7 / 90
初めまして、私の番であるイケメン王太子殿下様
オパールは綺麗に響く『鈴の音』に惹かれるかのように、その方向へ向き「あっちから聞こえる」指笛を吹き自分のドラゴンを呼んだ。
ピュイィ!
「ルーク!」
バッ! と跳び乗り。
「このまま真っ直ぐ行ってくれ!
見えた、あの森の西側。
ここで降下してくれ!
っ!!
モンスターを追い払ってくれ!」
『グオオオオォォォッ!!』
ルークの雄叫びでウサギは逃げ去って行った。
バサッバサッ!!
きれいでサラサラな黒髪は背中まであり、目も黒くて二重のパッチリした瞳の可愛い女の子だ。
「……!」
上からドラゴンが急降下して来た。
私は驚いたが、心臓の音と鈴の音が共鳴するように鳴っている。
私達には分かった。
この人が『番』だ。
二人は惹かれ合うかのように近づき、。
オパールは嬉しさのあまり、ギュッと抱きしめた。
「やっと会えた。
俺の大切な番」
私は恥ずかしさのあまり、オパールの胸に顔を隠すようにして服を少し握った。
オパールは私の恥ずかしいと思っている気持ちに気付いたのか、挨拶をする為に私を離して話し始めた。
ペコリと会釈をし、。
銀髪で肌の色は普通に肌色、でも触った感じでは皮膚は硬く、瞳は淡い水色の超イケメン!
直視が出来ない!!
「初めまして。
俺はソフィーリア大陸の黒竜族第一皇子オパール・ブラック・オニキス。
神であるシンから話は聞いているだろうが改めて聞いてほしい」
もう一度会釈をした。
私も会釈をし、簡単な自己紹介をした。
「私は地球の日本から来た『鈴野優愛』こちらの世界でも、親から授かった大切な名前と容姿で過ごしたいので神であるシンに頼んで名と容姿の変更はしていません。
なので、『ユア』と呼んで下さい」
と挨拶をして、オパールと同じように会釈をした。
「では、『ユア』と呼ばせてもらう。
こちらの都合でユアを呼んでしまい、申し訳ない。
ここミーストでは黒竜族の王族の男に流れてる血が特殊で、封印されている大きな水晶に触れられるのは番との間に生まれた男子だけなんだ。
一年に一度だけ封印の間で魔族の魔王を封印している水晶に触れ黒竜族王族にしか出来ない封印をする事になってるんだ。
だが、黒竜族の王族の男は俺しかおらず俺の番もミーストにはいないと分かり、父が神であるシンに頼んで俺の大切な番を探してもらったんだ」
申し訳なさそうに、眉をハの字にして私を転移した事を改めて伝えてくれた。
そんな重要な内容だったのはシンからも聞いてはいたが、改めて詳しく聞かされた内容には転移させないとこの世界がヤバイって事が分かるよ。
「はい、オパール王太子殿下様の謝罪を受け入れます。
だからもう謝らないで?
シンには凄く良い条件付きで私自ら納得して、ここミーストへ来たのですから。
あと、直ぐ私を見つけてくれてありがとうございました。
実は、モンスターを見たのは初めてで凄く怖かったんです」
ペコリと会釈をした。
「間に合って良かった。
俺の事は『オール』と呼んでほしい。
あとは、茶会やパーティーなどの貴族連中が集まる前以外は敬語を使わず話してくれると嬉しいのだが」
困ったように頭に手を当ててこちらを見ていた。
「うん、分かった」
えへへって笑って答えた。
その瞬間またしても抱きしめられ、これは慣れないといけないパターン? だよね。
「ユアが可愛すぎて、抑えがきかなかった。
すまない」
「うん、大丈夫だよ」
「ありがとう。
まだ重要な内容を話してないから続けるな?
