122 / 200
③本編↓未工事(すごいえちえち)背後注意でお楽しみください。
短編 ○○の日 ※11月1日
しおりを挟む
※最後にイラストあります。
空模様はよろしくない。
曇天の灰色の空が果てしなく続いて、
氷の粒のような雨も朝からずっと
降り続けている。
せっかくの休日が台無しだ…
ということにはならない。
由海広は恋人の燃夏と
ソファーに座って、二人で毛布に
くるまっている。
特別寒いほどではないけれど、
背中側から抱っこしてもらうと
これ以上ないくらい暖かい…。
少し強く抱きしめられるだけで
より近くに鼓動を感じるし、
モカくんの高めの体温の温もりも感じる…
ニュースは流しているが、
雨音がちゃんと聞こえる程、音は小さい。
ぼんやりテレビを眺めながら
休日の朝を過ごしている…。
それだけなのに…こんなに身近に幸せが
あると再確認して、心まで温かい。
ジャスミン茶を注いだカップの湯気から
自然いっぱいの花の香りを堪能する。
コップの縁が熱い…。
ちょっとお湯を沸かしすぎたかな。
「…ふぅ、ふぅ…。」
縁から細く吐息を吹きかけて紅茶を冷ます。
背後のモカくんがビクッと揺れて
反応したので、寝ていたかもしれない。
「あ、モカくん、起こしちゃった?」
一応小声で確認してみた。
「………ねてないれす…。」
呂律回ってない…。
滑舌はまだ夢の中のようだ。
甘えるように腰回りをぎゅっとされる。
「お茶…。飲んでれ…?…るんれすか…。」
「うん。ジャスミン茶。飲む?」
「…お茶、熱いんれすか…?」
会話が通じてないけど、
寝ぼけた様子がかわいいので
そのまま続けた。
「ちょっと熱すぎるみたい。
でもふーふーしたらすぐ冷めるから。」
「………お手伝いします…。」
ちょっと起きてきたかな?
背後からカップに向かって、
彼もお茶を冷ましてくれるけど…。
「も、モカくん…その…。」
伝えようとした言葉を遮られた。
「…海さん今日は何の日か知ってますか?」
キランッ!
鋭い眼光がそんな音を立てた気がする。
その質問、昨日の夜から待ってました…!
「今日は正解するよ。今日は紅茶の日!」
「正解れす…。」
「ひゃっ…!こ、こら…。
正解したら首噛まないの…。」
甘噛みがくすぐったい…!
眉を寄せて身をよじるけど、
立ち上がることはしない。
「ふふふ、モカくんの記念日クイズで
興味持ってね、まず紅茶の日を調べたから
予習はばっちりだよ…!」
誇らしげに顎ひげに指を当て、
得意な顔で決めポーズ。
「んんん…。ふぅ、ふぅ…。」
寝ぼけた彼が再び、思い出したように
口をすぼめて吐息を吹きかける。
「ん、ん、ふっ…。あ、あのね…、
モカくん、吐息がカップまで届いてなくて
首筋に触れて…っ、く、くすぐったいの…」
「…わざとだって言ったら…怒りますか?」
「んんん……。」
薄々感づいていたから怒ることはない…。
だけどむず痒さが、だんだんムラムラに
変換されてしまって…。
どうしよう、昨日もたくさんしたのに…
またおねだりするのはちょっと…
…恥ずかしい。
無意識に、足の間をモジモジさせてしまう。
「ひ♡…ぅ、う…っ♡」
首筋に口付けられると…
もう、我慢出来ない…!
