転生したら貴族子息だった俺は死に場所を求める

リョウ

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第2章

タイムリミット

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   俺たちの家

そう思えることが幸せって感情を知った

でもそれも数えていったらすぐだろうな

俺自身にごめんなさい

僕は生まれ変わって転生してもわずかな命しか生きられなくて

「アル?」

はっと声の方へ顔を向けた

帰ってきて靴をぬいで小さなテーブルと椅子があって

いつもの部屋

「ユーリ」

話さなきゃいけないかな

ぐるぐると回るせめてあと3ヶ月いや残り時間半年まではユーリには内緒にしたい

俺のワガママを神様どうか許してください

この優しい人に今から背負わせるなんてできないから

「どうして外に出た?。前から言ってただろ夜はでないって」

ビクッと肩があがってしまう

「ついうっかりね。この街に来てから夜の街は見たことないから定食屋さんのデアなら大丈夫かなって」

「ごめんアル怒ってるんじゃないんだ」
ガタッとユーリが立って俺をそのまま抱きしめた。

「暖かいねユーリは」

僕はこんなにも想ってもらえてるんだ

ありがとう ユーリ

最高の友達だよ

僕は......君を1人にさせちゃうんだ

嬉しい気持ちと後悔に僕は背負わなくちゃいけないんだね

「今日は寝よう。ずっと抱きしめててやるからさ。」

「うん!」

ユーリと2人抱きしめあって眠るユーリの心臓の音がトクトクと聞こえてくる

この音は忘れない

最後まで......

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