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颯太の部屋で過ごしてから一週間。流されてしまった、とは思っていない。けれど颯太にきちんとした返事をしたかというと、まだ出来ないでいた。
気になっているのは颯太の家で見たフレグランス。どうしてあの部屋に不釣り合いなフレグランスが置いてあるのか気になってしまう。それは自分の店で扱っている商品だからなのか、それとも……と悪い方向に考えてしまうのも一つの原因だった。
デパートのオブジェは翌日からようやくお披露目となり、店内には一足先に春がやってきた。特に優花のいるフロアはお茶屋さんをイメージしたということもあり、よくそこで一休みしていく人も多く、憩いの場となっていた。
お客様のそんな笑顔を見ながら、ときおり店内に現れる颯太を見ると胸の鼓動がどくんと大きな音を立てた。オブジェのデザインを担当していた颯太はできあがるまでの立ち合いと、そのあともデザインが崩れていないかなどメンテナンスに度々きていたのだ。
あの日、朝まで何度も身体を求められて、気が付けば朝になっていた。勝手に登録されていた颯太の連絡先からは毎日の様にメッセージが送られてくる。でも颯太は優花に返事をねだるでもなく、あの夜がなかったかのようにいつも通りの態度だった。
もちろん何度か外食や颯太の家にも行く事があった。でも颯太は優花を抱き締めて眠るだけで、それ以上は求めて来なかったのだ。
「はぁ……」
「大きなため息ねぇ。最近楽しそうにしてたのはどこの誰かしらねぇ」
「美加さん……」
研修も終わりランチタイムも遅めに戻った。颯太は毎日来なくなってしまったが、遅い時間のランチで相田と顔を合わせなくてもいいことと、案外颯太と一緒のランチタイムが楽しくて、相田のことなどすっかり忘れてしまっていた。それほどに優花の頭の中は颯太のことでいっぱいだった。
あの夜に重ね合わせた肌も、耳元で囁かれた声も、優花の中で動く熱も。自分も好きだと言えたらと思うのに優花は颯太のことをあまりにも知らなすぎた。
「秋月くんと一緒に帰ったときから、なんか色っぽくなったなって思ってるんだけど」
「えっ……」
自分では意識していなかったことを指摘されて思わず口に運ぼうとしていたレンゲから鶏肉が零れ落ちた。今日のお昼は親子丼だ。
「図星かぁ」
にやり、と笑った美加はいただきますと告げるとざるそばを啜り始めた。
「別に、颯太くんとはそういうんじゃ……」
「何かない人はそんなこと言わないわよ。何かあったってことでしょ?」
きっと美加の前では取り繕うことは出来ないのだと優花は心を決めて全てを話すことにした。相田と食堂で鉢合わせしたときのこと、颯太を送り届けたあとに何があったのかも。
「なるほど。秋月くんの粘り勝ちってところかな」
「粘り勝ちって……別に負けたワケじゃないです」
めんつゆにのりとわさび、ねぎをがっつりと入れると美加はまた豪快に蕎麦を啜った。出来る女は食事も早い。
「で、浮かれてるどころか浮かない顔してるみたいだけど、何かあったの?」
美加は橋を置いてお茶を飲むと首をかしげながら優花に問いかけた。ほんとうによく見られていると思うとともに、こういった小さな変化に気付く人だから、サブマネにまでなれるのだろうと美加に尊敬と憧れを抱いてしまう。
「秋月くんから好きって言われたんでしょ? ならそれでいいじゃない」
「でも、私ちゃんと返事が出来てなくて……」
「なんで? セックスまでしたなら付き合ってもいいって事でしょう?」
職場でそんな単語を聞くと思っていなかった優花は思わず当たりを見渡す。どの社員も同僚とご飯を食べに来ているひとたちばかりで優花たちの会話など全く気にする様子など無かった。
「えっと、その颯太くんの家にうちのお店で取り扱ってるフレグランスがあったんです。なかなか男性が自分で買うようなものじゃないから、誰かからもらったのかなぁって。女の子とか……」
「ん……なんかあからさますぎるわね」
男性らしく茶色や黒でまとめられたインテリアの中にピンクの部屋用のフレグランスはどこか違和感があった。男性でも好きで買う人もいるだろう。だったらなおさらインテリアに合わせた色の物を買うに決まっている。好きだと言われたぐらいだから彼女はいないとは思うけれど、他の女の子からもらったものを使っているとしたら、どこか寂しい気持ちになってしまった。
「それに、その、最近は部屋にいっても抱き締めて眠るだけっていうか」
「なるほど。身体の関係はなしと」
「うん……返事も聞いてこないし、どんな関係なのかなぁって考えたら答えが出なくて」
颯太が聞いてこないのを良いことに甘えてしまっているのだとも思う。この距離感が心地よくて、でもできればもう少し先に進みたい。けれど本当に先に進んでいいのだろうか、そう思っているのは自分だけではないのだろうかと思うと、どう動いていいかわからずに立ち止まることしかできなかったのだ。
