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第3章 空白を求める
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《サジェ視点》
詰所に戻ると、部下が意外と落ち着いた表情で俺を待っていた。
「どうした?」
「隊長、準備が整いました。防衛に関しての指示をお願いします」
「わかった。こっちへ来てくれ」
俺と部下は奥の部屋に入って地図を広げる。
報告によると、帝国軍は森の入り口からこの村、つまり、長老がいる村へ一直線に向かっているようだ。
とんだ愚策だと思ったが、数が多いので大丈夫だと考えたのだろう。
数では圧倒的に負けている。
つまり、俺たちが取れる行動は一つだけ…
「…ゲリラ戦…か…」
「……了解致しました。ペアを作って散開させます」
「おう、頼んだ…」
もう少し一グループの人数を増やしたいのだが…数が少ないのでそれはできなかった。
そして、戦いが始まった。
「隊長! 1班から3班の連絡が途絶えました!」
「…は?」
戦闘が開始したと報告を受けてから5分ほど経った頃だった。
流石に早すぎる。こちらは損害を受けないように立ち回っているのに……
「仕方ない…早すぎるが、後続の部隊も出してくれ。おそらく、今前に出ている人数じゃ足が止まらないだろう」
「了解しました!」
三グループ壊滅、か…
これで、警備隊のほとんどはいなくなったな…
あとは、防衛部隊がほとんど…こんな言い方をしても、実際の人数は40人にも満たない。どうにか逆転の一手があれば…
人族の兵士100人なら、どうにかできたかもしれないが…おそらく部下がやられているのも50体の魔物が原因だろう…
「………っ!?」
–––目の前が、爆ぜた。
「ぐっ…!?」
吹き飛ばされた先は、村の中の広場だった。
「一体、どうなって…っ!?」
ところどころ火傷して頭に血が上った俺は、村のすぐ外に2人の人影を見つけた。
「…あれ、中にいたのは1人だったみたいだけど…」
「やっぱこんな村、兵士なんて少ねえんだろ…それより、さっさとやるぞ…」
おそらく俺を吹き飛ばした爆発の原因…それは、少年だった。
魔力の色は黒。真っ黒というわけでは無いが、黒という色の魔力自体、危険な人物の証拠…
「…クソッ!」
とんでも無いものを、村に入れてしまったと気づき、俺は悪態をついた。
そして、目の前がもう一度爆ぜた。
《リア視点》
私は長老さんの家でクッキーを食べていた。
……いや、戦時中に何をしているんだって言われそうな気がするけれど、することも、できることもないのだ。
私は戦力としては最終手段だそうで…
そのため、仕方なく、私は長老さんの家でくつろいでいる。
んー…クッキーおいしい…でも、お母さんのやつのほうがずっと上だ。
自分で作ってみたいなぁ…
お母さんといえば、ルディ君のお母さん…サジェさんの奥さんって、どんな人なんだろう…
そんなくだらないことを考えていた時…
–––爆音が響いた
「ふぇっ!?」
思わず立ち上がった。
方向からして、村の入り口だろう。長老さんの家は入り口にかなり近いので、音がよく届いた。
いや、おそらく村中に届いているのだろう。外が騒がしくなり始めた。
「ちょ、長老さん、何があったのでしょう…」
「…帝国軍でしょうか…報告を待つしかありませんが…私は戦闘能力を持ち合わせていませんので…」
戦闘なら私が…と言おうとすると、長老さんに睨まれた!?
…いろんな意味で怖い…
ため息を吐いて、椅子に座りなおした、その時
もう一度爆音が響き、重傷を負った感じのサジェさんが、家の壁を突き破って目の前に吹き飛んで来た。
「……へ?」
私は何が起きたかわからずに、一瞬思考が停止した。
「…………っ、サジェさん!?」
「…ぅ…… …」
「……、『治癒』!」
なんとか気を持ち直し、回復系魔法をサジェさんにかける。一応大丈夫だろう…意識は戻らないみたいだけど…
…でも、いったい誰がこんなことを…?
