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異世界の文明を知る
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呆れてものも言えないままいつのまにか豪華な部屋の前に来ていた。
ガチャッ…パタン。
豪華な扉に合う豪華な部屋である。
(…何この豪華な部屋。王様の部屋みたい。)
「ここは私の部屋だ。そなたの部屋はまた用意してやろう。」
「…え?どうしてですか?」
「何がどうしてなんだ?これから一緒に暮らすのだから当然であろう。」
さも当たり前のように言うテラージ様。
(ッ?!聞いてないんだけど!?)
「まだよく分からない事も沢山あるであろう。落ち人についての詳しい説明は後にしてやる。今は湯浴みだ。」
「…はい。」
「テラージ様。湯浴みの用意が出来ました。」
「ああわかった。では行こう。」
私を抱き上げたまま移動するテラージ様。
「ちょ…ッ!ちょっと待ってください!一人で入ります!!」
「どうしてだ?風呂の使い方分からんだろう?」
「それは…そうですけど…。でも教えてもらったらできます!」
「そうか…。ならば使い方を教えてやろう。」
テラージ様に抱っこされたまま浴室についた。
「脱いだ服はここに入れたら使用人が持っていく。そしてここをこうひねるとシャワーが出るんだ。わかるか?」
「はい。私の知ってる浴室と同じ作りのようです。」
「そうか。ならわかるな。私は部屋で待ってるから何かあったら呼んでくれ。」
「はい!ありがとうございます!」
この世界では文明が進んでおり、どうやら元居た世界とほぼ同じものがあるようで、少し説明を聞いただけで、夏梅でも直ぐに使えそうだ。
---------------------------------------------------
お風呂でさっぱりした夏梅は、脱衣室にかけられていたバスローブを身にまとって、浴室を出た。
「夏梅よ。夏梅の服を急拵えだが用意したぞ。」
「ありがとうございます!嬉しいです!」
これは素直に嬉しい!転移した時に着てた服しか持ってない夏梅は素直に喜んだ。
「ふ…。可愛いなぁ夏梅は。そんな夏梅に合う可愛い服をいくつか用意したんだ。まぁ急拵えだから、また買いに行く必要があるがな…。とりあえずはこれで我慢してくれ。」
「いいえ!いいえ!これで充分です!服なんて洗い替え用含めても3枚で充分です!」
「何を言ってる。3枚で足りる訳ないであろう。最低30着は必要だ。」
「えぇッ?!そんなにいりません!」
「いいや要るね。あとは靴とアクセサリーも買わなければならないから、まぁザッと100種類くらいは必要であろうな。」
「えぇーーーッ?!ひゃっ100種類?!」
「何をびっくりしてる。そんなの当然であろう。」
「…。」
びっくりし過ぎて何も言い返せない…。
「まぁこんな話はいいんだ。今日はどれが着たい?」
目の前には可愛らしいデザインの服が5着くらいある。
(…。これで充分なのになぁ…。)
テラージ様の金銭感覚に圧倒されて何も言い返せない夏梅であった。
「…。じゃあこれで…。」
5着の中で一番シンプルでお金かかってなさそうな服を選んだ。
「ほぅ…。これを選んだか…。これはシルクと金糸で作られた服だ。この中では一番価値が高いな。お前見る目あるじゃないか。」
(ッ?!間違えたーーーー!!…よし!別のにしよう。)
「…あの…やっぱ「では着替えたら食堂に行くぞ。私は先に食堂に行ってるから、着替えたらここのベルを鳴らしてくれ。セバスチャンが来るだろう。」
遮られた。
「あの…何から何までありがとうございます。」
「いいや、これくらい何ともない。じゃあ先に行ってるからな。」
キィ…ガチャン
(ちょっと強引なところあるけど、凄くいい人そうだなぁ。良かった、こんないい人に出会えて。)
しみじみしながら服を着替えた。
ガチャッ…パタン。
豪華な扉に合う豪華な部屋である。
(…何この豪華な部屋。王様の部屋みたい。)
「ここは私の部屋だ。そなたの部屋はまた用意してやろう。」
「…え?どうしてですか?」
「何がどうしてなんだ?これから一緒に暮らすのだから当然であろう。」
さも当たり前のように言うテラージ様。
(ッ?!聞いてないんだけど!?)
「まだよく分からない事も沢山あるであろう。落ち人についての詳しい説明は後にしてやる。今は湯浴みだ。」
「…はい。」
「テラージ様。湯浴みの用意が出来ました。」
「ああわかった。では行こう。」
私を抱き上げたまま移動するテラージ様。
「ちょ…ッ!ちょっと待ってください!一人で入ります!!」
「どうしてだ?風呂の使い方分からんだろう?」
「それは…そうですけど…。でも教えてもらったらできます!」
「そうか…。ならば使い方を教えてやろう。」
テラージ様に抱っこされたまま浴室についた。
「脱いだ服はここに入れたら使用人が持っていく。そしてここをこうひねるとシャワーが出るんだ。わかるか?」
「はい。私の知ってる浴室と同じ作りのようです。」
「そうか。ならわかるな。私は部屋で待ってるから何かあったら呼んでくれ。」
「はい!ありがとうございます!」
この世界では文明が進んでおり、どうやら元居た世界とほぼ同じものがあるようで、少し説明を聞いただけで、夏梅でも直ぐに使えそうだ。
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お風呂でさっぱりした夏梅は、脱衣室にかけられていたバスローブを身にまとって、浴室を出た。
「夏梅よ。夏梅の服を急拵えだが用意したぞ。」
「ありがとうございます!嬉しいです!」
これは素直に嬉しい!転移した時に着てた服しか持ってない夏梅は素直に喜んだ。
「ふ…。可愛いなぁ夏梅は。そんな夏梅に合う可愛い服をいくつか用意したんだ。まぁ急拵えだから、また買いに行く必要があるがな…。とりあえずはこれで我慢してくれ。」
「いいえ!いいえ!これで充分です!服なんて洗い替え用含めても3枚で充分です!」
「何を言ってる。3枚で足りる訳ないであろう。最低30着は必要だ。」
「えぇッ?!そんなにいりません!」
「いいや要るね。あとは靴とアクセサリーも買わなければならないから、まぁザッと100種類くらいは必要であろうな。」
「えぇーーーッ?!ひゃっ100種類?!」
「何をびっくりしてる。そんなの当然であろう。」
「…。」
びっくりし過ぎて何も言い返せない…。
「まぁこんな話はいいんだ。今日はどれが着たい?」
目の前には可愛らしいデザインの服が5着くらいある。
(…。これで充分なのになぁ…。)
テラージ様の金銭感覚に圧倒されて何も言い返せない夏梅であった。
「…。じゃあこれで…。」
5着の中で一番シンプルでお金かかってなさそうな服を選んだ。
「ほぅ…。これを選んだか…。これはシルクと金糸で作られた服だ。この中では一番価値が高いな。お前見る目あるじゃないか。」
(ッ?!間違えたーーーー!!…よし!別のにしよう。)
「…あの…やっぱ「では着替えたら食堂に行くぞ。私は先に食堂に行ってるから、着替えたらここのベルを鳴らしてくれ。セバスチャンが来るだろう。」
遮られた。
「あの…何から何までありがとうございます。」
「いいや、これくらい何ともない。じゃあ先に行ってるからな。」
キィ…ガチャン
(ちょっと強引なところあるけど、凄くいい人そうだなぁ。良かった、こんないい人に出会えて。)
しみじみしながら服を着替えた。
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