女神の幼女体で異世界生活

さんらいず

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第2章 平穏を求める

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長老が住んでいるという家の中はかなり質素な感じ・・・けれど、このような感じの家は見たことがあるような気がする・・・あぁ、そうだ。前住んでいた村の家に似ているのかな・・・なんだか懐かしいなぁ・・・

「リア? どうした?」

・・・いけない、今は長老さんに話を聞きにきたのだから、家のことはまた今度・・・

「すいません、今行きます」

長老さんが待っているという部屋だけは、扉だけを見ても他と比べて少し豪華だった

「失礼します」
「し、失礼します」

挨拶をして部屋の中に入ると・・・文字通りの長老がいた・・・他のエルフと比べて少し・・・いやかなり老けている・・・

「君がリアちゃんか。ようこそ、同族とあれば、歓迎するよ・・・先ほど来た人族はあまり歓迎したくはないのだがね・・・」
「・・・へ? どうしてですか?」
「あやつらは・・・いや、今はその話題はいいだろう。それで、君は私に聞きたい事があったらしいが?」
「あ、はい」

一巳ひとみさんのことを言った瞬間魔力が少し曇ったような・・・? でも今はハイ・エルフついて聞かないと・・・

「えっと・・・ハイ・エルフという種族について・・・教えてほしいのですが・・・」
「ふむ・・・・・・失礼」
「・・・? ひっ!?」

な、何今の・・・!?
・・・長老さんが少し驚いたような顔をしている・・・どうして?

「済まない・・・では、答えるとしようか・・・といっても、君の方が知っていそうなものだが・・・」
「? 何故ですか?」
「・・・サジェ、少し外せ。これはおそらく秘密のようだからな・・・」
「・・・わかりました」

はて・・・? どうしたのだろうか・・・?

「では・・・リア様「ちょっと待って!? 何で様付け!?」・・・先ほど、看破スキルを使わせていただきました。勝手な行動、お許しください」
「だから、何で様を・・・って、看破スキル? それってどういう・・・」

なんだか、とても嫌な予感が・・・

「その・・・ステータスを見るスキルです・・・」
「っ!? 『風刃待機状態』っ」
「もっ、申し訳ありません! 他人に話すようなことはしませんので、どうかお許しを・・・!」
「・・・・・・わかった」

嘘はついていないようだから、風刃を解除する。嘘の見分け方については、少し前に依頼主と話しているときにその人の魔力が変な風に揺れたので、そのとき依頼主が話していたことについて聞いてみると、嘘だと白状したため、魔力を見ることで真偽を判別することまでできると気がついてしまった。これはかなり便利で・・・依頼で嘘をつかれたりするとすぐにわかるようになった。
まあ、それはともかく。

「それって・・・どこまで見えるの・・・?」
「どこ、とは・・・?」
「どんな項目までかってこと」

魔力値まで見られていたら・・・怖い。

「本名と種族、職業に年齢、そしてレベルですね」
「そ、そうですか・・・よかった・・・」
「?」

魔力値はばれていないみたい。よかったぁ・・・

「まあ、それはいいとして「いいのですね・・・」・・・はい。それで、私は少し事情があって、そんなに自分の種族のことについて知らないのです。それで、エルフの長老さんはいろいろ知っていそうなので・・・」
「・・・そうですね。一般的に伝承されているハイ・エルフという種族は、エルフ族の始祖となっていますが・・・実際は違う、と私は聞いています」
「えっと、どのような・・・?」
「神々の末裔・・・と・・・」
「・・・えぇ!?」

それって・・・つまり、ハイ・エルフは神様の血が通っているってこと!?

「創造神様がこの世界を創造されたとき、創造神様自らの血を使い一つの種族を創り上げた。それが、ハイ・エルフです」
「は、はぁ・・・」
「しかし、ハイ・エルフの村の掟には村の外に出るには学ぶため以外には禁止されているはず・・・なぜ、ハイ・エルフであるあなたがこのようなところに・・・?」
「それは・・・えっと・・・」
「・・・何か、あったのですか?」
「えっと、ハイ・エルフの村の数を教えていただけますか・・・?」
「一つです。村の分裂も、創造神様によって禁止されています」
「・・・そうですか・・・」

これって・・・つまり、あの時外に出ている村の誰かがいなかったら、僕が最後の生き残り・・・!?
村については・・・言った方がいいかもしれない・・・というか、隠しても意味ないし。
ここに住んでいるエルフ達も、味方してくれるかも・・・なんてね。
でも、一応伝えておこう。

「えっと、村は・・・滅ぼされました」
「はぁぁぁあ!?」
「ひっ!?」

ど、どうした長老さん!?

「それは・・・それは誰が! どこのどいつがやったのですか!? 殺してやる・・・!」
「ひぃっ!?」

こ、怖いよぉ・・・

「あの、長老さん、落ち着いて・・・」
「・・・!? す、すいません、つい・・・それで誰にやられたのですか・・・? まさか・・・」
「えっと・・・・・・帝国軍で「またあいつらかぁぁぁっ!!!」ひいっ!?」
「何なんですか! 帝国のクズどもは! 私達エルフの村を潰しまくって! そして今度は世界の危機でもなんでもないときに、勇者を38人も召喚して軍事利用! そして今度は唯一のハイ・エルフ様たちの集落を潰したぁ!? いい加減にしてくださいよっ! こっちは住民を押さえつけるのに精一杯だっていうのに、今度は信仰対象であるハイ・エルフ様たちの村が滅ぼされ・・・もう抑えられませんよ! こうなったらエルゼル王国と協定を結んで・・・ちょうど両国の間で戦争中ですし・・・ブツブツ・・・」
「・・・・・・」

長老さんって・・・苦労人なんだね・・・それにしても、ハイ・エルフってエルフ達の信仰対象なんだ・・・神様の血を継いでいるのだから、ありえる話だけれど・・・
ん? 長老さん、何こっち向いているの? なんだかすごく嫌な予感が・・・

「リア様! エルゼル王国への使者をやってくれませんか!?」

・・・僕って、一般人だよね?
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