そう思い、私が外を見るのと同時に、常時発動させている極小の察知魔法の範囲内に知らない反応が出たことに気づいた。
「お前、あまり殺しはしないでくれと言われていただろう?」
「…1人2人くらいいいじゃんか…」
聞こえてくるのは普通の人間とは思えないような会話。
そいつらは…
–––日本人だった。
それに気づいた途端、心の底から得体の知れない黒いものが湧いてきた。
この村を襲う日本人…つまり、帝国の勇者だと気づいたのだ。
「…お前たちか…」
「ん…? ねえ、あそこに幼女が…」
「ああ? あー、ほんとだ…多分軍の奴らが指名手配してたやつじゃね? 逃げ出したっていう…」
「なら、一応捕まえておこうかな…報酬増えそうだし…」
完全にこちらをバカにした物言いに、危うくキレそうになった。
…危ない…衝動的になってまた何か消してしまったらもう立ち直れない気がするから…
深呼吸、深呼吸…
「すー、はー…」
と、自分の気を宥めていると、今まで呆然としていた長老さんが、我に返って「リア様、お逃げください!」と叫んだものだから、帝国の勇者も私が逃げ出した(?)エルフであると確信したようで…
魔力を練り始めた。
私はそれを、宣戦布告と解釈する。
「 『光束』」
「っ!? 『シールド』!」
先手必勝。と、レーザービームみたいなのを出す光魔法を撃ってみたのだけれど…あちらも無詠唱を使えるみたいだ。
「む、無詠唱が使えるのか…その年齢で…?」
「…………」
勇者の外見は、1人は色白のメガネ、もう1人は日に焼けた活発そうなやつ…というよりも、不良っぽいやつ。どちらも黒髪。
多分、メガネ君が後衛、不良君が前衛だろう。
だとしたら、接近されないように気をつけないと…
と思った矢先に、不良君が突っ込んで来た。
「『シールド』!」
とっさにシールドを張るが…不良君はそれを手で引き裂いた……って、えぇ!?
「っ!『シールド』×5!」
と、流石に数があると止まらないといけないみたいで、諦めたのかメガネ君の位置まで戻っていった。
「……どうする? 多分シールドえぐい量重ねがけできそうな感じなんだが…」
「ふむ…では…–––神の、光よ、集え–––『神光』……」
「……へっ!?」
…何をするのかと思いきや…短縮詠唱でとんでもない量の魔力の魔法を…って、これじゃ…!
私の思考が顔に出ていたのか、メガネ君はにやにやとしながら私に話しかけてきた。
「ふむ、気づいたようだね。君がおとなしくこちらに投降しなければ…この魔法を解放し、この村を吹き飛ばす。あぁ、俺達は何も問題もない。この魔法は改良済みでね、術者の近くには効果は及ばないのでね」
「…っ!」
また、ブチ切れそうになった。
今さっきは、魔法の打ち合い見たいな感じでお遊び感あったので許していたが…
『また奪うつもりか』
また、帝国の残酷なやつらに、私を大切にしてくれる人を奪われる。
また、力によって。
再び、胸の底から黒いものがふつふつと湧いてきた。
…なんだか、左目が熱い気がするけれど、そんなことはどうだっていい。
そんな私をみて、なぜかメガネの勇者は慌て始めた。
「っ!? 大罪だと!? やばい、武藤、逃げるぞ!」
「はぁ? なんでだよ」
「あれは俺たちの手にはおえない! それこそ、同じあいつくらいしか! 早く逃げないと…!」
ごちゃごちゃ、五月蝿い。
いい加減、その光の玉、
『消えろよ』
次の瞬間、メガネの勇者が浮かべていた巨大な光の玉は、何もなかったように消え失せた。
「おい、武藤! 早く!」
「っ、悪い。マジだったみたいだな。–––術式–––『転移』」
2人の勇者は、何か紙のようなもを手にしたと思った瞬間…消えた。
「転移…かな…」
気づけば、思考を覆っていた怒りも、胸の底の黒いものも、左目の熱も無くなっていた。