俺の番が見つからず、番でもない女性と婚姻を結んで、子が出来たとしても封印の間へ行くことは出来ないんだ。
王の病気は完治し健康体になってはいるんだが。
実は、父が第二子の男児を産めばという話が出たが20年ほど前に父は病を患い子が出来なくなってしまったんだ。
王族の王子は俺一人しか居なく、封印が解ければミーストを破滅させる魔王が復活してしまう。
そうなれば、この世界は……ユアを呼んでしまって本当にすまない!」
「そんな重要な内容だったのね。
大変だったね。
私はまだこの世界の事知らないし、いろんな所を見てミーストを知っていきたいな。
オール、こんな平凡な私だけど宜しくお願いします」
オールとこの世界で新たな人生をスタートするぞ! と気合を入れた私。
ピュイィ!
「ルーク!」
バッ! と跳び乗り。
「このまま真っ直ぐ行ってくれ!
見えた、あの森の西側。
ここで降下してくれ!
っ!!
モンスターを追い払ってくれ!」
『グオオオオォォォッ!!』
ルークの雄叫びでウサギは逃げ去って行った。
バサッバサッ!!
きれいでサラサラな黒髪は背中まであり、目も黒くて二重のパッチリした瞳の可愛い女の子だ。
「……!」
上からドラゴンが急降下して来た。
私は驚いたが、心臓の音と鈴の音が共鳴するように鳴っている。
私達には分かった。
この人が『番』だ。
二人は惹かれ合うかのように近づき、。
オパールは嬉しさのあまり、ギュッと抱きしめた。
「やっと会えた。
俺の大切な番」
私は恥ずかしさのあまり、オパールの胸に顔を隠すようにして服を少し握った。
オパールは私の恥ずかしいと思っている気持ちに気付いたのか、挨拶をする為に私を離して話し始めた。
ペコリと会釈をし、。
銀髪で肌の色は普通に肌色、でも触った感じでは皮膚は硬く、瞳は淡い水色の超イケメン!
直視が出来ない!!
「初めまして。
俺はソフィーリア大陸の黒竜族第一皇子オパール・ブラック・オニキス。
神であるシンから話は聞いているだろうが改めて聞いてほしい」
もう一度会釈をした。
私も会釈をし、簡単な自己紹介をした。
「私は地球の日本から来た『鈴野優愛』こちらの世界でも、親から授かった大切な名前と容姿で過ごしたいので神であるシンに頼んで名と容姿の変更はしていません。
なので、『ユア』と呼んで下さい」
と挨拶をして、オパールと同じように会釈をした。
「では、『ユア』と呼ばせてもらう。
こちらの都合でユアを呼んでしまい、申し訳ない。
ここミーストでは黒竜族の王族の男に流れてる血が特殊で、封印されている大きな水晶に触れられるのは番との間に生まれた男子だけなんだ。
一年に一度だけ封印の間で魔族の魔王を封印している水晶に触れ黒竜族王族にしか出来ない封印をする事になってるんだ。
だが、黒竜族の王族の男は俺しかおらず俺の番もミーストにはいないと分かり、父が神であるシンに頼んで俺の大切な番を探してもらったんだ」
申し訳なさそうに、眉をハの字にして私を転移した事を改めて伝えてくれた。
そんな重要な内容だったのはシンからも聞いてはいたが、改めて詳しく聞かされた内容には転移させないとこの世界がヤバイって事が分かるよ。
「はい、オパール王太子殿下様の謝罪を受け入れます。
だからもう謝らないで?
シンには凄く良い条件付きで私自ら納得して、ここミーストへ来たのですから。
あと、直ぐ私を見つけてくれてありがとうございました。
実は、モンスターを見たのは初めてで凄く怖かったんです」
ペコリと会釈をした。
「間に合って良かった。
俺の事は『オール』と呼んでほしい。
あとは、茶会やパーティーなどの貴族連中が集まる前以外は敬語を使わず話してくれると嬉しいのだが」
困ったように頭に手を当ててこちらを見ていた。
「うん、分かった」
えへへって笑って答えた。
その瞬間またしても抱きしめられ、これは慣れないといけないパターン? だよね。
「ユアが可愛すぎて、抑えがきかなかった。
すまない」
「うん、大丈夫だよ」
「ありがとう。
まだ重要な内容を話してないから続けるな?
