こいちゃ![R-18]

蒼い色鉛筆

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③本編↓未工事(すごいえちえち)背後注意でお楽しみください。

ifモノ語 過充電12(終)

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マスター人間さんも寝静まった深夜…。

初めて私は…モカくんとキスをした。
正確にはスマホ携帯電話に口腔はないので
これはほんの戯れなんだけど…。
すごく…ドキドキする。

「ん…っ、ん…♡んっ…♡」

モカに抱きしめられた由海広ユミヒロ
啄むような甘いキスを繰り返される
度に蕩けたような声が漏れる。
彼の過去話を聞くことは正直危ない
賭けのようなものだった。

嫌われるかもしれない、
嫌いになるかもしれない。
「好き」というバグに悩まされ
最後まで自信を持てなかったけど
今なら分かる。聞いて良かったんだ。
不思議なことに聞く前よりずっと、
モカくんのことが好きになった。
気分が高揚したり、下がったり…
難解なプログラム感情であることは
確かなんだけど、案外悪いものじゃ
ないのかも…。

「あ…ふ…♡」

唇をなぞられただけでくったりと
とろとろになってしまう。
ぐぐっと迫る彼を拒絶する力なんて
残ってないし、考えてもない。

「でも…モカくん…ほ、本当に
するんですか…?♡」

マスターに秘密で充電セックスなんて
罪悪感と背徳感のかたまりだ。
最後の理性羞恥が躊躇わせる。

「なんだ…やめて欲しいのか?」

甘えるようにすり寄る彼は、
初対面で捻り潰そうとした
繊細なボタン乳首にそっと触れた。

「ふあっ♡あ、ん…やだ…♡
やめ、ないで…ください…♡」

ころころ刺激されるときもちいい…!
遊ぶように摘まんだり軽く捻ったり
されてむず痒い快楽に身をよじるが、
刺激欲しさにボディを突き出す。

「ふっ…お前って本当えろいよな…。」

「んっ!また…びっちだって…
ひどいこと…、言うんですか…?」

「なんだよ、根に持ってたのか。
心にもないこと言って悪かったよ…。
今はこれで許せよ。」

「んんんっ♡ん、あっ…♡いぃ…♡」

他人に触れさせたことのない
ボタン陰茎に彼の指が絡まる。
ぞくぞくぱちぱちと回路がショート
してしまいそうだ。

「そこ…♡そこ、だめです…ん…♡
は、反応しちゃいます、から…っ♡」

今まで使わなかったと言うだけで
本来、より円滑に充電セックスするために
私は成人男性と同様に多数の性感帯が
存在する。
充電器であるモカくんには、それが
本能的に機能的に全て分かっている。

「いいだのやだだのワガママだな…♡
だめ、じゃなくてきもちい、だろ?」

「は…ふ…っ♡き、きもちいぃ…♡」

ずるずると腰の力が抜けてその場に
座り込んでしまう。
それでもモカくんは刺激を続けた。
長らく使ってなくて心配だったが
そこは素直に快楽に溶かされる。

「はぁ、はっ…あ♡ん…ん、ふ…♡」

既にこんなにきもちいいのに…♡
ここから充電セックスされたら
どうなってしまうんだろ…。
怖くない。興味津々でドキドキする。

「その…あの、もう…欲しい、です♡」

「はっ♡おねだりなんて随分
命知らずだな。全身がくがくにされる
覚悟ちゃんと出来てるのか?」

「あぅ…♡ん、大丈夫です…。
モカくんのこと大好きですから…
あなたの好きなようにして下さい♡」

「っ…!この期に及んでまだ煽る
元気があるのかよ。手ぇ抜いたつもり
なかったんだけどな。」

「あっ…!♡」

どうやら彼の闘争心に情欲の
猛火をつけてしまったらしい。
余裕なさげに荒っぽくカバーズボン
剥ぎ取られ思わず取り返そうと
手を伸ばしたが、そんな暇はない。

明らかに規定外に見える雄らしい
コード男根で、充電口尻孔を一気に貫かれた!

