こいちゃ![R-18]

蒼い色鉛筆

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③本編↓未工事(すごいえちえち)背後注意でお楽しみください。

好きな人の好きなとこ。 後編  (燃夏視点)

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好き、大好きの張り合いの言い合いの末
情熱的なキスをたっぷり味わう。

「ん、んむ…、ん、ふぁ…」

由海広ユミヒロの唇の隙間から
零れる堪えきれない喘ぎ声に燃夏モカ
非常に興奮して高ぶる。

濡れた舌先を絡ませ、唇をぴったり
合わせて口腔内を蹂躙する。

海さんの弱いところを舌でつつき舌先を
吸い上げると、ソファーに押し倒して
抱き締める体がびくびく快楽に震えてる。

「ん、んんっ…、んむ、んぅ…っ」

とろとろの唾液を嚥下して
より深くを犯していく。

何度も唇を重ねながら
シャツの隙間に手を差し込むと、
しっとりと汗ばむ肌が吸い付くようだ。

「んんっ、んっ…♡もふぁ、くん…っ♡」

ぴん、と主張する乳首を指先でいじると
色っぽく眉を寄せて身をよじり、
もっとキスをねだる恋人が
かわいくてたまらない。

「キスだけで乳首完勃ちですか?
海さんのすけべ…」

「んむぅう…っ、は、っ、ぁ、恥ずかし…」

同時にくりくりといじめながら、
唇をはなさない。

おいで、と許可は貰っているんだ。

今夜はどんな風に善がらせようか。
激しく抱いてあげようか。

海さんをソファーに仰向けで寝転がせ、
俺は立ち上がり上下に腰を揺さぶり
前立腺と結腸を犯そうか?
快感に背中をのけ反らせる海さんが
容易に想像できる。

それとも、ソファーの背もたれに手を
つかせて、背後から犯そうか?
艶かしく腰をくねらせて
後孔を締め付けてもっと、もっとと
ねだる彼もいやらしくていい。

いや、それより俺がソファーに座り
海さんを抱えようか。もどかしく
騎乗位で自分で快楽を引き出させて、
言葉でいじめたら恥ずかしくても
止まれない彼を、最後に下から激しく
突き上げればメスイキするだろう。

選べない、どれも捨てがたい…!

そうだ、迷ったら全てやればいいのか。

今夜は濃厚になりそうだ…。

楽しみすぎる。
ぐぐっと体を密着させて
シャツのボタンを外していく…。

「んんっ、ま、待って…モカくん…♡」

「ん?あんまり余裕ないので、待ては
長く出来ませんよ…?♡」

そういいながら、ちゃんと手を止める。

「あのね…、私から、したい…」

「…っ、海さんのリクエスト
ということですか?」

「う、うん。そうなるかな…。いい?」

珍しい。だけど大好きな海さんからの
希望なら是非聞きたい。
むしろ興奮する。

「いいですよ♡」

「ん♡ありがとう。ちょっと起きていい?」

「はい、どうぞ。」

体をずらし、そのまま起き上がると
思ったら…俺は寝かされた。

仰向けで海さんの膝の上に。
これは膝枕?それにしては
随分密着して積極的だ…。

なんだろう、という混乱と
何が始まるんだろうか、と期待が
入り混じり、彼を見上げていると…

「よしよし♡」

「…っ!?」

優しい笑顔で、すごく優しい手つきで
頭を撫でられる。

ぶわっと羞恥が込み上げてくる。

「うううう海さんっ、これ、恥ずかし…」

「いいこ、いいこ♡」

「うぅ…っ、」

は、恥ずかしいはずなのに、なんだこの、
全てを許されてしまいそうな幸福感は?

喜びは?嬉しさは?充足感は…。

彼の手を止めようと上げた腕を下げる。

「モカくんいいこ、いいこ♡」

「あぅ……」

温かくて大きい彼の手の平に
溶かされてしまいそうだ。
心地いい眠気さえある。

海さんすごすぎる……。

「きもちいい?」

「ん…、ふぁい…」

「良かった♡続けるよ…。よし、よし♡」

「んんぅ…」

膝の柔らかさ、下から見上げる絶景さ、
体の全てを抱き締められているような…
なんて贅沢な枕なんだ…っ!