「まぁ秋月くん、これからまた忙しくなりそうだしねぇ」
「え、そうなんですか?」
蕎麦を食べ終えた美加は頬杖を突きながら小さく息を吐いた。
「春のオブジェ、お客様からも店内でも好評で、夏のオブジェもお願いしたいって広報の人が言ってたのよ」
直近のゴールデンウィィークや母の日などは別の業者が入ることが決まっているが気に入った上層部がまだ決まっていない夏の仕事を秋月に任せたいと言い出したのだという。
「すごいんだね、颯太くん……」
もちろん嬉しさもあるが、それ以上に颯太の才能にただ「すごい」と、その言葉しか出てこない。デザイン業界ことはよく分からないが、デパートのような大きなところから次の仕事を指名でもらえることなどなかなかない。
「確か三日前ぐらいに、正式にオファーしたって言ってたから、また打ち合わせにくるんじゃないかしら。早くしないとあっという間に夏になるものね」
「そうですよね。次のお仕事かぁ……」
親子丼の器を見つめながら颯太のことを考える。優花の知らないところで颯太は颯太の人生を歩んでいるのだ。やっぱり颯太のことを「知っている」と言い切れる自信が無い。
「あんたが思ってる以上に、秋月君は色んなところ見せてると思うんだけどなぁ」
「え……?」
「ううん。こっちの一人ごと」
あらかじめカフェテリアで購入していた珈琲を一口飲む美加の姿は絵になっていた。優花は美加みたいに自信が持てれば良いのになと美加をじっと見つめた。
「なぁに、そんなに見つめたって何も出てこないわよ」
「す、すみません」
にこりと微笑まれて優花は慌てて親子丼を食べ進めた。
「まぁでも、私は相田との交際は反対だったから今は安心してるんだけどね」
珈琲を飲み、ふぅと一息ついた美加の言葉に優花は苦笑いを浮かべる。相田が優花に声を掛けた来た時も、気をつけた方が良い、と何度も気にかけてくれていたのだ。社員同士のネットワークとでもいうのだろうか。直接相田の評判を聞いたわけではないが、いつも回りくどくやめておけ、どうしても付き合うのかと、付き合い始めたころもしつこく言われていたのだ。
「秋月くんみたいな、優花を大好きな子の方が絶対あってると思うわ。年下なのもかわいいじゃない」
年下と言うことを特別気にした事はない。けれど、確かに颯太はどこか可愛いと思える部分がある。肌を重ねた今ではそのギャップを思い出して頬が熱くなる。
「秋月くんの話をするだけで顔が赤くなるんだから、早く気持ち伝えないと」
美加の元気づけてくれるような笑顔に、優花はうん、と頷こうとした。
気になっているのは颯太の家で見たフレグランス。どうしてあの部屋に不釣り合いなフレグランスが置いてあるのか気になってしまう。それは自分の店で扱っている商品だからなのか、それとも……と悪い方向に考えてしまうのも一つの原因だった。
デパートのオブジェは翌日からようやくお披露目となり、店内には一足先に春がやってきた。特に優花のいるフロアはお茶屋さんをイメージしたということもあり、よくそこで一休みしていく人も多く、憩いの場となっていた。
お客様のそんな笑顔を見ながら、ときおり店内に現れる颯太を見ると胸の鼓動がどくんと大きな音を立てた。オブジェのデザインを担当していた颯太はできあがるまでの立ち合いと、そのあともデザインが崩れていないかなどメンテナンスに度々きていたのだ。
あの日、朝まで何度も身体を求められて、気が付けば朝になっていた。勝手に登録されていた颯太の連絡先からは毎日の様にメッセージが送られてくる。でも颯太は優花に返事をねだるでもなく、あの夜がなかったかのようにいつも通りの態度だった。
もちろん何度か外食や颯太の家にも行く事があった。でも颯太は優花を抱き締めて眠るだけで、それ以上は求めて来なかったのだ。
「はぁ……」
「大きなため息ねぇ。最近楽しそうにしてたのはどこの誰かしらねぇ」
「美加さん……」
研修も終わりランチタイムも遅めに戻った。颯太は毎日来なくなってしまったが、遅い時間のランチで相田と顔を合わせなくてもいいことと、案外颯太と一緒のランチタイムが楽しくて、相田のことなどすっかり忘れてしまっていた。それほどに優花の頭の中は颯太のことでいっぱいだった。
あの夜に重ね合わせた肌も、耳元で囁かれた声も、優花の中で動く熱も。自分も好きだと言えたらと思うのに優花は颯太のことをあまりにも知らなすぎた。
「秋月くんと一緒に帰ったときから、なんか色っぽくなったなって思ってるんだけど」
「えっ……」
自分では意識していなかったことを指摘されて思わず口に運ぼうとしていたレンゲから鶏肉が零れ落ちた。今日のお昼は親子丼だ。
「図星かぁ」
にやり、と笑った美加はいただきますと告げるとざるそばを啜り始めた。
「別に、颯太くんとはそういうんじゃ……」
「何かない人はそんなこと言わないわよ。何かあったってことでしょ?」
きっと美加の前では取り繕うことは出来ないのだと優花は心を決めて全てを話すことにした。相田と食堂で鉢合わせしたときのこと、颯太を送り届けたあとに何があったのかも。
