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第2章 平穏を求める
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34 勇者撤退
「はあ!?」
王国派勇者リーダー役である一巳は、戻ってきた勇者(元教師)の報告を聞いて、思わず声を上げてしまった。
「…門まで、押されている、と?」
一巳の言葉に、元教師の勇者は神妙に頷いた。
この報告に、一巳は焦っていた。形勢が不利になれば、逃げても良いと言われてはいたが、11人が3つに分かれているせいで、連絡が取れない。特に、正面の北門に配置された3人は、無事なのかどうかもわからないのだ。
一巳はなんとか焦る気持ちを抑え、即座に決断をする。
「東側の森の奴らを探す。合流後、北門に配置されてる仲間を連れて、王都の方まで逃げるぞ。門まで押し込まれたら、過剰戦力がないこの街は、有効な抵抗はできないだろうからな…」
その一巳の言葉に、2人は仕方ないと頷いたが、残る1人…颯人だけは賛成しなかった。
「ちょっと待ってよ! 街の人とか、リアちゃんとか、ギルドの人たちとか、どうするの!? 見捨てて逃げるなんて嫌だよ!」
颯人が反対意見を言ってくることは予想していたので、一巳は直ぐに反論する。
「街の人たちは大丈夫だろう。純人族以外は王都の方にもう送っているからな。残った人々を王国民だからと迫害などしたら、街が機能しなくなる。」
「じゃあ、リアちゃんは…」
それに関しては、一巳は明確な答えは持っていなかったが、一つだけ確信していることがあった。
「…リアは、俺たちよりも強いから、大丈夫だ」
「…へ? どういうこと?」
「多分、俺たち王国派勇者11人全員でリアを倒しにかかっても、俺たちが負けるだろうな」
「……え? リアちゃんって、そんなに強いの…?」
一巳は、ニヤリと笑って肯定する。
「あぁ…シャルルさんの話じゃあ、オークの討伐依頼を何の感慨もなく、片手間でおわらせてしまうくらいにはな。だから、あいつは多分自力で抜け出せるだろう」
「………わかった。でも、いつかリアちゃんを探してボク旅か何かするから」
「…何でそこまでリアにこだわる?」
一巳の問いかけに、颯人は難しそうな表情で答える。
「うーん……そう言われると不思議だけれど…なんというか、この子はボクと同じだぁっ! って、会った時に思ったんだよね。たぶん、それが原因」
「………そうか。まあ、とにかく、東の森に飛ぶぞ。ここら辺はもう魔物も帝国兵もいなさそうだし、俺たちがいなくなっても多分、大丈夫だろう」
そうして、一巳達4人の勇者は、セントラルの東側の森へと転移した。
リアが西門へと着く僅か5分前のことである。一巳が、まだ迷いの森で待機する選択をしていれば、違う未来があったのかもしれない。
一巳は転移を終えると、辺りを見回して、敵兵や魔物がいないことを確認する。安全だとわかると、他の3人から手を離した。
「着いたぞ。東の森だ」
「ありがとう」
元教師の勇者は、一巳にお礼を言うと、すぐに魔法で索敵を始めた。
しばらくして、その勇者は閉じていた目を開き、他の3人に仲間の居場所を伝えた。
一巳達4人は、走って元教師の勇者が示す方向へと急ぐ。
死人が出る前に…と、一巳は速度を上げた。
途中で颯人が音を上げたが。
一巳達が探していた勇者のグループは、街道近くの平原と森の境界辺りの茂みの中で息を潜めていた。
茂みの中にしゃがんでいた勇者達に一巳達が声を掛けると、ほっとしたようで、座り込んでしまった。
一巳はそれを訝しげに思い、その勇者のリーダーに声をかけた。
「どうしたんだ?」
「いや…ここらには帝国軍はいないんだな?」
「あぁ……」
一巳の肯定に安心したのか、彼は少しだけ表情を緩めて話し始めた。
