23 / 33
第六章 王子様と一緒にパーティーを開きます
6-1 とっておきのサプライズを披露しますね
しおりを挟む
バーベナが王城にやってきてから二週間たった。
その間妃教育として、歴史やマナーなどの授業をこれでもかというほど詰め込まれたハードな毎日を送っている。
ただ魔法以外の話に触れるのが初めてだったバーベナからしてみれば、すべてが新鮮だった。
尻込みしたのは最初だけ。
いざ授業を受けてみると、知らない知識がどんどん増えて楽しいばかりだった。
身内の贔屓目かもしれないが、教師たちは「妃殿下は海綿のようになんでも吸収されている」と口を揃えて褒めてくれる。
人間、褒められれば嬉しいもの。俄然やる気が出てきた。
なお、扉の封印強化は順調に進んでいる。
魔物による怪我人が出ても困らないよう、ミアンに回復薬を持たせてシネイドのところまでお使いを頼んでいるが、今のところ大きな被害が出たという話は聞かない。
扉自体は国境近く、大神殿の地下にある。
王家の霊廟としても知られている有名な場所だ。
だが歴代の王たちが収められている棺の間よりもさらに奥深く――階段を降りていった先に、魔界と人間界を隔てる重要な扉があることは、ほとんどの人間が知らないだろう。
それも一見すると、大理石の壁に囲まれた、ただの美しい装飾の扉にしか見えない。
肝心の封印のほうも、さほど難しくない。
扉の前に立ち、ディアルムドとバーベナの融合した魔力を注ぐだけ。
恥ずかしい話、毎日夫婦らしく過ごしていればほぼ問題ないのだ。
もっとも魔法使いの少なくなった今の世界では、そんな簡単なことさえ難しい状況だが。
「ディアルムド様!」
そんなある日、バーベナは晩餐の席で悲鳴を上げた。
「鳥じゃないんですから、こ、このようなことは……はしたないと言いますか……」
「まるで求愛給餌のようですね」
どういうわけか、ディアルムドはバーベナを膝の上に乗せながら、食後のデザートを手ずから食べさせている。
マナー教師も真っ青になる光景だろう。
反面、使用人たちは『クールな殿下がなんて珍しいんでしょう』と驚きつつも、『新婚ですからね』と生温い視線を向けている。
――普通の王族はこんなことしないわ。というか貴族でも……ううん、平民でもしないかも……。
「ディアルムド様!」
もう一度嗜めるように呼びかけてみたものの、真っ赤な顔ではなんの説得力もない。
心臓がドキドキしすぎて痛かった。
妃教育が進むにつれ、少しずつ自分に自信が芽生えてきているものの、ディアルムドとの触れ合いについてはいっこうに慣れなかった。
「夫が妻を溺愛して何が悪いんです?」
ディアルムドは少しも悪怯れずに、むしろこてんと首を傾げてみせた。
――これは……自分が正しいと思っている顔!! しかも、自分がどう見られているかわかっていてやっている顔!! くっ……それでも絵になる!!
顔面偏差値の高すぎる王子様に、バーベナは不満そうに口を尖らせる。
しかし腹が立っても最後まで憎めないのは、いつものことで。
「さあ、今日も俺が腕を振いましたから、早く食べましょうね」
頑張ったんです、と力説されてはこれ以上断るのも野暮だ。
そんなことをしては、スイーツ好きの名折れになる。
「ありがとうございます」
結局、口を開けるほかなかった。
ちなみに、食後のデザートはチョコと一緒に可愛らしく盛りつけられたソルベである。
一口食べると、羞恥プレイなどどうでもいいと思えるほど至福なひとときに浸れるから不思議だ。
「ああ……」
バーベナは両頬に手を当てながらうっとりと目を伏せた。
「美味しいです……幸せ……」
味はもちろん、彼がわざわざ作ってくれたこともバーベナをいっそう幸せな気持ちにしていた。
マナー教師によると、王族とは一人ひとり多忙なスケジュールを組んで行動しており、夫婦であっても二晩と一緒にいられないのが普通だとか。
以前のソーラスも、ディアルムドはバーベナ以上に忙しいと言っていたはずなのに。
お菓子に限らず、毎日欠かさずお花も贈られている。
それだけでもじゅうぶん驚きに値するのに、時間を見つけては今のように二人一緒に食事までしている。
――ディアルムド様の一日っていったいどうなっているのかしら? 休んでほしいとお願いしても、じゅうぶん休めていると言われてしまうし……もしかしたらディアルムド様だけ一日が五十時間くらいあるのかも?