詰所に戻ると、部下が意外と落ち着いた表情で俺を待っていた。
「どうした?」
「隊長、準備が整いました。防衛に関しての指示をお願いします」
「わかった。こっちへ来てくれ」
俺と部下は奥の部屋に入って地図を広げる。
報告によると、帝国軍は森の入り口からこの村、つまり、長老がいる村へ一直線に向かっているようだ。
とんだ愚策だと思ったが、数が多いので大丈夫だと考えたのだろう。
数では圧倒的に負けている。
つまり、俺たちが取れる行動は一つだけ…
「…ゲリラ戦…か…」
「……了解致しました。ペアを作って散開させます」
「おう、頼んだ…」
もう少し一グループの人数を増やしたいのだが…数が少ないのでそれはできなかった。
そして、戦いが始まった。
「隊長! 1班から3班の連絡が途絶えました!」
「…は?」
戦闘が開始したと報告を受けてから5分ほど経った頃だった。
流石に早すぎる。こちらは損害を受けないように立ち回っているのに……
「仕方ない…早すぎるが、後続の部隊も出してくれ。おそらく、今前に出ている人数じゃ足が止まらないだろう」
「了解しました!」
三グループ壊滅、か…
これで、警備隊のほとんどはいなくなったな…
あとは、防衛部隊がほとんど…こんな言い方をしても、実際の人数は40人にも満たない。どうにか逆転の一手があれば…
人族の兵士100人なら、どうにかできたかもしれないが…おそらく部下がやられているのも50体の魔物が原因だろう…
「………っ!?」
–––目の前が、爆ぜた。
「ぐっ…!?」
吹き飛ばされた先は、村の中の広場だった。
「一体、どうなって…っ!?」
ところどころ火傷して頭に血が上った俺は、村のすぐ外に2人の人影を見つけた。
「…あれ、中にいたのは1人だったみたいだけど…」
「やっぱこんな村、兵士なんて少ねえんだろ…それより、さっさとやるぞ…」
おそらく俺を吹き飛ばした爆発の原因…それは、少年だった。
魔力の色は黒。真っ黒というわけでは無いが、黒という色の魔力自体、危険な人物の証拠…
「…クソッ!」
とんでも無いものを、村に入れてしまったと気づき、俺は悪態をついた。
そして、目の前がもう一度爆ぜた。
《リア視点》
私は長老さんの家でクッキーを食べていた。
……いや、戦時中に何をしているんだって言われそうな気がするけれど、することも、できることもないのだ。
私は戦力としては最終手段だそうで…
そのため、仕方なく、私は長老さんの家でくつろいでいる。
んー…クッキーおいしい…でも、お母さんのやつのほうがずっと上だ。
自分で作ってみたいなぁ…
お母さんといえば、ルディ君のお母さん…サジェさんの奥さんって、どんな人なんだろう…
そんなくだらないことを考えていた時…
–––爆音が響いた
「ふぇっ!?」
思わず立ち上がった。
方向からして、村の入り口だろう。長老さんの家は入り口にかなり近いので、音がよく届いた。
いや、おそらく村中に届いているのだろう。外が騒がしくなり始めた。
「ちょ、長老さん、何があったのでしょう…」
「…帝国軍でしょうか…報告を待つしかありませんが…私は戦闘能力を持ち合わせていませんので…」
戦闘なら私が…と言おうとすると、長老さんに睨まれた!?
…いろんな意味で怖い…
ため息を吐いて、椅子に座りなおした、その時
もう一度爆音が響き、重傷を負った感じのサジェさんが、家の壁を突き破って目の前に吹き飛んで来た。
「……へ?」
私は何が起きたかわからずに、一瞬思考が停止した。
「…………っ、サジェさん!?」
「…ぅ…… …」
「……、『治癒』!」
なんとか気を持ち直し、回復系魔法をサジェさんにかける。一応大丈夫だろう…意識は戻らないみたいだけど…
…でも、いったい誰がこんなことを…?