「あぁあんっ!♡あ、あっすご…っ♡
お、おっきぃよぉ…っ♡はぁっ…♡」

その衝撃の大きさにボディはびくびく
震えて、全身を使って彼にしがみつく。

「くっ…!♡んん、ぐっ…、」

モカくんは切ない声で呻いたが、
埋め込んだコード男性器を馴染ませるように
更に腰を押し進めた。

「あー、あっぶね。イクとこだった…
お前、すごいな。ぎゅうぎゅうなのに
にゅるにゅるで熱くて…もう、腰…、
止まんねぇ、よっ…!♡」

「あっ!♡あ、あっあっんっ♡ん、
んんんっ♡い、いいっ…♡ふと、
いのきもちいぃれすっ…♡」

言いながら彼はトントンと浅く腰を
揺さぶる。注ぐのを我慢した射精しなかったためか、
いつも以上に彼の腰は、コード怒張
激しく打ちつけるようで本体腹の中で
いやらしくのたうち回る。

「あぁ、あっ♡あ、あっあっん…♡
んん…っ♡はぁ、は♡まっへ…んん、
ん、んっんっん…待って、いく…♡
いくいく、いっちゃいます…っ!♡」

「やだね♡待たない。」

「はぁんっ♡は、ふっ♡あっあ…♡
あ、んっんんっ♡ん、ひっ…う♡
は♡はげひぃ…っ♡はげし…っいく…
いくいく、いくっ…いく…ぅ♡」

乱暴なのに、きもちよすぎる。
ずっとずっとナカを擦られて、
淫らに奥まで犯されるほどきもちいい。

「きもちいぃ、いくっ…♡いっ…あっ
あぁあ、あぁ~~~っっんん!!♡」

「!きっつ…♡」

彼に散々覚え込まされた
すけべな…中イキ、してるっ…♡
今までにないほど多数のエラー表示が
なくてもすごい勢いで蓄電してるのを
カラダで感じてる。

「とまんな、とまんらいっ…♡いぃ、
きもひいぃのがとまんないよぉ…!♡」

「んっ…は…っ!」

「あっ♡おく…っおく、熱いの…♡
どくどくっ…きた…きもちいぃ♡…
全部、きもちー♡れすっ…♡」

うっとりぽわぽわしてしまう…♡
私は、私はスマホモノなのに…
きもちよくてえっちなことされて
悦んでしまうなんてはしたない…♡

「…俺もきもちいいよ…。」

「!!ほんと…ほんとっ?もっと…
もっとシて…ください…っ♡もっと
ふたりで…きもちよくなりたい…♡」

「言われなくても分かってるよっ♡」

「ふぁああぁんっ!♡」

中出ししたばかりなのに全く萎えない
彼のコード怒張が奥まで挿さる。

ピピピッ…

きもちいい…っと同時に、電池残量が
100%になったアラームが鳴った。

「あ♡あ!あ、あんっあ、あっ!♡
も、もかくっ…♡ひゃく、ひゃくに
なった、からっ♡も、もうっ…♡」

「今さら止められねぇよっ!♡」

「あーっ!!♡あぁああんっ!♡」

私も止まれない…!♡
もう充電出来ないのに、彼の腰を
ぎゅぅと掴んで離せない。

「あ、あっ♡あんっ!♡あんっ、
や、ぁあんっ!♡あ、んんあっ!♡」

いけない、いけないこのままじゃ…!

「か、過充電…っ♡過充電して♡
しまい…はぁあっ♡あ、ん、ます…!」

「おっ…♡聞いたことあるぞ。
充電100%超えても充電セックスし続けると
お前もから吹くんだろ?♡」

「ひぁああっ!♡あ、あぁあんっ!♡」

ガチガチに勃起したボタンおちんぽ
ぐりぐりっと擦られた。
その通り自動自己防衛システムとして
注がれすぎた液体を排出するために
異常なまでの快楽と共に過充電射精する
ことでボディカラダの均衡を守る。
充電口お尻の中もめちゃめちゃに
掻き回されて、それがいつ発動するか
分からない…!

「出る、でるっ…♡こわい、きもち
よすぎてこわいよぉ…っ!♡んんっ♡」

「大丈夫大丈夫♡俺が責任持って
壊れるほどイカせてやるから…♡
俺に任せて感じとけ♡」

そんなこと言われたら嬉しくて
ドキドキしてしまう…っ。

「モカくんっ…モカくん、好き…♡
んんっ、ん好き、です…っ!♡」

「へー?よっぽどまだまだ激しく
揺さぶられたいんだな、いいぜ?♡」

「ふぁあっ!♡そゆ、わけじゃっ…♡
あ、あっあ…あ、でる、でるっ…!♡」

怯えて手を伸ばすと、モカくんは
キスで応えてくれた。

「ふむぅっ♡む、ちゅっ…♡んんむ♡
んっん、ん…♡んんん!んーー!♡
んんーー!!♡んんんーーー!!♡」

先端からびゅるびゅるっと液体が
吹き出して、キスの合間で絶叫する。

「くぅ…っ!善、すぎだろ…!♡」

「ぷあっ…!あ、あーーーっ!♡
あぁ~~~っ!!♡♡過充電…っ♡
過充電しちゃいますぅーーっ!♡」

過充電射精の上に中出し中イキ…
もうどれが自分の感覚か分からない…♡
初めての感覚、初めての快楽…♡

「あ、あ…ふ…♡、ふ…ぁ…♡」

情報処理しきれないほどの快感に
ぴくぴく痺れていると、モカくんは
再度腰を抱え直した。
どろどろの締まりのない充電口おしりおまんこ
ずるるっとコードおちんぽが滑り込んでくる。

