我が異世界生活を行く

茶柄

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アリルリア王国からアキドに向けて出発し、盗賊も魔物もトレーラーに向けて襲撃する者いなく狂った魔物が襲いかかって来ることはあったがアルファの拳が頭潰して終わりだ。それなりに強い個体らしいが枷の外れたアルファには簡単な魔物だ。人がいるばではセーブする様に言ってあるからな、元々アルファの性能は単機で要塞を殲滅する物だからな軽い運動にもならないだろうね。まあ強い個体は美味しい肉なので、ロロ喜ばしいが、毛皮や牙や爪角は取引素材としてとってあるが肉はさっさと食べる為に熟成に回しているが、夕方から暗く成り雨も強く降り始め、トレーラーなら問題なく走れるが、騷がれるのも面倒なので、大森林の手前にある旅の宿泊地の広場にトレーラーを止める先に来ていた者達がいるが仕方ない反対側にトレーラーを止める。護衛と商売キャラバンのようだそらなりに大人数だ。
雨で視界も悪いので休息をかねて早めにテント等を張っている感じだな。
挨拶は、向こうからなにか言って来るまでは良いか?得体の知れない者がこちらから行っても警戒されるだけだしな今日はおとなしくしとこうか。
大人は警戒シテも好奇心旺盛の子供が言うことをきくかは別の様だが、
コンコンコンと可愛らしいノックが扉から響く。どうやらお客様のようだ。自分が扉を開けるとそこには
「これは可愛いい小さな淑女様何か?御用でしょうか?」
「私はマリルよミスターこの鋼鉄の馬車かなにか気になったのよ。大人はわからないって放っておけって言っているけどわからないなら聞けばいいのよ違うかしら?」
「なるほどたしかにそうですねマリルお嬢様、」
「マリルさ~~~~ま~~~勝手に出歩かないでくださいね罰として今日のおやつは私が美味しくいただきますよ」
「メリンダの意地悪!!」
「意地悪ではありません。お嬢様勝手に出歩かけば護衛のモノが怒られるのですよ、お嬢様は自分失敗を他人に謝ってもらうつもりですか?」
「わかってるわお父様には私から謝るわ」
「それにしてもねえねえ?何なのこれは家屋なの」
どうも好奇心旺盛の少女のようですが分別は分かる子のようですね。
「そうてますね移動用宿泊魔導車になりますよ。もしよろしければ御茶でもいかがですかなちょうど珍しいお菓子もありますので?ちょうど護衛の方もいらしたようですしね?」
「お嬢の好奇心にも困ったもんだな
すぐに馬車から抜け出しちまうんたまからな」
「ごねんなさいアナキンお父様には私から謝るからね!」
「で、と申し訳無い、メリンダさんこの状況は?」
「御茶に誘われたのよアナキンがよければね?」
「まったくそんな言い方されたら俺か折れないといけないじゃないですか。ええと、そちらは?」
「失礼しました自分はナナシと言うものですね行商のマネごとをしながら、旅を目的としている者ですよお嬢様がこの移動宿泊魔導車に興味が、お有りのようなので御茶にお誘いしたのですが?護衛の方が宜しければですが、」
「おいおい、あんたもひどいひどい人だな。これで駄目なんって言ったら俺1人悪者かよ。わかりましたよお嬢御茶をごちそうになりましょう。害意は無いみたいですし。メリンダさんにもいいかい?」
「ええ、大丈夫です。このような物をお使いの方が珍しい物と言うお菓子にも興味がありますので、」
「ええどうぞ、沢山ありますので遠慮がなく食べてください。アナキン殿にはお茶よりもお酒の方が良いかもしれませんね。」
「そいつは嬉しい申し出だがね一応は護衛中だからね!お茶にしとくよ。
ではどうぞ、ソファーの方に、アルファお茶とお菓子を頼むよ」
アルファが紅茶とベリータルトとアプルパイにプリンを持って来た。見たことのないお菓子に目を点にしていた特にスライムの様なプリンに至ってスプーでてつついていたよ。
「どうぞ決して変な物ではありません、」そう言って自分が先にプリンに口を付けると恐る恐るお嬢様が口の中に入れると花開く笑顔で「美味しいわ?冷たくてぷるぷるした食感が口の中です~と消えて美味しさだけが残るわ」
「お嬢様こちらのフルーツの綺麗なお菓子もフルーツの酸味に黄色いクリームの甘さまろやかに包んで美味しいですよ。」
「お嬢、このアプルの菓子もパリパリの食感にアプルの甘酸っぱい味あって美味いぞ」
「驚いた本当に見たことのない美味しいお菓子だ。 ダア!、失敗したこんな事なら酒をお断るじゃ無かった。」
「それならお土産にお渡ししますよ敵意無い証を兼ねて無用なトラブルは望むところではないですからね。」
「そいつは嬉しいなうちのチームには酒好きが多いからな」
