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超過保護な保護者の家に行く
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テラージ様に抱き抱えられながら歩いていると、お城みたいなデカい建物が見えた。
(ッ!デカ!!お城?!テラージ様王様だったの?!)
ギョッとした目で目の前の建物を見ていると、テラージ様が「我が家に着いたぞ。」と言った。
(我が家?!これ家なの?!)
「どうした?そんなに驚いて。」
「…テラージ様は王様なのですか…?」
「何を言ってる。そんな訳無いだろう。私は公爵だぞ。まぁ王家の血は入ってるがな。」
(ッ?!?!やっぱり王族なんじゃない!!)
「でも王位継承権はとっくの昔に放棄しているからな。私はもう王族ではないよ。」
「そうなんですね。」
「ああそうだ。その話も家入ってから説明してやる。とにかく腹ごしらえだ。可愛い天使の腹の虫がいつ暴れ出すか分からんからな。」
ニヤニヤ顔で言われる。
(ッ?!?!またからかった!!)
プクゥと膨れる夏梅。
「ふ…くすくす…。あんまりからかってあげてはいけませんよテラージ様。可愛い天使がまた怒ってしまいました。」
「おぉそうだな。すまんすまん。」
ナデナデ…ナデナデ…
今度は2人して撫でられる。
(もう何なの?頭ばっかり撫でて。まぁいいけど…。)
細かい事は気にしない夏梅なのであった。
デカい城みたいな建物のこれまたデカい扉を抜けると、5人程のこれまたデカい男性達に出迎えられた。
「「「「「お帰りなさいませ、旦那様。」」」」」
(っデカ!!テラージ様もデカいし何ここ巨人の国なの?!)
やっと気付いた夏梅である。
「今帰ったぞ。この可愛い天使の為に湯浴みの準備をしろ。あと服を用意しろ。それからご飯だ。」
「「「「「はい。畏まりました。」」」」」
「テラージ様。可愛い天使をこちらへ。私が湯浴みのお手伝いをしましょう。」
「ッ?!ダメだ!!何を言っている!!湯浴みの世話は私がする!!」
「テラージ様も湯浴みをなさるのでは?それなら私が天使様の体を洗って差し上げましょう。さぁ早く。」
「ダメだダメだ!!私がする!!この子と私が一緒に入れば一度で済むんだ!!この子の世話は譲らんぞ!!」
「はぁ…。畏まりました。それでは綺麗に洗ってあげて下さいね。くれぐれも!ゴシゴシ洗ってはいけませんよ!天使様は柔らかいのです。扱いには充分気を付けるように。」
「無論当然だ。」
「……。」
(…2人して何言ってんの…?)
(ッ!デカ!!お城?!テラージ様王様だったの?!)
ギョッとした目で目の前の建物を見ていると、テラージ様が「我が家に着いたぞ。」と言った。
(我が家?!これ家なの?!)
「どうした?そんなに驚いて。」
「…テラージ様は王様なのですか…?」
「何を言ってる。そんな訳無いだろう。私は公爵だぞ。まぁ王家の血は入ってるがな。」
(ッ?!?!やっぱり王族なんじゃない!!)
「でも王位継承権はとっくの昔に放棄しているからな。私はもう王族ではないよ。」
「そうなんですね。」
「ああそうだ。その話も家入ってから説明してやる。とにかく腹ごしらえだ。可愛い天使の腹の虫がいつ暴れ出すか分からんからな。」
ニヤニヤ顔で言われる。
(ッ?!?!またからかった!!)
プクゥと膨れる夏梅。
「ふ…くすくす…。あんまりからかってあげてはいけませんよテラージ様。可愛い天使がまた怒ってしまいました。」
「おぉそうだな。すまんすまん。」
ナデナデ…ナデナデ…
今度は2人して撫でられる。
(もう何なの?頭ばっかり撫でて。まぁいいけど…。)
細かい事は気にしない夏梅なのであった。
デカい城みたいな建物のこれまたデカい扉を抜けると、5人程のこれまたデカい男性達に出迎えられた。
「「「「「お帰りなさいませ、旦那様。」」」」」
(っデカ!!テラージ様もデカいし何ここ巨人の国なの?!)
やっと気付いた夏梅である。
「今帰ったぞ。この可愛い天使の為に湯浴みの準備をしろ。あと服を用意しろ。それからご飯だ。」
「「「「「はい。畏まりました。」」」」」
「テラージ様。可愛い天使をこちらへ。私が湯浴みのお手伝いをしましょう。」
「ッ?!ダメだ!!何を言っている!!湯浴みの世話は私がする!!」
「テラージ様も湯浴みをなさるのでは?それなら私が天使様の体を洗って差し上げましょう。さぁ早く。」
「ダメだダメだ!!私がする!!この子と私が一緒に入れば一度で済むんだ!!この子の世話は譲らんぞ!!」
「はぁ…。畏まりました。それでは綺麗に洗ってあげて下さいね。くれぐれも!ゴシゴシ洗ってはいけませんよ!天使様は柔らかいのです。扱いには充分気を付けるように。」
「無論当然だ。」
「……。」
(…2人して何言ってんの…?)
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