「あ、あ…♡まだ、きもちぃ…♡」

「ん♡まだまだ付き合ってくれ
そうだな♡…よろしく、由海広サン♡」

「あぁ、う…ずるいですぅ…っ♡」

そんなこと言われたら絆される…!
名前を呼ばれたらまたきもちよくて
流されちゃうじゃないか…!
頭では戸惑いつつ、ボディカラダは素直に
彼を受け入れている。

「んん♡ん、いい♡、いきそう…っ♡」

結局その後もイカされすぎて朝方には
強制シャットダウン気絶してしまった…。






『早くー、もう新幹線出ちゃうよー』

今日はマスターとご友人のプチ旅行。
急かす友人を追いかけてマスターが
駆け足でホームを抜ける。

『おーそーいーよーはーやーくーっ』

『ごめんごめん、充電器探しててー』

『えー?旅館で貸し充電器あるのに
わざわざ!?』

息を弾ませたマスターが
友人に追いつくと二人は並んで
駅の改札でチケットを通した。

『だって、充電早いし長持ちするし…
なんだかこの携帯には、今の充電器
しか合わない気がしてねー。』

『あんたって昔から変わってるねー。
あ!あと二分!走れー!!!』

『わーっ!』

「わーっ!」

「ふははっ!」

マスターのカバンの中で波乗りの
ようにジタバタ跳ねて楽しい。
今日は私ひとりじゃない。
すぐ側にモカくんがいるんだ。
マスター、本気で一生付いていきます。
常に興奮状態で高揚してて、
ふたりでカラカラ笑い合う。

「モカくん、楽しみですねっ!
初めての外で気になることや
不安なことは私になんでも…」

「あ!あれ…由海広!あれ!
青いの!あれソラだろ!?」

カバンからこっそり隙間から
顔を出した彼が興奮して叫ぶ。

「くすくす、そうですよ。
上いっぱい、広がる全部が空です。」

「はー、すげぇ…なぁ、なんで
白いのがふわふわしてんだ?」

「あれは雲ですよ。」

「クモ、クモかぁ。虫とは違うのかー」

何もかもが新鮮なモカくんは
キラキラ輝いて眩しい。
少し離れた場所から笑顔で
見守っていると、彼が戻ってきた。

「どうしま…んっ」

顔を上げると、不意打ちのキス。
興奮が性欲に置き換わったかな?
抱きつく彼を優しく撫でる。

「由海広、旅先でも過充電…
しような?♡」

「…!」

あれ、負担がすごいから最近は
回数制限を設けてるけど少しなら…
ぞくりとボディが震える。

「…はい♡」

ひしと抱き合い、ふたりは…
とあるスマホと充電器のふたりは
いつまでも穏やかで愛し合い、
時々激しい夜を過ごして…
幸せに暮らしたそうな。


~ifモノ語おしまい~







ーーーーーーーーーーー
作者こめんと

最後まで読んでくださって
ありがとうございます!
ifモノ語、いかがでしたでしょうか♪
作者の萌え妄想…略して萌想(?)の
爆発した作品ですが、非常に
楽しく執筆させて頂きました♪
皆様も楽しんで頂けると幸いです♪

しかしただでさえルビが多くて
困惑する作品なのにラストスパートの
勢いはどうでしたでしょうか💧
ややこしくさせてしまったら
作者の技術不足ですみません。
サンタさん、語彙力を下さい。

最初の設定とは違いましたが
不感症由海広さん楽しかったです♪

急にモカくんが素直になった傾向に
一応捕捉すると本当はモカくんは
由海広さん同様、一目見た時から
彼のことを好きになっていました。
そういう風にプログラムされている
こともありますが、単に気に入った
部分もあると思います。
しかしそれを上回る孤独や嫉妬の
負の感情が暴走して傷つけてしまった。
告白されて目が覚めたという流れです。

楽しすぎていつまでも終わらず、
これでも泣く泣くカットした場面が
ありました。今後のお話で消化
できたらいいなと思います(希望)。
と、言うことで次からは
本編を投稿致します♪
お待ちくださいませ♪

またいつか、心の萌が爆発したら
唐突にifモノ語を投稿するかも
しれません。その時は遊びに
来てやってください♪

ここまで読んでくれたあなたに感謝!
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