最近、本気でそう思っている。
「あ、あの……その、毎日毎日疲れないんでしょうか? 扉の封印は以前よりもよくなって、魔物の出現も減ってきているんですよね?」
「ええ。あなたの力添えのおかげです。そろそろ扉へ行く間隔を空けてみてもいいかもしれません」
「そ、それなら寝室のほうも……」
当然、毎日一緒に眠っていることも付け加えておこう。
毎晩激しいので手加減してほしいとは言えないが。
「それとこれとは話が別ですよ。夫婦が同じ部屋で眠るのは当たり前のことです。使用人や下の者たちにいらぬ心配をかけたくありません」
間髪を入れずディアルムドが首を振った。さっきからずっと笑顔なのが怖い。
「で、ですが、これだけ忙しいんです。一日くらい手を抜いても、私は約束が違うと言って怒り出したりしませんから。ディアルムド様のお体が心配なんです。本当ですよ」
体が心配、という部分をあえて強調して言ってみたが、やはりというべきか、ディアルムドは笑顔で一蹴した。
「ありがとうございます。気持ちだけ受け取っておきましょう。ただ、これまで魔物討伐にかかっていた時間を別の時間にあてられるようになったので、以前ほどつらくはないんですよ。それに……」
ディアルムドは妙なところで言葉を区切ると、バーベナの顔を覗き込む。
アクアブルーの瞳には真剣な光が宿っている。
「それに?」
バーベナは彼から目を離せないまま、ごくりと唾を飲んだ。
「あなたのおっしゃる通り、王子としてやることは多いです。それは間違いない。正直に言うと、俺も人間ですから疲れることもあります。ですが、バーベナ、あなたとこうして触れ合っている時間が俺の唯一の癒やしなんです」
ディアルムドは低く、深い、愛情の籠った声で言う。
自然と『惚れている』という彼の言葉を思い出したバーベナは、じーんと胸が熱く痺れるのを感じた。
「癒やし、ですか?」
「はい。できれば……あなたも癒やしてあげたいと思っています。とくにあなたは城に来たばかり。王族の一員に加わった以上、肩にかかるプレッシャーは相当なものになります。俺はあなたを守りたいんですよ」
かつては孤独と重圧に耐えかねて、奇行や妄想に取り憑かれた王族もいたという。
ふと頭に思い浮かんだのは、病に伏せている国王の青白い顔だった。
妃教育が始まる前に一度だけ顔合わせをしている。
ただ死んだように眠る王を見ても、まったく可哀想には思えなかったが。
バーベナはソーラスとディアルムドから聞いた話を思い返しながら、神妙な顔で頷く。
「ありがとうございます……だけど、私は守られるだけじゃ嫌です」
今度は首を振って言い返すと、ディアルムドが目を丸くした。
「もちろんお花もお菓子も嬉しいですし、こうしてディアルムド様が気にかけてくださるのも本当にありがたいことだと思っていますが……」
事実、バーベナはディアルムドの思いやりに感動さえ覚えている。
「私もディアルムド様を守って差し上げたいんです……!」
妃教育を頑張っているのも、そのためだ。
ディアルムドが好きと自覚してからは、その思いは日増しに強くなっている。
だからこそ、このままではいけないと思っている。
自分は変わらなければならない。
――ううん。変わりたいの。
「ですから、今度の週末、とっておきのサプライズを披露しますね」
――これまでの成果を披露するわ!!
