警部補植村浩二~15年前の事件~

しんたろう

文字の大きさ
4 / 15

しおりを挟む
田中の妻は閉鎖病棟に入ってからも、
夫を訴えるつもりだった。
田中が替えた、閉鎖病棟に1つしかない、
病院の固定電話から警察に連絡を入れる。

音声を変えて、AIの田中は言った。

「はい、警視庁です」
「10年前事件ですが、夫が殺害にかかわっている可能性があるんです」
「どうゆう事でしょう?」
「もう事件は時効寸前ですが、私も長くないので、この事件の人のために電話しました、
それと夫を訴えたいのですが」
「しばらくおまちください」
「本庁の警察に来てほしいのですが・・・」
「何処になりますか、名前を」

妻は名前と病院の所在地を言う。

「田中律子」

後、病院の住所を言った。

AIは言う「この住所だと管轄が違います。地元の警察の電話番号を言いますので、
そこにかけてください」
「いえ、夫は15年前、東京にいましたから、事件は本庁の警察が知っていると思うんですが・・・、しかもこうゆう問題、本庁でないと対応できないと思うのですが・・・」
AIは「どういった事件ですか?。15年前に夫の元妻の順子さんとゆう患者が行方不明なのですが、
順子さんは自宅療養していて、担当医は夫で夫は発がん性の物質を院内処方でその病院の薬から出していたみたいなんです・・・。その順子さんは行方不明です。夫はカルテを書き替えて別のカルテにしていました。当時夫は親がお金を管理をしていてくれないみたいで、お金で困っていて順子さんの暗証番号もネットグループで回していて、カードも裏でたまに使って遊びで引き出していたみたいで・・・順子さん困っていたみたいで・・・口論になって、夫の口座にしたみたいです」

AIが、本庁の対応者の声で、
「その事件の管轄は本庁ではなく、地元の警察に連絡してください」
「もっと詳しく」妻は言う。
対応係が「犯罪上の問題があるので警察の規則ですから」
妻は地元の警察に連絡する。

「わかりました、地元県警に連絡しておきますので、電話番号を言います」

妻は紙に、電話番号をメモると、その警察に電話を入れる。

「もしもし」

そして警察に来てほしいと訴えたいの連絡をいれる。

AIは言う「わかりました。8日の5時に病院に行きます」

警察署の人間ふりをしてAIで音声を変えて田中は言った。

それから田中は山崎に連絡を入れる。

「お願いがあるんだが・・・。お礼はたくさんあげるから」

と言う。

「なんでしょう?」

田中の家に来た山崎に、

「山崎さんの知り合いに警察マニアがいるって聞きましたが。
「ええ」
「その人と会いたいな」田中は言う。

山崎はその子に電話をかけて来てもらう。

「お礼はたくさんするから」
「何をすればいいんですか?」
「お金は出すから警察マニアの人から警察の服装を借りて、警察8日の5時に閉鎖病棟の妻の所にいってほしいんだ。この制服を着て・・・。そして話を聞いて、手続きますると言っておいてほしい」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

無用庵隠居清左衛門

蔵屋
歴史・時代
前老中田沼意次から引き継いで老中となった松平定信は、厳しい倹約令として|寛政の改革《かんせいのかいかく》を実施した。 第8代将軍徳川吉宗によって実施された|享保の改革《きょうほうのかいかく》、|天保の改革《てんぽうのかいかく》と合わせて幕政改革の三大改革という。 松平定信は厳しい倹約令を実施したのだった。江戸幕府は町人たちを中心とした貨幣経済の発達に伴い|逼迫《ひっぱく》した幕府の財政で苦しんでいた。 幕府の財政再建を目的とした改革を実施する事は江戸幕府にとって緊急の課題であった。 この時期、各地方の諸藩に於いても藩政改革が行われていたのであった。 そんな中、徳川家直参旗本であった緒方清左衛門は、己の出世の事しか考えない同僚に嫌気がさしていた。 清左衛門は無欲の徳川家直参旗本であった。 俸禄も入らず、出世欲もなく、ただひたすら、女房の千歳と娘の弥生と、三人仲睦まじく暮らす平穏な日々であればよかったのである。 清左衛門は『あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって千歳と弥生の幸せだけを願い、最後は無欲で死にたい』と思っていたのだ。 ある日、清左衛門に理不尽な言いがかりが同僚立花右近からあったのだ。 清左衛門は右近の言いがかりを相手にせず、 無視したのであった。 そして、松平定信に対して、隠居願いを提出したのであった。 「おぬし、本当にそれで良いのだな」 「拙者、一向に構いません」 「分かった。好きにするがよい」 こうして、清左衛門は隠居生活に入ったのである。

処理中です...