喉を鳴らして、覚悟を決めた。
「モカくん…っ、その…!」
「…………ぐぅ…。」
「…………。」
首を精一杯動かして後ろを見た。
完全に寝てる。
「………。」
ゆっくり正面を向いて、茶葉の香る
丁度いい温度の紅茶をカップの縁から
そっとすする。
うん、美味しい。
無の境地でそれだけを感じていた。
明日…容赦しないからね…。
由海広の闘争心のようなものが…
毛布の中で小さな火花として散った。
※心眼で毛布が掛かっていると思って下さい
明日に続くと思います
空模様はよろしくない。
曇天の灰色の空が果てしなく続いて、
氷の粒のような雨も朝からずっと
降り続けている。
せっかくの休日が台無しだ…
ということにはならない。
由海広は恋人の燃夏と
ソファーに座って、二人で毛布に
くるまっている。
特別寒いほどではないけれど、
背中側から抱っこしてもらうと
これ以上ないくらい暖かい…。
少し強く抱きしめられるだけで
より近くに鼓動を感じるし、
モカくんの高めの体温の温もりも感じる…
ニュースは流しているが、
雨音がちゃんと聞こえる程、音は小さい。
ぼんやりテレビを眺めながら
休日の朝を過ごしている…。
それだけなのに…こんなに身近に幸せが
あると再確認して、心まで温かい。
ジャスミン茶を注いだカップの湯気から
自然いっぱいの花の香りを堪能する。
コップの縁が熱い…。
ちょっとお湯を沸かしすぎたかな。
「…ふぅ、ふぅ…。」
縁から細く吐息を吹きかけて紅茶を冷ます。
背後のモカくんがビクッと揺れて
反応したので、寝ていたかもしれない。
「あ、モカくん、起こしちゃった?」
一応小声で確認してみた。
「………ねてないれす…。」
呂律回ってない…。
滑舌はまだ夢の中のようだ。
甘えるように腰回りをぎゅっとされる。
「お茶…。飲んでれ…?…るんれすか…。」
「うん。ジャスミン茶。飲む?」
「…お茶、熱いんれすか…?」
会話が通じてないけど、
寝ぼけた様子がかわいいので
そのまま続けた。
「ちょっと熱すぎるみたい。
でもふーふーしたらすぐ冷めるから。」
「………お手伝いします…。」
ちょっと起きてきたかな?
背後からカップに向かって、
彼もお茶を冷ましてくれるけど…。
「も、モカくん…その…。」
伝えようとした言葉を遮られた。
「…海さん今日は何の日か知ってますか?」
キランッ!
鋭い眼光がそんな音を立てた気がする。
その質問、昨日の夜から待ってました…!
「今日は正解するよ。今日は紅茶の日!」
「正解れす…。」
「ひゃっ…!こ、こら…。
正解したら首噛まないの…。」
甘噛みがくすぐったい…!
眉を寄せて身をよじるけど、
立ち上がることはしない。
「ふふふ、モカくんの記念日クイズで
興味持ってね、まず紅茶の日を調べたから
予習はばっちりだよ…!」
誇らしげに顎ひげに指を当て、
得意な顔で決めポーズ。
「んんん…。ふぅ、ふぅ…。」
寝ぼけた彼が再び、思い出したように
口をすぼめて吐息を吹きかける。
「ん、ん、ふっ…。あ、あのね…、
モカくん、吐息がカップまで届いてなくて
首筋に触れて…っ、く、くすぐったいの…」
「…わざとだって言ったら…怒りますか?」
「んんん……。」
薄々感づいていたから怒ることはない…。
だけどむず痒さが、だんだんムラムラに
変換されてしまって…。
どうしよう、昨日もたくさんしたのに…
またおねだりするのはちょっと…
…恥ずかしい。
無意識に、足の間をモジモジさせてしまう。
「ひ♡…ぅ、う…っ♡」
首筋に口付けられると…
もう、我慢出来ない…!
喉を鳴らして、覚悟を決めた。
「モカくん…っ、その…!」
「…………ぐぅ…。」
「…………。」
首を精一杯動かして後ろを見た。
完全に寝てる。
「………。」
ゆっくり正面を向いて、茶葉の香る
丁度いい温度の紅茶をカップの縁から
そっとすする。
うん、美味しい。
無の境地でそれだけを感じていた。
明日…容赦しないからね…。
由海広の闘争心のようなものが…
毛布の中で小さな火花として散った。
※心眼で毛布が掛かっていると思って下さい
明日に続くと思います
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