誰にも文句など言わせない。
そして一番は、ディアルムドに好きと伝えたい。
ついでに言うと、いつも彼に振り回されてばかりなので、たまには主導権を握って度肝を抜いてやりたいという気持ちもある。
意趣返しを想像したら、なんだかワクワクしてきた。
「それ、自分で言っちゃいますか」
相変わらずおもしろい人だ、とディアルムドがクスクスと笑い出した。
「週末というと、立食パーティーでしたね」
よっぽどおかしかったようで、ディアルムドはまだ肩を揺らしている。
それを見て、バーベナの中でよりいっそう覚悟が決まった。
「そうです。先生方のご指導のおかげで準備も滞りなく進んでいます。私が初めてディアルムド様の妃として公に顔を出す日にもなります」
「うーん、挙式のほうは先になることですし、俺はもう少し時間をかけてもいいと思いますが……」
「そんなに待っていられません!」
ハッキリ言うと、ディアルムドが小さく息を呑んだ。
「そうなんですか?」
「ええ」
「……なるほど。あなたが頑張るというなら、俺はその意見を尊重するまでです。週末を楽しみにしていますよ」
ディアルムドは先ほどとは打って変わって、柔らかな表情を浮かべた。
――さっきまで悪魔みたいに笑っていたくせに……。
まるで身の内から込み上げてくるような温かく、優しい笑みに、またしても不意を突かれて、バーベナの心臓がトクンと音を立てた。
その間妃教育として、歴史やマナーなどの授業をこれでもかというほど詰め込まれたハードな毎日を送っている。
ただ魔法以外の話に触れるのが初めてだったバーベナからしてみれば、すべてが新鮮だった。
尻込みしたのは最初だけ。
いざ授業を受けてみると、知らない知識がどんどん増えて楽しいばかりだった。
身内の贔屓目かもしれないが、教師たちは「妃殿下は海綿のようになんでも吸収されている」と口を揃えて褒めてくれる。
人間、褒められれば嬉しいもの。俄然やる気が出てきた。
なお、扉の封印強化は順調に進んでいる。
魔物による怪我人が出ても困らないよう、ミアンに回復薬を持たせてシネイドのところまでお使いを頼んでいるが、今のところ大きな被害が出たという話は聞かない。
扉自体は国境近く、大神殿の地下にある。
王家の霊廟としても知られている有名な場所だ。
だが歴代の王たちが収められている棺の間よりもさらに奥深く――階段を降りていった先に、魔界と人間界を隔てる重要な扉があることは、ほとんどの人間が知らないだろう。
それも一見すると、大理石の壁に囲まれた、ただの美しい装飾の扉にしか見えない。
肝心の封印のほうも、さほど難しくない。
扉の前に立ち、ディアルムドとバーベナの融合した魔力を注ぐだけ。
恥ずかしい話、毎日夫婦らしく過ごしていればほぼ問題ないのだ。
もっとも魔法使いの少なくなった今の世界では、そんな簡単なことさえ難しい状況だが。
「ディアルムド様!」
そんなある日、バーベナは晩餐の席で悲鳴を上げた。
「鳥じゃないんですから、こ、このようなことは……はしたないと言いますか……」
「まるで求愛給餌のようですね」
どういうわけか、ディアルムドはバーベナを膝の上に乗せながら、食後のデザートを手ずから食べさせている。
マナー教師も真っ青になる光景だろう。
反面、使用人たちは『クールな殿下がなんて珍しいんでしょう』と驚きつつも、『新婚ですからね』と生温い視線を向けている。
――普通の王族はこんなことしないわ。というか貴族でも……ううん、平民でもしないかも……。
「ディアルムド様!」
もう一度嗜めるように呼びかけてみたものの、真っ赤な顔ではなんの説得力もない。
心臓がドキドキしすぎて痛かった。
妃教育が進むにつれ、少しずつ自分に自信が芽生えてきているものの、ディアルムドとの触れ合いについてはいっこうに慣れなかった。
「夫が妻を溺愛して何が悪いんです?」
ディアルムドは少しも悪怯れずに、むしろこてんと首を傾げてみせた。
――これは……自分が正しいと思っている顔!! しかも、自分がどう見られているかわかっていてやっている顔!! くっ……それでも絵になる!!