俺の番が見つからず、番でもない女性と婚姻を結んで、子が出来たとしても封印の間へ行くことは出来ないんだ。
王の病気は完治し健康体になってはいるんだが。
実は、父が第二子の男児を産めばという話が出たが20年ほど前に父は病を患い子が出来なくなってしまったんだ。
王族の王子は俺一人しか居なく、封印が解ければミーストを破滅させる魔王が復活してしまう。
そうなれば、この世界は……ユアを呼んでしまって本当にすまない!」
「そんな重要な内容だったのね。
大変だったね。
私はまだこの世界の事知らないし、いろんな所を見てミーストを知っていきたいな。
オール、こんな平凡な私だけど宜しくお願いします」
オールとこの世界で新たな人生をスタートするぞ! と気合を入れた私。
あなたにおすすめの小説
笑い方を忘れた令嬢
Blue
恋愛
お母様が天国へと旅立ってから10年の月日が流れた。大好きなお父様と二人で過ごす日々に突然終止符が打たれる。突然やって来た新しい家族。病で倒れてしまったお父様。私を嫌な目つきで見てくる伯父様。どうしたらいいの?誰か、助けて。
家を追い出された令嬢は、新天地でちょっと変わった魔道具たちと楽しく暮らしたい
風見ゆうみ
恋愛
母の連れ子だった私、リリーノは幼い頃は伯爵である継父に可愛がってもらっていた。
継父と母の間に子供が生まれてからは、私への態度は一変し、母が亡くなってからは「生きている価値がない」と言われてきた。
捨てられても生きていけるようにと、家族には内緒で魔道具を売り、お金を貯めていた私だったが、婚約者と出席した第二王子の誕生日パーティーで、王子と公爵令嬢の婚約の解消が発表される。
涙する公爵令嬢を見た男性たちは、自分の婚約者に婚約破棄を宣言し、公爵令嬢に求婚しはじめる。
その男性の中に私の婚約者もいた。ちょ、ちょっと待って!
婚約破棄されると、私家から追い出されちゃうんですけど!?
案の定追い出された私は、新しい地で新しい身分で生活を始めるのだけど、なぜか少し変わった魔道具ばかり作ってしまい――!?
「あなたに言われても心に響きません!」から改題いたしました。
※コメディです。小説家になろう様では改稿版を公開しています。
【完結】身を引いたつもりが逆効果でした
風見ゆうみ
恋愛
6年前に別れの言葉もなく、あたしの前から姿を消した彼と再会したのは、王子の婚約パレードの時だった。
一緒に遊んでいた頃には知らなかったけれど、彼は実は王子だったらしい。しかもあたしの親友と彼の弟も幼い頃に将来の約束をしていたようで・・・・・。
平民と王族ではつりあわない、そう思い、身を引こうとしたのだけど、なぜか逃してくれません!
というか、婚約者にされそうです!
ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~
紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。
毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
【完結】フェリシアの誤算
伽羅
恋愛
前世の記憶を持つフェリシアはルームメイトのジェシカと細々と暮らしていた。流行り病でジェシカを亡くしたフェリシアは、彼女を探しに来た人物に彼女と間違えられたのをいい事にジェシカになりすましてついて行くが、なんと彼女は公爵家の孫だった。
正体を明かして迷惑料としてお金をせびろうと考えていたフェリシアだったが、それを言い出す事も出来ないままズルズルと公爵家で暮らしていく事になり…。
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
婚約破棄されたトリノは、継母や姉たちや使用人からもいじめられているので、前世の記憶を思い出し、家から脱走して旅にでる!
