は一目惚れをしてしまったがために、お前を手に入れる事に執着し、妹という弱みにつけ込んだ結果、この今という現実がある。
私の事が憎くてしかないだろう?」
「いえ。
憎んでなんかいません。
ワタシは心から感謝しています。
ですから、ワタシは自分の意思であなたのプロポーズをお受けしようと思ったのです。
いつでもこちらでお世話になる気持ちでおります。」
「ありがとう、翔子。
私も一分でも早くお前と一緒になりたい。
だが、ちゃんと戸籍が変更され、正式に女性となるまでは一緒に住むべきじゃないと思っている。
勿論、それまでは何もしないよ。」
「ご配慮いただき、ありがとうございます。
でも、本当に戸籍の変更が出来るのでしょうか?
ワタシは性同一性障害ではありませんし。」
「それは心配ない。
重要なのは医師の診断だ。
その辺はこちらも調べ済みだし、ちゃんと手は打っているよ。」
「ありがとうございます。」
「ところで、体の具合はどうだ?
ホルモン注射の副作用はキツイと聞くが。」
「いえ、大丈夫です。
もう注射を始めて二年になりますし、体にも馴染んできたような気がしています。」
「翔子、さっきは、お前に対して何もしないと言ったが、見せてくれないか。
裸になったお前の姿を。
見るだけでいいから。」
「そんなの全然かまいません。」
翔子はそう言って立ち上がると、躊躇する事なく服を脱ぎ始めた。
白のブラだけになった翔子は、胸の谷間があり、かなりの巨乳であることが窺えた。
続いてブラを取ると、やはり豊満な乳房が秀和の眼前に姿を現し、翔子が少し体を動かす度に大きく揺れた。
乳首や乳輪も大きくなっており、女性の乳房と全く同じであった。
秀和は、満足そうにその胸を眺め、何度も頷いた。
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