「さっき、帝国軍が通り過ぎて行ったんだ……その少し前に平原のグループの奴らと偶然会って、少し話したんだが…これ以上敵が増えると、戦線崩壊も免れないらしい…そして、さっきの軍勢の量…これは、負けたと思って…隠れていたんだ」
彼の言葉に、一巳達4人は息を飲んだ。
一巳は直ぐに気を取直して、平原のグループ4人の居場所を尋ねた。
「あいつらは…多分、まだ北門の方にいるだろうな…リーダー、今から行くのか? 俺が案内しようか?」
「………いや、いい。俺一人で行ってくる。颯人達はこの3人と一緒にここで待っていてくれ」
「………わかった、気をつけてね」
一巳の決断に、颯人は仕方なくという感じに了承した。
「じゃあ、行ってくる」
一巳は、北門に向けて転移スキルを使用した。
転移した一巳が1番に見たのは、血みどろな光景だった。
北門前では、セントラル市民が帝国軍に必死に抵抗していた。わずかに残っている兵士達は、全員負傷しているようで、殆どが後ろのセントラル城壁内で治療を受けている。
一巳は、その光景を見て一瞬吐き気がしたが、堪えて北門で戦っているはずの勇者の仲間を探した。
一巳は帝国の城で練習していた魔力察知(無属性)を無詠唱で使用した。
勇者は全員、無詠唱スキルを持っている。魔法を使えない勇者でも、一応無詠唱で発動できるのだ。
「……見つけた」
北門の勇者達は、門の角の陰に隠れていた。
一巳は、その位置へと急いだ。
一巳が北門のグループに近づいて行くと、そのグループのリーダーが突然一巳に向かって攻撃魔法を発射した。一巳は慌ててそれを避け、「俺だ、一巳だ」と、声をかけた。
すると、そのリーダーは脱力し、突然泣き始めた。
一巳は、一人だけ仲間の勇者が横たわっていることに気づき、そしてリーダーである女子が元クラス委員の一人であったことを思い出した。
仲間を負傷させてしまったことに責任を感じているのだろうか、と一巳は考え、近づいて行った。
直ぐそばに立つと、横たわっている仲間の傷の深さに顔を顰めた。
しばらく無言で立っていると、リーダーの彼女から話しかけてきた。
「……ごめんなさい…」
「は? なぜ謝る? 負傷したことに関しては別に大丈夫だと思うんだが…一応戦争だろう…」
「そうじゃないの……」
彼女の様子に一巳は嫌な予感がした。
「じゃあ、どういう…」
「そこに、一人死んでるじゃない……彼、前に突出しすぎた兵達を守るために飛び出して行ったのよ…戻ってきた時にはもうほとんど意識はなくて…」
一巳は、絶句した。一応、死者が出ることも考えていたが、実際に一人死んでしまうとなると、仲間が戦意喪失してしまう。
一巳自身に、仲間が死んでしまったという罪悪感はない。責任は感じるが、この世界の弱肉強食にかなり近い生の概念に納得しているのだ。
だが、リーダーである彼女は違うだろう。
彼女は帝国の城にいるときに、召喚された全員で地球に戻ろうと魔法の研究等を頑張っていたのだ。
また、彼女が指揮をしていたため、かなりの責任感と罪悪感が彼女を苦しめているはずだ。
それは、今も、今後も。
一巳は、彼女が泣き止むのを待った。
王国派勇者の人数は、10人となった。
「…なんで? どうしてシャルルさんがあんなところに…?」
僕はひどく混乱していた。シャルルさんは、帝国軍に捕らえられていたはず。それはギルド長も一緒に、だ。
ギルド長は縛られているのに、シャルルさんは解放されている。
交渉している、ということも考えられるが、縄を解く必要がない。
僕は、まとまらない思考のまま、どうすればギルド長を助けられるのか考えていた。
そして僕は、望遠魔法は、見ている場所まで魔力が届いてしまうというデメリットを失念していた。
そのまま長い間魔法を使用しながら必死に考えていると、シャルルさんと目が合った、気がした。
「……ありえない…って! これ、魔力届くんだった…やばい、多分このままだと捕まる!」