「なるほど。秋月くんの粘り勝ちってところかな」
「粘り勝ちって……別に負けたワケじゃないです」
めんつゆにのりとわさび、ねぎをがっつりと入れると美加はまた豪快に蕎麦を啜った。出来る女は食事も早い。
「で、浮かれてるどころか浮かない顔してるみたいだけど、何かあったの?」
美加は橋を置いてお茶を飲むと首をかしげながら優花に問いかけた。ほんとうによく見られていると思うとともに、こういった小さな変化に気付く人だから、サブマネにまでなれるのだろうと美加に尊敬と憧れを抱いてしまう。
「秋月くんから好きって言われたんでしょ? ならそれでいいじゃない」
「でも、私ちゃんと返事が出来てなくて……」
「なんで? セックスまでしたなら付き合ってもいいって事でしょう?」
職場でそんな単語を聞くと思っていなかった優花は思わず当たりを見渡す。どの社員も同僚とご飯を食べに来ているひとたちばかりで優花たちの会話など全く気にする様子など無かった。
「えっと、その颯太くんの家にうちのお店で取り扱ってるフレグランスがあったんです。なかなか男性が自分で買うようなものじゃないから、誰かからもらったのかなぁって。女の子とか……」
「ん……なんかあからさますぎるわね」
男性らしく茶色や黒でまとめられたインテリアの中にピンクの部屋用のフレグランスはどこか違和感があった。男性でも好きで買う人もいるだろう。だったらなおさらインテリアに合わせた色の物を買うに決まっている。好きだと言われたぐらいだから彼女はいないとは思うけれど、他の女の子からもらったものを使っているとしたら、どこか寂しい気持ちになってしまった。
「それに、その、最近は部屋にいっても抱き締めて眠るだけっていうか」
「なるほど。身体の関係はなしと」
「うん……返事も聞いてこないし、どんな関係なのかなぁって考えたら答えが出なくて」
颯太が聞いてこないのを良いことに甘えてしまっているのだとも思う。この距離感が心地よくて、でもできればもう少し先に進みたい。けれど本当に先に進んでいいのだろうか、そう思っているのは自分だけではないのだろうかと思うと、どう動いていいかわからずに立ち止まることしかできなかったのだ。
「まぁ秋月くん、これからまた忙しくなりそうだしねぇ」
「え、そうなんですか?」
蕎麦を食べ終えた美加は頬杖を突きながら小さく息を吐いた。
「春のオブジェ、お客様からも店内でも好評で、夏のオブジェもお願いしたいって広報の人が言ってたのよ」
直近のゴールデンウィィークや母の日などは別の業者が入ることが決まっているが気に入った上層部がまだ決まっていない夏の仕事を秋月に任せたいと言い出したのだという。
「すごいんだね、颯太くん……」
もちろん嬉しさもあるが、それ以上に颯太の才能にただ「すごい」と、その言葉しか出てこない。デザイン業界ことはよく分からないが、デパートのような大きなところから次の仕事を指名でもらえることなどなかなかない。
「確か三日前ぐらいに、正式にオファーしたって言ってたから、また打ち合わせにくるんじゃないかしら。早くしないとあっという間に夏になるものね」
「そうですよね。次のお仕事かぁ……」
親子丼の器を見つめながら颯太のことを考える。優花の知らないところで颯太は颯太の人生を歩んでいるのだ。やっぱり颯太のことを「知っている」と言い切れる自信が無い。
「あんたが思ってる以上に、秋月君は色んなところ見せてると思うんだけどなぁ」
「え……?」
「ううん。こっちの一人ごと」
あらかじめカフェテリアで購入していた珈琲を一口飲む美加の姿は絵になっていた。優花は美加みたいに自信が持てれば良いのになと美加をじっと見つめた。
「なぁに、そんなに見つめたって何も出てこないわよ」
「す、すみません」
にこりと微笑まれて優花は慌てて親子丼を食べ進めた。
「まぁでも、私は相田との交際は反対だったから今は安心してるんだけどね」
珈琲を飲み、ふぅと一息ついた美加の言葉に優花は苦笑いを浮かべる。相田が優花に声を掛けた来た時も、気をつけた方が良い、と何度も気にかけてくれていたのだ。社員同士のネットワークとでもいうのだろうか。直接相田の評判を聞いたわけではないが、いつも回りくどくやめておけ、どうしても付き合うのかと、付き合い始めたころもしつこく言われていたのだ。
「秋月くんみたいな、優花を大好きな子の方が絶対あってると思うわ。年下なのもかわいいじゃない」
年下と言うことを特別気にした事はない。けれど、確かに颯太はどこか可愛いと思える部分がある。肌を重ねた今ではそのギャップを思い出して頬が熱くなる。
「秋月くんの話をするだけで顔が赤くなるんだから、早く気持ち伝えないと」
美加の元気づけてくれるような笑顔に、優花はうん、と頷こうとした。
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