顔面偏差値の高すぎる王子様に、バーベナは不満そうに口を尖らせる。
しかし腹が立っても最後まで憎めないのは、いつものことで。
「さあ、今日も俺が腕を振いましたから、早く食べましょうね」
頑張ったんです、と力説されてはこれ以上断るのも野暮だ。
そんなことをしては、スイーツ好きの名折れになる。
「ありがとうございます」
結局、口を開けるほかなかった。
ちなみに、食後のデザートはチョコと一緒に可愛らしく盛りつけられたソルベである。
一口食べると、羞恥プレイなどどうでもいいと思えるほど至福なひとときに浸れるから不思議だ。
「ああ……」
バーベナは両頬に手を当てながらうっとりと目を伏せた。
「美味しいです……幸せ……」
味はもちろん、彼がわざわざ作ってくれたこともバーベナをいっそう幸せな気持ちにしていた。
マナー教師によると、王族とは一人ひとり多忙なスケジュールを組んで行動しており、夫婦であっても二晩と一緒にいられないのが普通だとか。
以前のソーラスも、ディアルムドはバーベナ以上に忙しいと言っていたはずなのに。
お菓子に限らず、毎日欠かさずお花も贈られている。
それだけでもじゅうぶん驚きに値するのに、時間を見つけては今のように二人一緒に食事までしている。
――ディアルムド様の一日っていったいどうなっているのかしら? 休んでほしいとお願いしても、じゅうぶん休めていると言われてしまうし……もしかしたらディアルムド様だけ一日が五十時間くらいあるのかも?
最近、本気でそう思っている。
「あ、あの……その、毎日毎日疲れないんでしょうか? 扉の封印は以前よりもよくなって、魔物の出現も減ってきているんですよね?」
「ええ。あなたの力添えのおかげです。そろそろ扉へ行く間隔を空けてみてもいいかもしれません」
「そ、それなら寝室のほうも……」
当然、毎日一緒に眠っていることも付け加えておこう。
毎晩激しいので手加減してほしいとは言えないが。
「それとこれとは話が別ですよ。夫婦が同じ部屋で眠るのは当たり前のことです。使用人や下の者たちにいらぬ心配をかけたくありません」
間髪を入れずディアルムドが首を振った。さっきからずっと笑顔なのが怖い。
「で、ですが、これだけ忙しいんです。一日くらい手を抜いても、私は約束が違うと言って怒り出したりしませんから。ディアルムド様のお体が心配なんです。本当ですよ」
体が心配、という部分をあえて強調して言ってみたが、やはりというべきか、ディアルムドは笑顔で一蹴した。
「ありがとうございます。気持ちだけ受け取っておきましょう。ただ、これまで魔物討伐にかかっていた時間を別の時間にあてられるようになったので、以前ほどつらくはないんですよ。それに……」
ディアルムドは妙なところで言葉を区切ると、バーベナの顔を覗き込む。
アクアブルーの瞳には真剣な光が宿っている。
「それに?」
バーベナは彼から目を離せないまま、ごくりと唾を飲んだ。
「あなたのおっしゃる通り、王子としてやることは多いです。それは間違いない。正直に言うと、俺も人間ですから疲れることもあります。ですが、バーベナ、あなたとこうして触れ合っている時間が俺の唯一の癒やしなんです」
ディアルムドは低く、深い、愛情の籠った声で言う。
自然と『惚れている』という彼の言葉を思い出したバーベナは、じーんと胸が熱く痺れるのを感じた。
「癒やし、ですか?」
「はい。できれば……あなたも癒やしてあげたいと思っています。とくにあなたは城に来たばかり。王族の一員に加わった以上、肩にかかるプレッシャーは相当なものになります。俺はあなたを守りたいんですよ」