山田 バルス
恋愛
この屋敷は、わたしの居場所じゃない。
薄明かりの差し込む天窓の下、トリノは古びた石床に敷かれた毛布の中で、静かに目を覚ました。肌寒さに身をすくめながら、昨日と変わらぬ粗末な日常が始まる。
かつては伯爵家の令嬢として、それなりに贅沢に暮らしていたはずだった。だけど、実の母が亡くなり、父が再婚してから、すべてが変わった。
「おい、灰かぶり。いつまで寝てんのよ、あんたは召使いのつもり?」
「ごめんなさい、すぐに……」
「ふーん、また寝癖ついてる。魔獣みたいな髪。鏡って知ってる?」
「……すみません」
トリノはペコリと頭を下げる。反論なんて、とうにあきらめた。
この世界は、魔法と剣が支配する王国《エルデラン》の北方領。名門リドグレイ伯爵家の屋敷には、魔道具や召使い、そして“偽りの家族”がそろっている。
彼女――トリノ・リドグレイは、この家の“戸籍上は三女”。けれど実態は、召使い以下の扱いだった。
「キッチン、昨日の灰がそのままだったわよ? ご主人様の食事を用意する手も、まるで泥人形ね」
「今朝の朝食、あなたの分はなし。ねえ、ミレイア? “灰かぶり令嬢”には、灰でも食べさせればいいのよ」
「賛成♪ ちょうど暖炉の掃除があるし、役立ててあげる」
三人がくすくすと笑うなか、トリノはただ小さくうなずいた。
夜。屋敷が静まり、誰もいない納戸で、トリノはひとり、こっそり木箱を開いた。中には小さな布包み。亡き母の形見――古びた銀のペンダントが眠っていた。
それだけが、彼女の“世界でただ一つの宝物”。
「……お母さま。わたし、がんばってるよ。ちゃんと、ひとりでも……」
声が震える。けれど、涙は流さなかった。
屋敷の誰にも必要とされない“灰かぶり令嬢”。
だけど、彼女の心だけは、まだ折れていない。
いつか、この冷たい塔を抜け出して、空の広い場所へ行くんだ。
そう、小さく、けれど確かに誓った。
伯爵令嬢の前途多難な婚活──王太子殿下を突き飛ばしたら、なぜか仲良くなりました
森島菫
恋愛
シャーロット・フォード伯爵令嬢。
社交界に滅多に姿を見せず、性格も趣味も交遊関係も謎に包まれた人物──と言えばミステリアスな女性に聞こえるが、そんな彼女が社交界に出ない理由はただ一つ。
男性恐怖症である。
「そのままだと、何かと困るでしょう?」
「それはそうなんだけどおおおお」
伯爵家で今日も繰り返される、母と娘の掛け合い。いつもなら適当な理由をつけて参席を断るのだが、今回ばかりはそうもいかない。なぜなら「未婚の男女は全員出席必須」のパーティーがあるからだ。
両親は、愛娘シャーロットの結婚を非常に心配していた。そんな中で届いたこのパーティーの招待状。伯爵家の存続の危機を救ってもらうべく、彼らは気乗りしない娘を何とか説得してパーティーに向かわせた。
しかし当日、シャーロットはとんでもない事態を引き起こすことになる。
「王太子殿下を、突き飛ばしてしまったのよ」
「「はぁっ!?」」
男性恐怖症のシャーロットが限界になると発動する行動──相手を突き飛ばしてしまうこと──が、よりにもよってこの国の王太子に降りかかったのである。
不敬罪必死のこの事態に、誰もが覚悟を決めた。
ところが、事態は思わぬ方向へ転がっていき──。
これは、社交を避けてきた伯爵令嬢が腹を括り、結婚を目指して試行錯誤する話。
恋愛あり、改革あり、試練あり!内容盛りだくさんな伯爵令嬢の婚活を、お楽しみあれ。
【番外編の内容】
アンジェリアは、由緒正しいフォード伯爵家の次女として生まれた。
姉シャーロットと弟ウィルフレッドは貴族社会の一員として暮らしているが、アンジェリアは別の道を選びたかった。
「私、商人になりたい」
いつからか抱いたその夢を口にしてから、彼女の人生は大きく変化することとなる。
シャーロットが王太子ギルバートと関わりを深める裏で繰り広げられていた、次女アンジェリアの旅路。
衣食住に困ることのなかった令嬢生活を捨て、成功する保証の無い商人として暮らすことを決めた彼女を待ち受けている景色とは?
※完結した本編との絡みもありつつ物語が進んでいきます!こちらもぜひ、お楽しみいただければ嬉しいです。