「お渡しするお酒はアプルを原料にしているお酒なんですが、甘い香りと甘い口当たりとは真逆の強い酒精のお酒ですので飲むときは気をつけてください。寒い地方の子づくり酒ともいわれてる程の酒ですからお気をつけて下さいねアナキン殿は虎獣人とお見受けしますからお酒には強いとおもいがドワーフでもも酔わす酒ですからね」
「本当か?そいつは嬉しいなうちにはドワーフと竜人の2大飲兵衛がいるからな面白そうだ。」
「アナキン殿護衛かできない程は辞めて下さいよ」
「メリンダさんそこまでは呑まないよ」
「ごめんない、御不浄に言ってくるわ?」
「お嬢様でしたらお付きあいしますので、お待ちを」
「ああ、トイレならその扉ですよ!!」
「「「は!車の中にトイレまであるのか」あるの」あるんですか?」
「ええ、アルファ案内と説明してあげてね」
アルファとメリンダさんマリルお嬢様はトイレに入っていった
その間にアナキン殿にお土産の酒樽とフルーツタルトアプルパイを渡しておいた。
「おいおいこんなにもらって良いのか?」
「ええどうぞ、アキドで売る為に沢山ありますからねそれにドワーフ竜人なら沢山食べ呑みしますでしょう?」
「おお、わかってくれるかアイツラと来たらバカスカバカスカと飲み食いしてよ依頼金も軽く無くなるほどよ。」
やはりドワーフは凄いらしいあと、竜人も同じ匂いがするな。
その日はそれでお別れして、食事を取り朝飯の用意をしているとまたノックがされた。扉をあけるとマリルお嬢ちゃんとお父さん?らしき人とアナキン殿ににメリンダさん女ドワーフ戦士と女竜人戦士(リザードマンと言う訳ではなく人に竜角と手足肩首2鱗があるぐらいの美人だ。)
アナキン殿にのチームメンバーだろう。「朝早くからすみませんわたしの娘がご厄介になったみたいなので御礼とご商談があり朝早くから押しかけてしまいました。私はアキドでザックス商会を営んでいるザックスといいます、。主に酒や食材嗜好品を販売しております。昨晩いただきましたお菓子にお酒は今迄みたこともないものでした是非とも取引をしていただきたく押しかけてしまいました。」
「ええ、どうぞこちらも
伝手があるわけではないので商談は喜ぶ所です、もしよろしければする一緒に朝食でもいかがですかかんたんなものですが」
「おお是非に美味しそうな匂いに女性陣は耐えられそうにないようですからね」
「ではそちらのテーブルの方にご自由に座って下さい。」
ふわふわのパンケーキ
アプル水
ベーコンステーキ
森芋のマッシュとマトマのチーズ焼き
皆さん美味しそうに食べてくれました。ドワーフと竜人の女性には最初から山盛りでお出ししましたが軽く完食していましたねアナキン殿顔が面白かったです。マリルお嬢様はパンケーキにたっぷりと華蜜を掛けて笑顔で食べていました。ザックス殿も喜んでいるようなので良かった。
「ナナシ殿おいしい朝食をありがとうございます。それで一つだけ聞きたいことがありましてこの魔導車をどこで」
「私の物は特注品になりますが、魔道車自体はアリルリア王国の辺境街グラントで製作が始まっていますよ。ただどれくらいの待ち時間がかかるかは、わかりません国としての制限もありますからね。」
「おお、そうですか貴重な情報をすみませんそれでお酒とお菓子なんですが」
「ええ、量はそれなりにありますから大丈夫ですよ。ただしお菓子はそれほど日持ちはしません。あとこちらのプリンは、数日しか持ちません。」
「おおこれがマリルが騒いでいたお菓子です楽しみですね
「ああパパずるいマリルも食べたい」
と言う事で皆さんにもプリンをお出ししたのだがマリル嬢以上に竜人女性の食いつきが凄かったうむ言わさずにアナキン殿から奪って食べていた。
そんな訳で、酒樽を希望数渡して、お菓子に付いてはアキドに着いてから渡すことで話しをした。ザックス殿たちはこのままアキド迄トレーラーに乗っていくことも決まった。ザックス殿は遠慮していたがマリルお嬢の好奇心に負けていた。竜人女性はとにかく美味しい物に目がないらしいので前のめりで食いついてきた。ドワーフ女性はやはりお酒に目がないみたいだアナキン殿の見た目と違い苦労人らしいことはわかった。そんな訳で、この大森林を抜ければ多種族商業都市国家アキドであるだがその前にザックス殿の商売で大森林の中にあるエルフの里の一つによらないとならないらしい。自分たちがついていっても大丈夫か確認したら問題ないらしいそれよりも喜ばれるらしい意外にエルフも酒と美食が好きらしい。水と野菜しか食べないと言うイメージで謂れなき偏見で見られる事に困っているらしい。
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