そう思い、私が外を見るのと同時に、常時発動させている極小の察知魔法の範囲内に知らない反応が出たことに気づいた。
「お前、あまり殺しはしないでくれと言われていただろう?」
「…1人2人くらいいいじゃんか…」
聞こえてくるのは普通の人間とは思えないような会話。
そいつらは…
–––日本人だった。
それに気づいた途端、心の底から得体の知れない黒いものが湧いてきた。
この村を襲う日本人…つまり、帝国の勇者だと気づいたのだ。
「…お前たちか…」
「ん…? ねえ、あそこに幼女が…」
「ああ? あー、ほんとだ…多分軍の奴らが指名手配してたやつじゃね? 逃げ出したっていう…」
「なら、一応捕まえておこうかな…報酬増えそうだし…」
完全にこちらをバカにした物言いに、危うくキレそうになった。
…危ない…衝動的になってまた何か消してしまったらもう立ち直れない気がするから…
深呼吸、深呼吸…
「すー、はー…」
と、自分の気を宥めていると、今まで呆然としていた長老さんが、我に返って「リア様、お逃げください!」と叫んだものだから、帝国の勇者も私が逃げ出した(?)エルフであると確信したようで…
魔力を練り始めた。
私はそれを、宣戦布告と解釈する。
「 『光束』」
「っ!? 『シールド』!」
先手必勝。と、レーザービームみたいなのを出す光魔法を撃ってみたのだけれど…あちらも無詠唱を使えるみたいだ。
「む、無詠唱が使えるのか…その年齢で…?」
「…………」
勇者の外見は、1人は色白のメガネ、もう1人は日に焼けた活発そうなやつ…というよりも、不良っぽいやつ。どちらも黒髪。
多分、メガネ君が後衛、不良君が前衛だろう。
だとしたら、接近されないように気をつけないと…
と思った矢先に、不良君が突っ込んで来た。
「『シールド』!」
とっさにシールドを張るが…不良君はそれを手で引き裂いた……って、えぇ!?
「っ!『シールド』×5!」
と、流石に数があると止まらないといけないみたいで、諦めたのかメガネ君の位置まで戻っていった。
「……どうする? 多分シールドえぐい量重ねがけできそうな感じなんだが…」
「ふむ…では…–––神の、光よ、集え–––『神光』……」
「……へっ!?」
…何をするのかと思いきや…短縮詠唱でとんでもない量の魔力の魔法を…って、これじゃ…!
私の思考が顔に出ていたのか、メガネ君はにやにやとしながら私に話しかけてきた。
「ふむ、気づいたようだね。君がおとなしくこちらに投降しなければ…この魔法を解放し、この村を吹き飛ばす。あぁ、俺達は何も問題もない。この魔法は改良済みでね、術者の近くには効果は及ばないのでね」
「…っ!」
また、ブチ切れそうになった。
今さっきは、魔法の打ち合い見たいな感じでお遊び感あったので許していたが…
『また奪うつもりか』
また、帝国の残酷なやつらに、私を大切にしてくれる人を奪われる。
また、力によって。
再び、胸の底から黒いものがふつふつと湧いてきた。
…なんだか、左目が熱い気がするけれど、そんなことはどうだっていい。
そんな私をみて、なぜかメガネの勇者は慌て始めた。
「っ!? 大罪だと!? やばい、武藤、逃げるぞ!」
「はぁ? なんでだよ」
「あれは俺たちの手にはおえない! それこそ、同じあいつくらいしか! 早く逃げないと…!」
ごちゃごちゃ、五月蝿い。
いい加減、その光の玉、
『消えろよ』
次の瞬間、メガネの勇者が浮かべていた巨大な光の玉は、何もなかったように消え失せた。
「おい、武藤! 早く!」
「っ、悪い。マジだったみたいだな。–––術式–––『転移』」
2人の勇者は、何か紙のようなもを手にしたと思った瞬間…消えた。
「転移…かな…」
気づけば、思考を覆っていた怒りも、胸の底の黒いものも、左目の熱も無くなっていた。
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