僕は焦って、木から飛び降り…落下中、腹部に強い衝撃と痛みを感じ、そのまま意識と手放した。
「ふふっ…残念でした」
「はあ!?」
王国派勇者リーダー役である一巳は、戻ってきた勇者(元教師)の報告を聞いて、思わず声を上げてしまった。
「…門まで、押されている、と?」
一巳の言葉に、元教師の勇者は神妙に頷いた。
この報告に、一巳は焦っていた。形勢が不利になれば、逃げても良いと言われてはいたが、11人が3つに分かれているせいで、連絡が取れない。特に、正面の北門に配置された3人は、無事なのかどうかもわからないのだ。
一巳はなんとか焦る気持ちを抑え、即座に決断をする。
「東側の森の奴らを探す。合流後、北門に配置されてる仲間を連れて、王都の方まで逃げるぞ。門まで押し込まれたら、過剰戦力がないこの街は、有効な抵抗はできないだろうからな…」
その一巳の言葉に、2人は仕方ないと頷いたが、残る1人…颯人だけは賛成しなかった。
「ちょっと待ってよ! 街の人とか、リアちゃんとか、ギルドの人たちとか、どうするの!? 見捨てて逃げるなんて嫌だよ!」
颯人が反対意見を言ってくることは予想していたので、一巳は直ぐに反論する。
「街の人たちは大丈夫だろう。純人族以外は王都の方にもう送っているからな。残った人々を王国民だからと迫害などしたら、街が機能しなくなる。」
「じゃあ、リアちゃんは…」
それに関しては、一巳は明確な答えは持っていなかったが、一つだけ確信していることがあった。
「…リアは、俺たちよりも強いから、大丈夫だ」
「…へ? どういうこと?」
「多分、俺たち王国派勇者11人全員でリアを倒しにかかっても、俺たちが負けるだろうな」
「……え? リアちゃんって、そんなに強いの…?」
一巳は、ニヤリと笑って肯定する。
「あぁ…シャルルさんの話じゃあ、オークの討伐依頼を何の感慨もなく、片手間でおわらせてしまうくらいにはな。だから、あいつは多分自力で抜け出せるだろう」
「………わかった。でも、いつかリアちゃんを探してボク旅か何かするから」
「…何でそこまでリアにこだわる?」
一巳の問いかけに、颯人は難しそうな表情で答える。
「うーん……そう言われると不思議だけれど…なんというか、この子はボクと同じだぁっ! って、会った時に思ったんだよね。たぶん、それが原因」
「………そうか。まあ、とにかく、東の森に飛ぶぞ。ここら辺はもう魔物も帝国兵もいなさそうだし、俺たちがいなくなっても多分、大丈夫だろう」
そうして、一巳達4人の勇者は、セントラルの東側の森へと転移した。
リアが西門へと着く僅か5分前のことである。一巳が、まだ迷いの森で待機する選択をしていれば、違う未来があったのかもしれない。
一巳は転移を終えると、辺りを見回して、敵兵や魔物がいないことを確認する。安全だとわかると、他の3人から手を離した。
「着いたぞ。東の森だ」
「ありがとう」
元教師の勇者は、一巳にお礼を言うと、すぐに魔法で索敵を始めた。
しばらくして、その勇者は閉じていた目を開き、他の3人に仲間の居場所を伝えた。
一巳達4人は、走って元教師の勇者が示す方向へと急ぐ。
死人が出る前に…と、一巳は速度を上げた。
途中で颯人が音を上げたが。
一巳達が探していた勇者のグループは、街道近くの平原と森の境界辺りの茂みの中で息を潜めていた。
茂みの中にしゃがんでいた勇者達に一巳達が声を掛けると、ほっとしたようで、座り込んでしまった。
一巳はそれを訝しげに思い、その勇者のリーダーに声をかけた。
「どうしたんだ?」
「いや…ここらには帝国軍はいないんだな?」
「あぁ……」
一巳の肯定に安心したのか、彼は少しだけ表情を緩めて話し始めた。
「さっき、帝国軍が通り過ぎて行ったんだ……その少し前に平原のグループの奴らと偶然会って、少し話したんだが…これ以上敵が増えると、戦線崩壊も免れないらしい…そして、さっきの軍勢の量…これは、負けたと思って…隠れていたんだ」
