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アリアと隣町へ

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 私達は隣町へ行くのに通過しなくてはならない場所があった、それは街に出入りする門と門番だった。

「アリア、魔法を使って門番を騙すね。
 見えなくなるから手を繋いで行くね」

「うん、分かった」

 2人で頷き合い『光学迷彩! カモフラージュ!!』周りからは私達が透明にしか見えない隙をついて、門を通り抜けた。

 私とアリアは東への道を急いだ。

 野宿だけはまだ慣れない、猛獣や魔獣に寝込みを襲われるのは勘弁だ!

『結界! バリアー!!』寝る場所に敵が入れないようにした。

「アリア、この結界から出ないようにね。
 出たら、命が飛ぶよ!」

 アイテムボックスに入れていたスープとパンを食べ、2人で手を繋いで眠った。

 眠ったはずなんだけど、ウルフがウロウロしてて寝れないのよ!

 アリアが怖がっちゃうでしょ!

 アリアが起きる前に素早く終わらす!

『氷矢! アイスアロー!!』氷の矢が空からババババババババッ! ドドドドドドドドドドッ!!

「……………………!!」 「……………………!!」 「……………………!!」

「……………………!!」 「……………………!!」 「……………………!!」

「……………………!!」 「……………………!!」 「……………………!!」

 ウルフは声すら出せずに終わった。

 アイテムボックスにウルフを入れて「…………!!」まだ何かいる!!

 あの木の横に、何あれ? 牛? えっ!

 後ろ足を何度も蹴ってる? 次の瞬間! ドドドドドドドドドドッッ!!

「うぎゃぁっ!!」な、何なのよ! ドドドドドドドドドドッッ!! Uターンして来た。

 それも、2匹もいる……じゃない、3匹!

 ドドッドドッドドッドドッ!! ドドドドドドドドドドッッ!! ドドドドドドドドドドッッ!!

 突進力、半端ねぇ! この姿での言葉は気をつけなきゃ、直ぐに終わらせて寝ないと。

『サンダーボルト!!』バチバチバチンッ!! 3匹に体を麻痺させ。

『氷矢! アイスアロー!!』氷の矢で体を貫いた。

「はああぁっ、直ぐに倒せて良かった」アイテムボックスに入れて

『クリーン!!』フワ~~ッと体の汚れと汗の臭いを魔法で除き去って清らかにした。

 おやすみなさ~~い!

 少し運動したから眠気が……「……すぅすぅすぅ……グゥグゥ」私はアリアが起きていた事に気付かず夢の中に。

「ミオ、私を守ってくれてありがとう。
 そして、お疲れ様、ゆっくり寝てね」アリアは手を握り一緒に寝た。

「んん~~っ! 今日も良い天気だね。
 朝食が終わったら、イーベルを目指そう」

「うん、イーベルには今日中に着くよ」

 私はパンを食べながら、アリアの話を聞いていた。

 そっかぁ、今日中には着くんだ。

 あと少し頑張ろう!



 

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