かつては孤独と重圧に耐えかねて、奇行や妄想に取り憑かれた王族もいたという。
ふと頭に思い浮かんだのは、病に伏せている国王の青白い顔だった。
妃教育が始まる前に一度だけ顔合わせをしている。
ただ死んだように眠る王を見ても、まったく可哀想には思えなかったが。
バーベナはソーラスとディアルムドから聞いた話を思い返しながら、神妙な顔で頷く。
「ありがとうございます……だけど、私は守られるだけじゃ嫌です」
今度は首を振って言い返すと、ディアルムドが目を丸くした。
「もちろんお花もお菓子も嬉しいですし、こうしてディアルムド様が気にかけてくださるのも本当にありがたいことだと思っていますが……」
事実、バーベナはディアルムドの思いやりに感動さえ覚えている。
「私もディアルムド様を守って差し上げたいんです……!」
妃教育を頑張っているのも、そのためだ。
ディアルムドが好きと自覚してからは、その思いは日増しに強くなっている。
だからこそ、このままではいけないと思っている。
自分は変わらなければならない。
――ううん。変わりたいの。
「ですから、今度の週末、とっておきのサプライズを披露しますね」
――これまでの成果を披露するわ!!
誰にも文句など言わせない。
そして一番は、ディアルムドに好きと伝えたい。
ついでに言うと、いつも彼に振り回されてばかりなので、たまには主導権を握って度肝を抜いてやりたいという気持ちもある。
意趣返しを想像したら、なんだかワクワクしてきた。
「それ、自分で言っちゃいますか」
相変わらずおもしろい人だ、とディアルムドがクスクスと笑い出した。
「週末というと、立食パーティーでしたね」
よっぽどおかしかったようで、ディアルムドはまだ肩を揺らしている。
それを見て、バーベナの中でよりいっそう覚悟が決まった。
「そうです。先生方のご指導のおかげで準備も滞りなく進んでいます。私が初めてディアルムド様の妃として公に顔を出す日にもなります」
「うーん、挙式のほうは先になることですし、俺はもう少し時間をかけてもいいと思いますが……」
「そんなに待っていられません!」
ハッキリ言うと、ディアルムドが小さく息を呑んだ。
「そうなんですか?」
「ええ」
「……なるほど。あなたが頑張るというなら、俺はその意見を尊重するまでです。週末を楽しみにしていますよ」
ディアルムドは先ほどとは打って変わって、柔らかな表情を浮かべた。
――さっきまで悪魔みたいに笑っていたくせに……。
まるで身の内から込み上げてくるような温かく、優しい笑みに、またしても不意を突かれて、バーベナの心臓がトクンと音を立てた。
28
あなたにおすすめの小説
『階段対策会議(※恋愛)――年上騎士団長の健康管理が過剰です』
星乃和花
恋愛
【完結済:全9話】
経理兼給仕のクラリスは、騎士団で働くただの事務員――のはずだった。
なのに、年上で情緒に欠ける騎士団長グラントにある日突然こう言われる。
「君は転倒する可能性がある。――健康管理対象にする」
階段対策会議、動線の変更、手をつなぐのは転倒防止、ストール支給は防寒対策。
全部合理的、全部正しい。……正しいはずなのに!
「頬が赤い。必要だ」
「君を、大事にしたい」
真顔で“強い言葉”を投下してくる団長に、乙女心を隠すクラリスの心拍数は業務超過。
さらに副団長ローレンは胃薬片手に「恋は会議にするな!!」と絶叫中!?