彼の言葉に、一巳達4人は息を飲んだ。
一巳は直ぐに気を取直して、平原のグループ4人の居場所を尋ねた。
「あいつらは…多分、まだ北門の方にいるだろうな…リーダー、今から行くのか? 俺が案内しようか?」
「………いや、いい。俺一人で行ってくる。颯人達はこの3人と一緒にここで待っていてくれ」
「………わかった、気をつけてね」
一巳の決断に、颯人は仕方なくという感じに了承した。
「じゃあ、行ってくる」
一巳は、北門に向けて転移スキルを使用した。
転移した一巳が1番に見たのは、血みどろな光景だった。
北門前では、セントラル市民が帝国軍に必死に抵抗していた。わずかに残っている兵士達は、全員負傷しているようで、殆どが後ろのセントラル城壁内で治療を受けている。
一巳は、その光景を見て一瞬吐き気がしたが、堪えて北門で戦っているはずの勇者の仲間を探した。
一巳は帝国の城で練習していた魔力察知(無属性)を無詠唱で使用した。
勇者は全員、無詠唱スキルを持っている。魔法を使えない勇者でも、一応無詠唱で発動できるのだ。
「……見つけた」
北門の勇者達は、門の角の陰に隠れていた。
一巳は、その位置へと急いだ。
一巳が北門のグループに近づいて行くと、そのグループのリーダーが突然一巳に向かって攻撃魔法を発射した。一巳は慌ててそれを避け、「俺だ、一巳だ」と、声をかけた。
すると、そのリーダーは脱力し、突然泣き始めた。
一巳は、一人だけ仲間の勇者が横たわっていることに気づき、そしてリーダーである女子が元クラス委員の一人であったことを思い出した。
仲間を負傷させてしまったことに責任を感じているのだろうか、と一巳は考え、近づいて行った。
直ぐそばに立つと、横たわっている仲間の傷の深さに顔を顰めた。
しばらく無言で立っていると、リーダーの彼女から話しかけてきた。
「……ごめんなさい…」
「は? なぜ謝る? 負傷したことに関しては別に大丈夫だと思うんだが…一応戦争だろう…」
「そうじゃないの……」
彼女の様子に一巳は嫌な予感がした。
「じゃあ、どういう…」
「そこに、一人死んでるじゃない……彼、前に突出しすぎた兵達を守るために飛び出して行ったのよ…戻ってきた時にはもうほとんど意識はなくて…」
一巳は、絶句した。一応、死者が出ることも考えていたが、実際に一人死んでしまうとなると、仲間が戦意喪失してしまう。
一巳自身に、仲間が死んでしまったという罪悪感はない。責任は感じるが、この世界の弱肉強食にかなり近い生の概念に納得しているのだ。
だが、リーダーである彼女は違うだろう。
彼女は帝国の城にいるときに、召喚された全員で地球に戻ろうと魔法の研究等を頑張っていたのだ。
また、彼女が指揮をしていたため、かなりの責任感と罪悪感が彼女を苦しめているはずだ。
それは、今も、今後も。
一巳は、彼女が泣き止むのを待った。
王国派勇者の人数は、10人となった。
「…なんで? どうしてシャルルさんがあんなところに…?」
僕はひどく混乱していた。シャルルさんは、帝国軍に捕らえられていたはず。それはギルド長も一緒に、だ。
ギルド長は縛られているのに、シャルルさんは解放されている。
交渉している、ということも考えられるが、縄を解く必要がない。
僕は、まとまらない思考のまま、どうすればギルド長を助けられるのか考えていた。
そして僕は、望遠魔法は、見ている場所まで魔力が届いてしまうというデメリットを失念していた。
そのまま長い間魔法を使用しながら必死に考えていると、シャルルさんと目が合った、気がした。
「……ありえない…って! これ、魔力届くんだった…やばい、多分このままだと捕まる!」
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