仕事のことでしょげていることを悟って、
甘やかしてくれているんだろうか。

最高に癒される…。

今度元気がないときはこれをしてもらおう。
ものすごく気に入った。

「よしよし、いいこ、いいこ♡」

「ふあ…」

与えられる甘美な刺激に全身を委ねる。
そして、油断していると…、

ジジッ…

「んんっ?」

ズボンのジッパーを下げられた。

先程の妄想に半勃ちした昂りを
下着越しにとても優しく撫でられる。

海さんは聖母のような顔つきで
妖艶な悪魔的な笑みを見せた。

「こっちも撫でてあげるね♡」

「ん、んっ…海、さん…っ。」

色気とは違う温かい感覚から、
急に性的な刺激を与えられて戸惑う。

同時に撫でられると、屹立が反り返る。

完全に勃起した先端から先走りが滲み、
下着に円形の染みが出来てしまう。

「モカくん、下着が汚れてしまうね…、
ずらしてもらえる?」

「…っ、…、は、い……。」

羞恥を煽る指示にドキドキしながら、
震える指先で下着をずらして
ぶるん、と硬くなった昂りが天を向く。

これじゃ、まるで俺が犯されるみたいだ…

「いいこだね…よしよし♡」

「あ、あっ、海さん、いま、だめっ…、
ん、くっ…、ん、っ…、っ…!」 

声の穏やかさとは真逆で、
露になった昂りを容赦なく
上下に扱かれる。

直接的な刺激はやばいっ…!
唐突な射精感をなんとか堪える。

「ん、んっ、はっ…、ふ、…っ!」

「出していいんだよ?
気持ちいいでしょ?ほら、いいこ♡」

「あ、ひっ…っっ…、ん、んくっ…!」

この素敵な時間を少しでも
引き伸ばしたくて我慢してるのに…っ!

じゅくじゅくと濡れた屹立を激しく
上下に扱きぬかれる。

トビそうな快楽を、母性溢れる手つきで
頭を撫でられると意識がクリアになる。

「モカくん、物足りない?もっと
よしよしされたいのかな?♡いいこ♡」

「ぃ、っ…あ、ひっ…、む、むりむりっ…
う、みさっ…ぁ、あっ…むりぃ…っ」

二回も射精を我慢してるのに、
一層激しくされる。

あまりの快感に腰が浮いてしまう。

視界がぱちぱちと弾ける。
頭を撫でられて、必死にシャツに
しがみつきながら、射精を促される。

おかしくなりそうだ…っ!

「あ、あっあっ…、くっ…っ!ん、
んんっ、んーーっ…っ!」

びくびくっと体を震わせ、
数回分の射精を堪能する。

抵抗することもなく、全ての精液を
海さんの手の平に受け止めてもらう。

「ん、ぁ…、はっ…はぁ…、っ…、」

普段の何倍も気持ちよすぎる。

くらくらする頭を、やはり撫でられる。

ぼやけた視界に涙が滲んでると自覚する。

「イケたね、モカくんいいこ、いいこ♡」

「う、みさん…、うみさん、もっと…、」

「素直でいいこだね…、よしよし♡」

「ひっ…、ん、ん、ふっ…、ふぁ…っ」

精子で滑る手で扱かれると
また別の感覚だ。

びんびんに勃ち上がる屹立を
手コキで追い詰められる。

「うみさん、いぃです…、すごく、いい…
おれ、おれ…やばい、です…っ!」

「いいんだよ。沢山出して。
もっと気持ちよくなっていいんだよ♡」

「あ、あっ…、うみさん、その、
おっぱい触ってもいいですか…っ?」

「もちろん、モカくんだけだよ♡
好きなだけどうぞ♡」

「~~~っ…!」

扱かれながらなので、震える指が滑る。

なんとかボタンを外し、露になった
紅く勃起してる乳首に吸い付く。

「はむ、…ん、んんっ、んむ…、」

「ん、ん…っ、いいこだね、モカくん♡」

これって、なんかのエロ広告で見た
よしよし手コキってやつだろうか…。

海さんの声が快楽に甘くなると、
よりえろさが増す。

「んん、むっ…、ん、ふっ…んむ…」

怒張の快感に比例して、
必死に乳首を吸い上げる。

つんと硬い海さんの乳首に舌が痺れる。

「よしよし、沢山いいんだよ♡モカくんの
気持ちいいとこ触ってあげるね…♡」

「んんっ、ん、んぅっ…、ん、んんっ…!」

べとべとの指先で、カリの裏側の
弱いところを何度もなぞられる。

「んんんっ、ん、んぁ…っ、は、はっ…!」

びくびくと弱るところを見せると、
更に追い込まれる。
欲しい快感を、欲しいだけ与えられる。

「うみさん、いく、いく…っ、おれ、
イッちゃいますから…っ、だめ…っ、」

「声がえっちだね…、いくって、
こうすればもっと気持ちいい?」

「あ、あっあっ…っ!あ、ひっ…っっ、
あ、んくっ…、んんんんんぅっ…!」

敏感な所を爪先でかりかりっと掻かれた。

あまりの衝撃に、
堪える間もなく絶頂してしまった。

癖になりそうだ…。

指先まで痺れている。

まだ、頭をずっと撫でてもらっている…。

気持ちいい…だけど、
昂りのほうもしっかり撫でられている…。
これって…まさか…?

「えらいね、沢山出たね、モカくん。」

「う、海さん、もしかして…。」

おそるおそる、見上げる。

彼はとっても素敵な笑顔を返してくれた。

「今日は一晩中撫でてあげるね♡」

…なんとなく予想してた。

ちょっとだけ…きたる快楽地獄に絶望する。

俺こわれる………。

それなのに悦びで、嬉しくてたまらない…。

「よしよし♡いいこだね、モカくん♡」

「ん、んん…はぁ、っ…く、う…っ。」

快感が苦しくさえあるのに、
幸せで顔が綻ぶ…。


そして、一晩かけて数日分の絶頂を
絶え間なく堪能させられた。

仕事のことなんて…どうでもいいや。

オトナの海さんは、まだまだ
侮れないと思い知らされた。

最高………。








おしまい♡
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