これは健康管理?それとも恋愛?
――答え合わせの前に、まず“階段(概念)“をご確認ください。
ドルイデスは忌み子将軍に溺愛される
毒島醜女
恋愛
母の死後引き取られた叔父一家から召使として搾取され、手込めにされそうになった少女、羽村愛梨。
馴染みの場所であった神社に逃げると、異世界にいた。「神樹により導かれたのね」とドルイデスと呼ばれる魔女が愛梨を拾った。異世界に救われ、ドルイデスから魔法を教わりながら田舎で過ごしていく。現世では味わえなかった温かな人の温もりに、もう何も望むまいと思っていた。
先代のドルイデス=先生が亡くなり、村の外れで静かに暮らすアイリ。
そんな彼女の元に、魔獣討伐で負傷した将軍、ウルリクが訪ねてくる。
離れで彼を看病していくうちに、不器用で、それでいて真っすぐな彼に惹かれていくアイリ。
こんな想いを抱く事はないと、思っていたのに。
自分の想いに嘘がつけず、アイリはウルリクに縋りつく。
だがそれは、ウルリクにとって願ってもない頼みであり、もう決して逃れる事の出来ない溺愛の始まりであった…
【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~
双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。
なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。
※小説家になろうでも掲載中。
※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
男嫌いな王女と、帰ってきた筆頭魔術師様の『執着的指導』 ~魔道具は大人の玩具じゃありません~
花虎
恋愛
魔術大国カリューノスの現国王の末っ子である第一王女エレノアは、その見た目から妖精姫と呼ばれ、可愛がられていた。
だが、10歳の頃男の家庭教師に誘拐されかけたことをきっかけに大人の男嫌いとなってしまう。そんなエレノアの遊び相手として送り込まれた美少女がいた。……けれどその正体は、兄王子の親友だった。
エレノアは彼を気に入り、嫌がるのもかまわずいたずらまがいにちょっかいをかけていた。けれど、いつの間にか彼はエレノアの前から去り、エレノアも誘拐の恐ろしい記憶を封印すると共に少年を忘れていく。
そんなエレノアの前に、可愛がっていた男の子が八年越しに大人になって再び現れた。
「やっと、あなたに復讐できる」
歪んだ復讐心と執着で魔道具を使ってエレノアに快楽責めを仕掛けてくる美形の宮廷魔術師リアン。
彼の真意は一体どこにあるのか……わからないままエレノアは彼に惹かれていく。
過去の出来事で男嫌いとなり引きこもりになってしまった王女(18)×王女に執着するヤンデレ天才宮廷魔術師(21)のラブコメです。
※ムーンライトノベルにも掲載しております。
下賜されまして ~戦場の餓鬼と呼ばれた軍人との甘い日々~
星森
恋愛
王宮から突然嫁がされた18歳の少女・ソフィアは、冷たい風の吹く屋敷へと降り立つ。迎えたのは、無愛想で人嫌いな騎士爵グラッド・エルグレイム。金貨の袋を渡され「好きにしろ」と言われた彼女は、侍女も使用人もいない屋敷で孤独な生活を始める。
王宮での優雅な日々とは一転、自分の髪を切り、服を整え、料理を学びながら、ソフィアは少しずつ「夫人」としての自立を模索していく。だが、辻馬車での盗難事件や料理の失敗、そして過労による倒れ込みなど、試練は次々と彼女を襲う。
そんな中、無口なグラッドの態度にも少しずつ変化が現れ始める。謝罪とも言えない金貨の袋、静かな気遣い、そして彼女の倒れた姿に見せた焦り。距離のあった二人の間に、わずかな波紋が広がっていく。
これは、王宮の寵姫から孤独な夫人へと変わる少女が、自らの手で居場所を築いていく物語。冷たい屋敷に灯る、静かな希望の光。
⚠️本作はAIとの共同製作です。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる